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大谷翔平
aigotoh.hatenablog.com
てきおう‐しょうがい〔‐シヤウガイ〕【適応障害】 ある特定の状況や出来事がストレスとなって情緒面や行動面で症状が引き起こされ、社会生活に支障をきたしている状態。精神疾患の一つ。 小学館「大辞泉」編集部編『デジタル大辞泉』小学館 適応障害と診断されて、1年半が経たんとしている。 苦しかったかと聞かれれば苦しかったと言えるけど、生まれてこのかた、苦しくなかったことなどないと、思い返せばそうも思う。 適応障害の原因とされた「仕事」は、休職、退職したことで払拭されるはずだった。しかし、休職と退職、つまり発症の原因から逃げ出したことで気持ちがカラリと晴れるかというとそういうものでもなくて、睡眠薬を飲んだのに一睡もできなかったり、寝れたと思えば夕方まで布団から出られなかったり、好きだったヒロシのネタを見ても笑えなかったり、突然涙腺が決壊したり、たまに電車に乗れば吐き気をもよおして途中下車したりした。今
グループラインの着信をチェックすると、以前付き合っていた彼のLINEの苗字が変わったのに気づいた。婿養子に入ることに対してなんの抵抗も持たないだろう性格と家庭環境をもった男だ。きっと結婚したんだろう。 驚いたのには違いないが、ああ、ついに来てしまったかという、ですよね〜感もあった。 昨日まで結婚したいと思っていた人。私が今まで生きてきた中で唯一結婚したいと思った人。好きだった。ていうか今でも好きだ。もっといえば今のほうが好きだ。家族になりたかった。でもなれなかった。 付き合っていた当時、私が男の色仕掛けにハマって他の人を好きになった時の話。彼は「お前は何があっても最後は俺に戻ってくる」と言った。その時は、はい?その自信どこから来るんですかね?なんて腹立たしかったけど、おっしゃるとおりだったんだ。ただ、それに気づいた時には戻る先が埋まっていた。感情にかまけない、おまけに可愛い「良い」女によっ
4年ぶりにSEXをした。 Tinderでマッチした韓国人。韓国人らしい穏やかな顔立ちと、30代独身らしいおしゃれに周到した服とか髪とかチャリとか。彼の持ち物全てが彼に愛されてるような気がした。今となってはクソ食ってみんかい!と思うが、それを目の当たりにした時、私は彼の持ち物になりたいと思った。 彼はいつも同じ服を着るという、どこかの実業家みたいなポリシーを持っているらしく、休日だった今日にまとめて洗濯したであろう大量の黒いTシャツと黒いパンツが、定期的に劇落ちくんで磨き掃除をしているのかと思わせるほどに輝いた室内干しスタンドに綺麗に並んでいた。それを恥ずかしいと言いながらも丁寧に片付けている彼を見て、けん制。結構な時間をかけて服の片付けを終えると、埃のない綺麗な床をコロコロで掃除し始めたから、やっぱりこいつは潔癖症だというところで落ち着いた。私は潔癖ではなく、むしろガサツで、どうにか彼をイ
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