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アメリカ大統領選
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グーグルのストリートビューについて、追加の報告をさせてください。 グーグルからは何の連絡もないのですが、つい最近、念のためにストリートビューをのぞいてみたら、我が家の周辺の画像がすべて削除されていました。前回のブログで取り上げたように、明らかに私道から撮った画像ですので、全面削除を要請していましたが、ようやく対応してもらえたわけです。 ストリートビューの画面にある「ヘルプ」からアクセスできる「不適切な画像を報告」という連絡方法を使って、即刻削除を要請したのが確か9月半ばでした。削除された日時が不明なので正確ではありませんが、11月初め頃にはまだ公開されていましたから、削除されるまでに少なくとも1カ月半はかかったことになります。でも、きちんと要請すれば削除されることが一応実証できたわけですので、私道からの撮影された画像について公開を望まない方は、グーグルに連絡をとることをお勧めします。 それ
新しい社長が就任してしばらくすると、少なからぬ企業で組織が大きく変わります。前任者が運営した仕組みを当初は踏襲しつつも、社長業が軌道に乗り始めた頃には、自分の色を出したいという思いに駆られるのでしょう。それは、事業ごとの独立性を高める改革だったり、逆に各事業の連携を重視して横串を通す組織を設ける場合もあります。こうした正反対と思える改革が、トップが交代するたびに行われるケースが少なくありません。そこに存在するのは、縦割り組織の強化による事業力のアップと、部署優先主義の弊害をなくすことの両立の難しさでしょう。 朝日新聞社が1日付の紙面で詳報した編集局の組織改革(1日付)は、長野支局の記者が書いた嘘のメモをもとに生まれた昨秋の誤報などの反省に立ち、「出直しを誓い、(中略)その決意を具体化する一環」といいます。改革は社全体ではなく編集局に限ったものですが、そこにある問題意識も縦割り組織の弊害打破
「もったいない」をキャッチフレーズに、7月初めの滋賀県知事選で当選した嘉田由紀子さんの記者会見というか、講演を日本記者クラブで聴いてきました。処理すべき案件に追われ、この半年余りは朝から晩まで東京・大手町の本社内で棲息する、完璧な内勤状態に陥っていたので、外の空気を吸うのは新鮮でした。余談ですが、私は記者会見に出たら基本的に質問の手を挙げることをモットーにしてきました。ただ、軟禁状態に長らくあったこともあり、今回は聴くことに専念した次第です。 嘉田さんが当選した当日は東京本社内にいて、大阪本社から送られてきた記事をもとに、東京本社発行分の紙面に仕上げました。社民党の福島瑞穂党首が、ここぞとばかりに喜びのコメントを出したことを覚えています。 いわく「社民党が支持し戦った、かだ由紀子候補が、自公民が推薦した現職知事を破り当選した。この結果を滋賀県民とともにまず喜びたい(中略)。社民党は、か
既に報じられていますが、談合事件で実弟が逮捕され、やめざるを得なくなった佐藤栄佐久前知事の後任を決める「出直し福島県知事選」の候補者選びで16日、民主党がドタバタ劇を演じました。自分のところで擁立するつもりだった福島県出身で42歳の女性弁護士を自民党に奪われてしまい、やむなく民主党の福島県連は、自民党との相乗り覚悟でこの女性弁護士への推薦を決定。ところが、知事選での相乗り禁止方針を打ち出している党本部の怒りを買い、その日の夜になって撤回するというお粗末ぶりを世間に見せてしまったのです。 地元の記者から届いた原稿を多少加工して、締め切りが一番早い紙面用に出した記事は「自民が擁立した候補への推薦を民主党の県連が決め、相乗りになる可能性もある」という内容でした。夜中になって「民主党が推薦を撤回!」という連絡を受け、記事を修正するため慌てて編集局内を走り、こちらもドタバタさせられてしまいました。
前回のエントリをめぐって、世論調査に関する質問のコメントをいただきました。世論調査を集計した生データは選挙の際などに見たことはあるものの、お恥ずかしいことに、世論調査の詳しい仕組みは新聞社に20年余り勤めながら知りませんでした。質問をいただいたのを奇貨として、調べてみたところ、日本経済新聞さん系列の日経リサーチさんが詳しい解説をHPに載せられていました。弊社も含めて、マスコミ各社はほぼ同様の仕組みをとっていると思われます。 いただいた質問をベースに紹介させていただくと、まずは電話調査の場合「電話をかけるのは何時頃ですか」ということですが、これは深夜帯を外した常識的な時間が基本でしょう。日経リサーチさんの説明では朝の9時から夜の9時半までが原則だそうです。真夜中にいきなり電話がかかってきたら憤慨して、協力してくれる人は少ないでしょうから、当然でしょう。 また、昼間の電話調査だと日中の会社
全国紙5紙の世論調査(産経新聞はFNNとの合同調査、以下「産経」と略)が出そろいました。全紙が、8月15日の「終戦の日」における小泉純一郎首相の参拝について尋ねています。賛成(「評価する」「良かった」との表現も含む)と反対(「評価しない」「するべきでなかった」との表現も含む)は次の通りでした。カッコの中は調査日です。 ●毎日(15-16日)賛成50% > 反対46% ●読売(15-16日)賛成52・6%> 反対39・1% ●日経(18-20日)賛成48% > 反対36% ●産経(19-20日)賛成41・4%< 反対44・6% ●朝日(21-22日)賛成49% > 反対37% この結果から言えることは、国民の半数前後は小泉首相の「8・15靖国参拝」に賛成であるものの、世論は二分している状況ということでしょう。ただ、一見して分かることですが、首相の靖
広島の原爆ドームと平和記念資料館を初めて訪れたのは、恥ずかしながら成人してからでした。資料館の展示品は、原爆がもたらした生き地獄を如実に伝えています。中身が真っ黒に焼けた弁当箱、ボロボロになった女学生の制服、人影が残った石、被爆者のケロイドの写真…。こみ上げてくる涙を抑えることが、ついにできなかったことを覚えています。 終戦の日の8月15日。小泉純一郎首相の靖国神社参拝でメディアは大騒ぎとなりました。上空からの映像がどれだけの意味を持つのかは疑問ですが、NHKはヘリコプターを飛ばして、首相の車列を捉えた映像を流していました。正確に言えば、車列はビルの合間から時折垣間見えただけに過ぎませんでしたが。15日朝刊の産経社説には「深く静かな鎮魂の一日に」という見出しがついていましたが、メディアが伝える情景からは、とても静かな鎮魂の日にはならなかったように感じられます。それはとても残念なことです。
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