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フィギュアスケート女子で2016年世界ジュニア選手権を制した本田真凜(JAL)が、今シーズンかぎりで現役を引退すると発表しました。11日に会見を開く予定です。現在、明治大学政治経済学部に通う4年生。注目を浴び続ける中で世間と自分自身との乖離(かいり)に苦しみ、「スケートから離れたい」と思うほど落ち込んだこともありました。少しずつ大人になり気持ちの変化も生まれたという本田の素顔とは。4years.の独占インタビューを前後編に分けて紹介します。 ※この記事は2022年7月公開のインタビューを再構成したものです。 「本田真凜」を演じた リンクに立つだけで会場が華やぐ。チャーミングな笑顔。はんなりした京都弁でクスッとさせる笑いを織り交ぜる。そうして一瞬で人の心をとりこにしてしまう。本田真凜の魅力は昔から変わらない。 本田は京都生まれで5人きょうだいの次女。2歳からスケートを始めた。長男の太一、三女
身長150cmと小柄ながら大きなストライドと力強いキックで強さを見せつけ、レースが終われば持ち前の明るさと関西弁で仲間を笑顔にさせてくれる。名城大学の高松智美ムセンビ(4年、大阪薫英女学院)は「目標も全部達成できたし、もう次に進む時かなと思いました」と、今年1月の選抜女子駅伝北九州大会を最後に、陸上人生にピリオドを打った。13年間、そこまで長く陸上を続けるとは思っていなかったという。 田中希実と競り合いながら ケニア人のマクセル・ムセンビさんを父にもち、高松はケニアで生まれた。だが1歳になってから日本に住むようになったため、「ケニアのどこで何をやっていたのか記憶にないです」と言う。その後、父は2001年の長野マラソンで優勝するなど、高松は小さい時から父を通して陸上を身近に感じてきた。それでも最初に選んだスポーツはテニスだった。3つ上の姉・高松望ムセンビさんは父とともに長距離に取り組んでいた
2022シーズンより、私、岩政大樹(39)は鹿島アントラーズにコーチとして戻ることになりました。それにより、このコラムも今回が最後になります。長きにわたりお付き合いいただいた皆さん、大変ありがとうございました。せっかくですから、最後のコラムは人生の大きな決断をいくつもしてきた私の30代を振り返り、未来ある皆さんの何かしらのヒントになればいいなと、言葉を絞り出してみたいと思います。 人生の“流れ”を感じ、鹿島を退団してタイへ 私は2004年に東京学芸大学を卒業後、鹿島アントラーズに進み、10年という区切りをもって退団しました。32歳の時です。10年というのはどこかいいタイミングであると感じました。しかし、それは後付けに過ぎません。 私が決断に際して最も重視してきたものは、世の中と、そして私自身の人生の“流れ”みたいなものを感じることです。どこか全ての“流れ”が向かう先が見える気がする。そう感
「最後の1年で改めて私は陸上競技が好きなんだなと気づけました。自分に可能性も感じられたし、未練もあるんですけど、そう思えている内に引退した方がいいのかなとは思っています」。日本体育大学の志村美希(4年、白梅学園)はラストイヤーに800mで日本インカレと日本選手権でともに決勝進出を果たし、記録もまだ伸びていた。それでも大学進学前に決意した通り、今シーズンで陸上を引退した。 「絶対に白梅にいく、いくしかない!」 小さい頃から走ることが大好きだった志村は、小学校の休み時間や放課後には友だちと走って遊んでいたという。小1の時から水泳を習っていたが、「絶対、陸上部に入るんだ!」という思いとともに中学校へ進学。陸上部では最初は短距離だったが、顧問に「800mが向いていると思うよ」と言われ、すぐに中距離に転向。「ただ走るのが好きだったので、特に種目にはこだわりもなかったです」と当時を振り返る。部活が終わ
連載「4years.のつづき」はラトビア・FKイェルガヴァでコーチを務める中野遼太郎さん(31)です。FC東京の下部組織で活躍したのち、早稲田大学に入学しア式蹴球部に所属。卒業後は単身ドイツへと渡り、以降9年間海外でプレーしました。大学時代、そして海外への挑戦を中野さん自身の言葉で綴(つづ)っていただきます。5回連載の2回目は、大学2年生になっていろいろなことがうまくいかなくなり、不完全燃焼に終わった大学生活についてです。 突然ベンチにすら入れなくなった 2007年度にインカレを優勝したあとの3年間で、早稲田大学ア式蹴球部は、2回監督が交代した。つまり、4年で3人の監督とプレーしたことになる。これはプロ組織ではない大学スポーツにおいては稀有なことかもしれない。4年時にお世話になった古賀監督がその後8年間指揮をとったことを考えても、僕が在籍していた時期は試行錯誤だったことが推測できる。 監督
4years.は学生スポーツに関する総合情報サイトです。 陸上・駅伝、アメフト、野球、ラグビー、サッカー、バスケ、バレー、ラクロスをはじめ、あらゆる競技について全力で独自取材したヒューマンストーリーをお届けしています。そのほか、全国大学選手権(インカレ)などのビッグイベントに関する特集や、東京オリンピック・パラリンピック出場を目指す学生アスリートたちの特集、理系学部で学ぶアスリートの文武両道についての連載など、さまざまな視点から学生スポーツをとらえていきます。 学生スポーツに取り組める「4年間」という限られた時間に情熱を注ぐ彼ら、彼女らには、数限りないドラマがあります。そのドラマに一つでも多く寄り添い、いつか学生スポーツの会場をお客さんで埋めたい。そんな思いで運営しています。
#慶應義塾大学 慶應義塾大アメリカンフットボール部が無期限で活動を自粛する。10月15日午後、同大学体育会理事と同部の部長の連名で発表された。アメフト部「ユニコーンズ」は15日現在、関東大学リーグ1部TOP8で2勝1敗。直近の第3節では優勝候補の明治大を破っていた。 発表された文書では「複数の部員による著しく不適切な行為があったため」としている。詳細については「教育的観点およびプライバシー保護の観点から」公表できないとした。 複数の関係者によると、8月の夏合宿で複数の男子部員が女子風呂の様子を盗撮したという。関わった部員は8月31日のリーグ初戦を前に部から謹慎処分を受け、ここまでの3試合には関わっていなかった。また、こうした現状に愛想を尽かしてチームを離れた部員も複数いるという。 関東学生連盟によると、慶應は第4節以降の試合を棄権し、不戦敗扱いとなる。慶應が来年度は1部BIG8へ降格するか
5月26日にあったアメリカンフットボールの関関戦を取材に行った。会場の神戸・王子スタジアムに着くと、ある人が教えてくれた。 「先週、東京で明治に負けて、関学は幹部の5人が丸刈りにしたんや。そしたらな、女性主務の橋本さんが『私もやる』って言い出したらしいわ。さすがにみんなに止められたんやけど、『短くする』言うて、めっちゃ刈り上げたらしいで」 覚悟を決めるための行動 私はフィールドで試合前の練習をしている関学のメンバーの中に、主務の橋本典子(4年、豊中)を探した。いた。きれいに刈り上げている。試合中は相変わらずベンチで精力的に動き、大きな選手たちの後ろから、背伸びをして戦況を見つめ、大声で選手たちを励ましていた。「ディフェンスー、ここ三つで止めようー」「オフェンス、こっからやー」。関学史上初の女性主務は、結構な存在感がある。 左が5月5日の慶應義塾大戦での橋本(撮影・北川直樹)、右が関大戦での
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