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ノーベル賞
associazione.hatenablog.com
「イタリア帝国」における資源マップ(第二次世界大戦時の伊軍占領地は含まない) ムッソリーニ率いるファシスト政権のもと、「イタリア帝国」は絶頂期を迎えた。「輸入大国」であったイタリアは産業のテコ入れとアウタルキー政策によって、赤字続きだった貿易収支を黒字に転じさせることに成功した。ファシスト政権は様々な分野でアウタルキーを目指したが、今回はその中でも資源分野に注目したいと思う。 「イタリアは資源が乏しい」と考えられがちであるが、燃料資源においてはそうだったが、鉱物資源に関しては古くから豊富に採掘されていた。また、燃料資源の不足はファシスト政権も深く認識していたため、「帝国領内」における資源開発を急いだ。サルデーニャ島における炭鉱開発や、AGIPによる植民地における油田探鉱・開発(成功例はアルバニアくらいだったが)が例として挙げられる。 ■イタリア本土の地下資源 ◆サルデーニャ島における炭鉱開
気になって調べてみた「第二次世界大戦時の主要七ヵ国(枢軸:ドイツ・イタリア・日本、連合:アメリカ・英国・ソ連・フランス)の潜水艦隊の戦果(総撃沈トン数及び総撃沈隻数)の比較」がTwitterで貼ったら軽く反響があったので、今回のブログ更新は備忘録的な感じでこれについてちょっと書いてみようと思う。 第二次世界大戦時の主要七ヵ国海軍の潜水艦隊の戦果(撃沈トン数及び総撃沈隻数)の比較。 上の図が第二次世界大戦時の主要七ヵ国の潜水艦隊の戦果の比較である(珍しくイタリア語ではなくわかりやすさを重視して英語(英語苦手なのだが)で書いてみた)。これを一応日本語にして表にしてみると以下のようになる。 第二次世界大戦時の主要七ヵ国海軍の潜水艦隊の戦果の表 ざっとこんな感じだ。フランス海軍のみ事情が特殊で、分裂後の自由フランス海軍及びヴィシー・フランス海軍時代の戦果も含んでいる。イタリア海軍も1943.9の休
アニメや漫画、小説などで展開される『ストライクウィッチーズ』のキャラクター(ウィッチ)達は、実在した第二次世界大戦時のエース・パイロットたちをモデルとしている。その中には王立イタリア空軍(Regia Aeronautica)をモデルとした「ロマーニャ空軍」のキャラクターたちも多数登場するのだ。 ロマーニャ空軍のウィッチたち というわけで、今回はこのロマーニャ空軍に所属する「ウィッチ」の中で、ヴィジュアルが判明しているキャラクターのみに絞って元ネタとなったパイロットを軽く紹介してみようと思う。紹介するのは以下の9名。また、その他でモデルになったイタリア人もおまけで最後に大まかに紹介しておく。 ◆ロマーニャ公国空軍 フランチェスカ・ルッキーニ →フランコ・ルッキーニ(Franco Lucchini) フェルナンディア・マルヴェッツィ →フェルナンド・マルヴェッツィ(Fernando Malve
「第二次世界大戦のイタリアは途中で寝返り、戦勝国になった」というコピペがネットでは蔓延している。 当然であるが、これは大きな嘘である。 確かに1943年の休戦後のバドリオ政権(イタリア王国政府)とパルチザンは、北部を支配するムッソリーニのイタリア社会共和国(RSI政権,サロ共和国)と(イタリアを占領する)ナチス・ドイツに対して、「イタリア内戦(Guerra civile in Italia)」で勝利した。つまりは、「ナチ・ファシスト」に対する勝利は手に入れたと言えよう。しかし、それは第二次世界大戦での戦勝を意味するものではないし、事実、イタリア王国政府(バドリオ政権→ボノーミ政権→パッリ政権)は「連合国」としてすら扱われてはいない。 RSI政権期のムッソリーニ 1943年の休戦後、イタリアは北部・中部を支配するイタリア社会共和国(ファシスト側)と、南部のイタリア王国(王党派)として分かれ、
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