秋田県五城目町で、「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考えを持ち、消滅の危機にある古民家を村に見立てて再生させていく取り組みが始まりました。 「シェアビレッジ」と名付けられたこの活動は、多くの人が1つの家を支える仕組みを作り、全国の古民家をネットワークして村に変えていきながら、「100万人の村」をつくることを目指すというもの。 維持するのが大変な古民家と、人がいない地域のために、会員を集めて古民家の維持費とその土地に遊びに行く人を生み出そうという活動です。 シェアビレッジの仕組み シェアビレッジの仕組みは、まず人々に「年貢(NENGU)」と呼ばれる3,000円の年会費を支払ってもらい、会員になってもらうところから始まります。村民になった人たちは、自分の好きな時に自分の村へ行ったり、田舎体験をしたり、村民同士で交流したり、といったことが可能になります。 とはい