Embed from Getty Images 2016年、日本バスケットボール界の最高峰であるBリーグが開幕した。その中で最も“商業的”に成功したクラブはどこか?という話になった際、間違いなく名前が上ってくるのが千葉ジェッツふなばしである。Bリーグ初年度でクラブ史上最高の売上となる9億円を達成し、6期連続の黒字化にも成功。平均入場者数でも4,503人と、リーグ唯一の4,000人台を記録した。そんな“好調”のクラブを支えるのが、島田慎二社長だ。彼はいわゆる“スポーツ畑”でない世界を生きてきたのだが、島田氏が千葉に訪れたことで変化が生まれ、ジェッツは倒産寸前だった過去を乗り越えいまやリーグを代表するクラブとなった。そして、その実績が買われ、2017年度よりいちクラブの社長でありながらもリーグの副理事長も担うこととなった。 島田氏は組織内にどのような変革を起こし、今の千葉ジェッツを創ったのか。