サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
yokoimoppo.hatenadiary.com
坪内祐三と福田和也が2002年から2018年まで週刊誌『SPA!』で行っていた連載対談の表題一覧である。★は単行本未収録を示す。脚注は単行本収録時の改題を示す。VOL.024は飛ばされたため欠落していると思われる。 単行本化第①弾『暴論・これでいいのだ!』から第⑥弾『羊頭狗肉』までがカバーしているのはVOL.001~550であるが、単行本収録数は第①弾80回・第②弾70回・第③弾50回・第④弾50回・第⑤弾50回・第⑥弾65回の計365回分であり、単行本未収録数は計184回分である。これに単行本化されていないVOL.551~706の156回分を加えると全705回の内の340回分が現在のところ単行本未収録ということである。 ①『暴論・これでいいのだ!』、坪内祐三✕福田和也、扶桑社、2004年11月20日初版第1刷発行 構成/石丸元章 協力/石黒隆之 テキサス・アウトローズ写真提供/昭和プロレ
昨日は、二つの展覧会と二本の映画と、一本のピノ・ノワールと、一杯のジン・トニックと一杯のホワイト・ラベルと、約四杯のラムと一杯のストラス・コノンを摂取しました。— 福田和也 (@TONKATUOOJI) 2010年4月2日 で、最高は『息もできない』、あらゆる仕事、用事をぶっとばして、すぐに見にいくぺき。最盛期の北野武の百倍すごい。完全にやられました。— 福田和也 (@TONKATUOOJI) 2010年4月2日 主演・脚本・監督のヤン・イクチェンは、まだ三十五歳。正規の映画教育を受けていない。スラム街の自宅を売り飛ばして、この処女作を制作した。— 福田和也 (@TONKATUOOJI) 2010年4月2日 今、新幹線タマフル聴きながら知ったが、おお、『ザ・シネマハスラー』次回、『息もできない』か!!北野武映画と比較する人が多いのだが……。北野武の最盛期の100倍凄いとか、十分、その書き方
(『諸君!』1997年11月号, pp.210-222) 著者/書名初刊行年版元・刊行形態 山田宗陸『危険な思想家』昭和40年光文社 本田秋五『物語戦後文学史』昭和41年岩波同時代ライブラリー(上中下) 福田恆存『一匹と九十九匹と』昭和22年文藝春秋(福田恆存全集1巻収録) 林達夫『共産主義的人間』昭和26年中公文庫 小泉信三『共産主義批判の常識』昭和24年講談社学術文庫 高杉一郎『極光のかげに』昭和25年岩波文庫 竹内好『日本イデオロギー』昭和27年筑摩書房 葦津珍彦『永遠の維新者』昭和50年葦書房 末松太平『私の昭和史』昭和38年みすず書房 吉田満『戦艦大和ノ最期』昭和27年講談社文芸文庫 大宅壮一『「無思想人」宣言』昭和24年新潮社 花田清輝『復興期の精神』昭和21年講談社学術文庫 鶴見俊輔『共同研究 転向』昭和34年平凡社全3巻 吉本隆明『共同幻想論』昭和43年角川文庫 丸山真男『
(『小説トリッパー』1998秋季号, pp.132-139) 1 まず「土地カン」を得るために 柳田國男『明治大正史世相篇』(講談社学術文庫) 加藤秀俊/前田愛『明治メディア考』(中公文庫) 生方敏郎『明治大正見聞史』(中公文庫) 内田魯庵『思い出す人々』(岩波文庫) 2 長尺物に挑戦する 伊藤整『日本文壇史』(講談社文芸文庫) 石井研堂『明治事物起原』(ちくま学芸文庫) 『朝日新聞の記事にみる······』シリーズ(朝日文庫) 3 きわめつきのこの日記 依田学海『学海日録』(岩波書店) 4 ヴィジュアル物を二つ 『東京空間 1868―1930』(筑摩書房) 小沢健志『幕末・明治の写真』(ちくま学芸文庫) 5 自伝と伝記の傑作 田山花袋『東京の三十年』(講談社文芸文庫) 岡本綺堂『明治劇談ランプの下にて』(岩波文庫) 高村光雲『幕末維新懐古談』(岩波文庫) 結城禮一郎『旧幕新撰組の結城無二
発端は四方田犬彦が「ガロ」に連載していた日録「犬も歩けば」の1996年1月分の記述の一部であろう。 一月二日 十人ほどが新年会に来る。こないだ上海で買ってきたアヒルを料理する。わりとうまくできた。出口三奈子・良兄妹*1がイクラとタラコとオキヅケをどっさりもってきてくれる。ニーナとトシが東大の上佑クンという渾名の学生を連れてきた。なるほどそっくりだ。東浩紀というこの学生はひとりでデリダだとか、ドゥルーズだとか、誰もここではわからないことを酔っ払って叫んでいる。NYではどんなパーティでもこうした場違いな人物が一人は混じっていたものだった。最後に辰ちゃんが呑み足りない連中を連れて、新宿のゲイバーに引張っていく。 クラコフのアンナ・シュリヴァからカードが来る。なつかしさでいっぱいになる。あのおとぎ話のような邑に行ったのは、もう四年もまえのことだ。 ❝四方田犬彦「一九九六年 高輪」(『星とともに走る
花田黎門「花田清輝とその妻トキ」(『新日本文学』2004年1月号, pp.73-74) 外で暴力を振るうことはなかったが、家庭では今で言う家庭内暴力の気があったと思う。気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返したり、灰皿を投げたりすることが多々あった。原町の家の天井にはこのとき飛び散った味噌汁の跡が最近取り壊すまで残っていた。こういう時の清輝はまったくわがまま一杯に育てられたお坊ちゃんという感じだった。福岡の花田家には他に男子がいたが、若くして死んだので、清輝が跡取りとしてタネに大事にわがまま一杯に育てられたようだ。ただこの死んだ男子が清輝の兄弟だったのか、タネの兄弟だったかは不明である。 私も理由は忘れたが棒を振り回す清輝に庭の隅に追い詰められた記憶があるし、トキが蹴られたとわき腹を押さえていたことも一度や二度ではなかった。 もう別れたらと言ったようにも思うのだが、トキは「仕事に一生
大西巨人が2014年3月12日0時30分に死去し、日本経済新聞が同日22時48分に訃報記事*1を配信している。この記事で、大西巨人の没年齢は97歳と報じられた。1982年1月刊行の文春文庫版『神聖喜劇』第一巻以降、大西巨人の著書には1919年(8月)生れと記されてきたのであるから、没年齢は94歳のはずなのである。97歳と報じられ、疑義を抱いた人もいたのである。 3月13日5時31分に配信された朝日新聞の追悼記事「高雅な文章・ユーモア」*2の中で、近藤康太郎は次のように記している。 しかし、小説の主人公と作者を同一視する、日本的私小説の読み方を極端に嫌った。しばしば年齢を3歳若く間違われて雑誌、新聞に書かれたが「どうでもいい。(若く書かれて)かえってよろしい」と語っていた。 3月13日12時頃、大西巨人の長男・大西赤人がツイッターで没年齢97歳と報じられた理由を説明した。12日未明に死去した
宮崎哲弥が選ぶ「二〇〇二年の気になった文学作品」 ①古谷実『ヒミズ』(講談社) ②いがらしみきお『Sink』(竹書房) ③ザ・バックホーン『心臓オーケストラ』の歌詞(ビクターエンタテイメント) ④トール・ノーレットランダーシュ『ユーザーイリュージョン 意識という幻想』(紀伊國屋書店) ⑤岡松和夫『無私の感触』(講談社) 宮崎哲弥のブックガイド 「ニッポン問題。」を考えるうえで 基本書3冊! 和辻哲郎『人間の学としての倫理学』(岩波書店) 丸山眞男『日本の思想』(岩波新書) 川島武宜『日本人の法意識』(岩波新書) 山本、小室による『日本教神学』の真髄! イザヤ・ベンダサン『日本教について』(文藝春秋) 山本七平『現人神の創作者たち』(文藝春秋) 山本七平、小室直樹『日本教の社会学』(講談社) 小室直樹『危機の構造』(中公文庫) 日本的関係主義を腑分けする 濱口惠俊『日本研究原論』(有斐閣)
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Hatena::Diary』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く