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大谷翔平
www.seotaro.com
うちの淡水魚飼育水槽では水温が上がりすぎないよう、常にファンを回しています。水槽用クーラーと比べると能力は低いですが、音が静かで消費電力も低いので手軽です。ただ、気化熱を利用しているので水量が激しく減るのが難点です。 拙記事「Arduinoでネットワーク温度計」で温度の測定ができるようになったので、水温に連動したファンのコントロールもやってみたいと思います。 まずはファン単体で実験してみます。 これが水槽で使っているファンで一般的なPC用を流用しています。高い物ではありませんが静音タイプでほぼ無音、何年も使ってますが耐久性も問題ありません。 LEDを点滅させる場合はArduinoのDIGITAL OUTで簡単にできますが、ファンは電流が大きいので直接スイッチすることが出来ません。ファンに1.32 [W]と書いてあるので、電流は0.11 [A](= 1.32 [W] / 12 [V])
まずは温度を測定するセンサー部分から手を付けます。水槽内で使うのでしっかりと防水処理をやっておきます。 電子工作では一般的な「LM35」というセンサーを使います。 LM35は温度に比例した電圧が出力されます。Arduinoでこの電圧を読み取って温度に換算します。 センサー部分の回路です。C1はパスコン、R1・C2はダンパーでLM35の足に直接はんだ付けします。R1は温度による抵抗値の変化を避けるため酸化金属皮膜抵抗にしてます。コードは2mの2芯シールド線でArduino側はコネクターにしました。 LM35のデータシートそのままですが、このパスコン・ダンパーを省略すると出力電圧が安定せず使い物になりませんでした。 出来るだけコンパクトにはんだ付けしてエポキシ接着剤で固めました。測定に影響しそうなのでLM35の頭は樹脂で被わずに露出させてます。 とりあえず4セット作っておきました。
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