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画力アップ
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主人公とゲストの関わりを通して話が進んでいき、各話完結でそのゲストの物語の結末にたどり着く。これが、カウボーイビバップの基本構成です。第1話に当てはめれば、アシモフという賞金首が話の主軸で、スパイクが彼を追いかけ、そして取り逃がすという話です。 しかし今回はなぜか、主人公と密接にからんでこない、もう一つの軸があります。それは「カテリーナ」の物語です。組織を抜け出したアシモフと火星に逃げようとしていたカテリーナ。しかし追い詰められたアシモフは、カテリーナを気遣う事すら出来なくなり、肉体も精神も壊れてしまう。そして逃げ切れないと悟ったカテリーナは、愛した人を殺し自ら命を絶つ。このカテリーナの物語は、スパイクがいなくとも結果は変わらなかったでしょう。そしてはっきり言ってしまえば、スパイクはこの物語には関わったわけではなく、見ていただけです。 なぜカテリーナを出さなければならなかったのか?アシモフ
以上のように結論づけたいと思います。正直な感想としては、もう少しエドを丁寧に描いてくれれば……という気がしてなりません。 前半の構成を例に上げれば、フェイの感情は分かりやすく、ビバップ号以外にもエドを受け入れてくれる孤児院、エドの父親、自分が思い出せない昔のクラスメート、そしてその家族、これらが次々と登場しラストに帰結していきます。しかしエドの変化は分かりづらく、フェイをとりまく状況としてしか登場していないような印象を受けました。またラストシーン。音楽も非常によく綺麗にまとめられているため、何となく感動してしまいますが、構成としてはラストまでのエドの感情の推移が分かりづらく、ラスト直前で突然、エドが主人公として主軸に現れたように感じてしまいました。 <追記> エドに関して。考察の良くないところは頭でっかちになって、なんでも理屈で考えてしまうところかもしれません。頭を空っぽにして今話を見てみ
薔薇色のキャンパスライフを夢見ながら、京都の大学に通う『私』。現実は理想とはほど遠く、不毛な並行世界を幾度となく繰り返す。 原作は森見登美彦の同名小説。2010年春「ノイタミナ」枠で放送。監督は『マインド・ゲーム』の湯浅政明。シリーズ構成・脚本は劇団ヨーロッパ企画の上田誠。OPはASIAN KUNG-FU GENERATION、EDは相対性理論のやくしまるえつこ。2010年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて、テレビ作品として初の大賞を受賞。 放送時、周りで見たと言う人がいなかった作品。オープニングがアジカン。エンディングがSUPERCARのいしわたり淳治さん+電気の砂原良徳さん+相対性理論のやくしまるえつこさん。そして原作は森見登美彦さんと、サブカル好きには受けそうなのに、なぜかサブカル好きの同僚達の話題にも上がっていなかった。しかしそういった意味では、「面白い作品だから見て」と
ちなみに『漠然と毎日を過ごしていた』という部分ですが、冒頭の真琴と友梨の会話「先のことは分かんないもん」「果てしないよねー」から取っています。 そして概略を受けてのストーリーとテーマの考察。 この物語をまとめれば、一度しかない今に対してどう向き合うか、という事が軸になっています。そう考えた時に、この物語は恋愛でもSFでもなく、いつまでも続くと思われた学生時代が終わりを迎え、将来への決断を迫られるという、誰もがぶつかる思春期を描いた青春映画だと言えるのではないでしょうか。 またテーマですが、「Time waits for no one」ではなく、それに対する真琴が出した答え、言葉にするとありきたりで薄っぺらくなってしまいますが、『一度きりの人生、しっかり前を見て生きる』というのが、テーマになるかと思います。また、今に向き合わなかった場合、ストーリー展開が良くない方向に転がっていく事を考えると
なんちゃって考察の決定版。アニメと映画の脚本・シナリオの感想と考察。基本的には3回以上見た作品を、全体構成や台詞・演出の面からあまり高尚にならず書き連ねています。
第19話を分解 1.画面に映るスターシップパイレーツのメンバー ジェットが説明をしている時、画面にジョージ、ハーマン、ルースの三人が映ります。そしてその下に身長などバイオグラフィらしき物が表示されています。しかし、今回は珍しく英語ではなく(たぶん)意味を持たないアルファベットの羅列です。唯一読めるのは名前と身長のみ。一応その情報を抜き出しておきます。 GEORGE ジョージ / 5 Feet 11 inch (180cm) HARMAN ハーマン / 5 Feet 11 inch (180cm) RUTH ルース / 6 Feet 00 inch (183cm) 全員デカイです。 2.フェイ「オーバーホールに行ったままちっとも戻ってー」 ちょっとした疑問。オーバーホールと修理はどう違うのか?まずオーバーホールについて引用。 オーバーホール(Overhaul)とは機械製品を部品単位まで分解し
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