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大谷翔平
oss-db.jp
「ビッグデータ活用」「データドリブン経営」といった言葉がしきりに叫ばれる中、データベース技術者のニーズも高まる一方だ。だが一方で、体系的な知識を持たないまま現場の業務に携わり、自分の力量と業務要件とのギャップに悩む人は少なくない。さらに高度化する「データの時代」に向けて、ワンランク上のデータベース技術者に成長するのに必要な考え方やスキル、そして学習法とは? 株式会社NTTデータグループ 藤井雅雄氏による「骨太なデータベース技術者が求められる理由」の講演内容からダイジェストでご紹介しよう。 NTTデータグループの藤井です。現在は主にデータベースの研究開発や、PostgreSQLを用いた案件プロジェクトに対する技術サポートなどを担当しています。現在の研究開発テーマとしては、PostgreSQLを複数台並べてスケールさせる「分散トランザクション」や、 Kubernetes上のコンテナでPostg
特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が、オープンソースデータベース(OSS-DB)に関する技術力と知識を、公平かつ厳正に、中立的な立場で認定するIT技術者認定資格です。 企業で必要とされる技術者は、様々なデータベースの知識を持ち、顧客に最適なデータベースシステムを提案し、構築・運用できる技術者になる為、OSS-DB技術者認定資格は、企業から必要とされるデータベース技術者を認定する資格となります。
今回はデータベースの正規化について取り上げます。 PostgreSQL固有ではなく、RDBMS全般に関わる一般的なテーマですが、データベースを扱う上で重要な下地となる部分ですので、ぜひ基礎固めとしてご利用ください。「正規化」はOSS-DB Exam Silverの出題範囲にも含まれていますので、受験を考えている方も気を抜かずに取り組みましょう。 データの重複をなくし整合的にデータを取り扱えるようにデータベースを設計することを、データベースの正規化と呼びます。正規化を行っておくと、データの追加・更新・削除などに伴うデータの不整合や喪失が起きるのを防ぎ、メンテナンスの効率を高めることができます。 正規化の段階には、第1~第5正規形およびボイスコッド正規形がありますが、ここでは、データベースを設計する際に一般的に用いられる第1~第3正規形までを、前回登場したテーブルをもとにして説明していきます。
S1.1 OSS-DBの一般的特徴 【重要度:4】 説明: PostgreSQLの機能概要、ライセンス、OSSのコミュニティの役割などに関する理解を問う 主要な知識範囲: PostgreSQLの機能全般、OSS-DBおよびOSS一般のライセンス、OSS-DBのコミュニティ、活動内容、参加方法など メジャーバージョン / マイナーバージョン リリースサイクル / サポートポリシー / バグ報告 S1.2 リレーショナルデータベースに関する一般知識 【重要度:4】 説明: リレーショナルデータベースの基本概念、一般的知識を問う 主要な知識範囲: リレーショナルデータモデルの基本概念 データベース管理システムの役割 SQL に関する一般知識 SQLの 分類 (DDL / DML / DCL) データベースの設計と正規化 S2.1 インストール方法 【重要度:2】 説明: PostgreSQLのイ
商用DBではOracle、SQL Server、DB2が有名でシェアもほぼこの3つで占めていますが、OSS-DBとしてはMySQLとシェアを2分しているのが、本連載で取り扱うPostgreSQLです。 本連載で想定している読者のスキルは以下の通りです。 RDBMS製品に触れたことがある 基本的なSQLについて知っている
データベースを知らない人、あるいは学習を始めたばかりの人にとって、スキーマ(SCHEMA)はあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、データベース管理において重要な概念です。 データベースをOSに例えてみると、データベース内に作成したテーブル(表)は、OSが管理するディスク上に作成されたファイルに相当します。OSで多数のファイルを作るとき、ファイルの種類、目的、所有者などに応じて複数のディレクトリ(フォルダ)に分けて保存する、というのが普通です。データベースでも、多数のテーブルを作るときに、テーブルの目的や所有者に応じて格納場所を別にすることで、分類できます。そのための仕組みがスキーマです。 データベースのスキーマは、OSのディレクトリとよく似た性質を持っています。 テーブルなど、すべてのオブジェクトは、何らかのスキーマに所属します。これは、OSのファイルが、何らかのディレクトリに所属するのと
レプリケーション(replication)を日本語にすると「複製」という意味になります。 PostgreSQLを含め、多くのRDBMSにはレプリケーション、つまりデータベースを複製する機能があります。 レプリケーションは、どのような目的で使われるのでしょうか。また、使うときにはどのような注意が必要なのでしょうか。そんなことを考えてみたいと思います。 レプリケーション機能を使う主要な理由の一つが負荷分散です。 大量の同時アクセス、あるいは負荷の大きな複数のアクセスがあって、コンピュータの処理能力を上回っているとき、取れる対応策として簡単に思いつくのは (1) より処理能力の高いマシンを導入する(スケールアップ) (2) 複数のマシンを導入して処理を分散させる(スケールアウト) の2つがあります。 スケールアップでは、新しい、より高性能なマシンに従来と同じプログラムをインストールするだけ、つま
新バージョン(Ver.3.0.0)公開! SQLを使ったデータベースの操作、作成、管理について、実習形式で基礎から学習できる教科書です オープンソースデータベース標準教科書は、データベース初心者を対象にSQLを使ったデータベースの基本的な操作から一歩進んだ使い方までを実習形式で解説している学習テキストです。 PostgreSQLの基本操作から体系的に解説をしているので、教育機関はもとより企業でのPostgreSQLの研修用テキストとして多く利用されているほか、「OSS-DB技術者認定試験 Silver」の学習にも役立てることができます。 (注:出題範囲の全てを網羅しているわけではありません。OSS-DBの受験対策は、LPI-Japan OSS-DB認定教材をご利用ください。) 今回のVer3.0.0へのバージョンアップでは基準となるデータベースをPostgreSQL 13にアップデートし、
このページの最終更新日時は 2015年7月14日 (火) 18:09 です。 このページは 151,966 回アクセスされました。 プライバシー・ポリシー OSS-DB標準教科書Wikiについて 免責事項
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