サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
kairiw.hatenablog.jp
政治哲学者マイケル・ウォルツァーが「イスラム主義と左派」を書いている(SYNODOS)。 1990年代以降のウォルツアーやローティ、ハーバーマスらの正戦論は個別に解読しなくてはならないが、このウォルツアーの提議についていえば、アメリカ&グローバル帝国主義への抵抗勢力に対して野蛮だとか時代錯誤という認定だけではむしろ抵抗勢力の支持層を増やすことにもなるのではないかとまずは釘を刺したい。敵対関係にある一方の勢力の価値に加担する前に、また最善の方策を捻出する前に、<敵>のすべてを理解すること。これは孫子の教えである。 イスラーム主義が西欧近代主義に対する絶望的な闘争であることは、19世紀スーフィズムのタリーカの闘争の展開からみれば明瞭に見える。また、オスマン帝国の壊滅過程からも。そうしてそれは、清の崩壊と江戸幕府崩壊とも重なる。個別には違うとはいえ、19世紀に大英帝国とロシア帝国の競合があり、新
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『難度海雑纂 imageopera log reel』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く