サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
baseballking.jp
来日6年目、気が付けば“ドラゴンズ一家”に 日本人にはゆったりの高級セダンも、竜の主砲が乗り込むと少し小さく見える。2018年まで広島に所属し、マツダスタジアムへの自転車通勤で話題になったブラッド・エルドレッドがカープの愛され助っ人なら、中日では間違いなくダヤン・ビシエドとなる。 妻は国内で手術するなど難病と闘い、小学校5年生の長男・ジュニア君はドラゴンズアカデミーに入校したばかり。おまけに7歳の長女ダヤナちゃんは、球団のチアダンスチーム「チアドラ」のOGが主催するダンス教室に興味津々。今月上旬に見学を済ませ、チアドラキッズとしてのスタートを切る。ドラゴンズ一家の来日6年目の動向から、目が離せない。 来日したのは2015年だった。触れ込みは「福留と左翼争いを繰り広げたパワフル・カリビアン」。 今季14年ぶりの中日復帰となった福留は、2007年限りで中日を退団。海を渡った。カブスからインディ
だが、85年ドラフト会議がふたりの運命を切り裂く。6球団の1位入札があり西武が交渉権獲得するも希望の巨人からは指名されずに悔し涙を流した清原、早稲田大学進学を表明しながらもその巨人から単独1位指名を受けた桑田(のちに桑田はドラフト当日に西武、ヤクルト、ロッテが1位指名でいくと電話をかけてきたと明かしている)。 進学を取りやめ、巨人の背番号18を背負った18歳に対する当時のバッシングは凄まじく、今の若い野球ファンには信じられないかもしれないが「正義の清原、悪役の桑田」というアングルが定着してしまう。 ギラギラした高卒ルーキー そう、この桑田ほど世代ごとに印象が異なるプロ野球選手も珍しい。名選手の現役最後の1年を振り返る本連載でも、若手時代と現役晩年のイメージがこれだけ違う選手は他にいない。 30代以下の世代は元巨人の中心選手で今はロジカルな解説の野球博士のイメージが強いだろうが、40代以上の
まるで夢のようだった「代打・野村克也」 断続的な雨が降り続く中、僕らは夢を見ていたのではないか? 今でもそんな気がしてならない。野村克也氏の訃報を聞いて、真っ先に頭に浮かんだのが「代打・野村克也」のワンシーンだった。昨年7月11日、ヤクルト球団50周年を記念して行われた「スワローズドリームゲーム」において、一塁側「GOLDEN 90s」を率いたのは背番号《73》をつけたノムさんだった。 この日のメインイベントは4回裏に訪れた。ウグイス嬢による「バッター・野村克也」のコールが雨に煙る神宮球場に響き渡った。この瞬間、まったく予期せぬ出来事に場内はどよめき、応援団を中心に「ホームラン、ホームラン、野村!」の声援が沸き起こる。現役時代を南海、ロッテ、西武とパ・リーグひと筋で過ごしたノムさんは、セ・リーグの選手として、ヤクルトのプレイヤーとして打席に入ったことはない。そのノムさんが一塁ベンチから右打
ホームランを打とう!「全員ホームランバッタードリル」|高校野球の元監督が少年野球の「お父さんコーチ」になってみた
昨季、史上10人目の「トリプルスリー」を達成し、パ・リーグMVPを獲得するなど、一躍プロ野球界のスターとなったソフトバンク・柳田悠岐。グラウンドに立つ姿は、雄々しく勇ましい。 そんな柳田も、ユニフォームを脱げば28歳の“カッコいいおニイチャン”。インタビュー中も、「めっちゃかっこいい」、「すごいっす」と興奮した様子で無邪気に笑う。 ただ、「悔しい思いをした…」と話すその目の奥には、様々な想いが詰まっていた。 写真=瀬藤尚美 良い意味で適当に。だんだん数字が上がってきた 男性向けライフスタイル誌「Safari」などを発行する日之出出版が主催し、プロアスリートのベストドレッサーを発表・表彰する『第5回 Athlete Dresser Award(アスリート ドレッサー アワード)』が10日、都内で行われ、野球界からはソフトバンク・柳田悠岐が選出された。 競技だけでなくファッションやライフスタイ
引き分けでもダメ。絶対に負けられない試合には、負けない投手をぶつける。7回1失点と見事、期待に応えたウィーランドは、 「チームは、すごくいい試合をした。次の広島戦では、去年はいなかったけど、必ずその借りを返したい」 と気合が入っています。今季から新加入して、10勝を記録。ベイスターズでは10勝をあげた初の外国人投手となりました。 ストレートと、本人がナックルカーブと呼ぶ2つを切り札に、7月18日からペナントレースでは、12試合連続で負けていません。また、ペナントレースでも、広島には負けていないこともチームの大きな戦力と言えます。一方で、クローズアップされるのは、その打撃力。3本のホームランを放ったのは、かみそりシュートの平松以来、41年ぶりです。さらに広島戦では特に打率がいい。ここ一番のキーマンといわれるのも当然でしょう。 さまざまなところで、ラミレス監督の洞察力の素晴らしさが語られていま
2年連続8度目のセ・リーグ優勝を決め、ベンチから駆けだす広島ナイン=甲子園(C)KYODO NEWS IMAGES 広島連覇の軌跡 広島は優勝マジック『1』で迎えた18日の阪神戦、2-2で迎えた8回一死一、二塁からバティスタがタイムリーを放ち勝ち越し。このリードを8回はジャクソン、9回は中崎翔太が無失点に抑え逃げ切り、歓喜の瞬間を迎えた。37年ぶりにリーグ2連覇を達成した広島。17年シーズンの戦いを振り返る。 エース、守護神離脱も10連勝3・4月:16勝10敗1分 勝率.615 リーグ2連覇を目指し3月31日、本拠地・マツダスタジアムで阪神との開幕戦に臨んだ。開幕投手を務めたエース・ジョンソンは、昨季26試合中24試合でQS(6回3自責点以内)を達成していたが、まさかの3回2/3、7失点でノックアウト。エース・ジョンソンの乱調もあり広島は、6-10で開幕戦を落とした。 翌日5時間24分の熱
4勝中3勝を稼いだ男 2006年以来、10年ぶり3度目の日本一に輝いた日本ハム。立役者となったのは、間違いなく背番号「52」をつけた助っ人右腕だった。 男の名はアンソニー・バース。濃いキャラの多いチームの助っ人の中ではあまり目立たない存在であったが、そんな男が日本シリーズの大舞台で最高の輝きを放った。 今シリーズは5試合に登板して3勝。防御率は0.00をマーク。さらに日本一を決めた第6戦では、勝ち越し直後のチームに更なる勢いをもたらすタイムリーヒットも放ち、後のレアードの満塁弾を呼び込んでみせるなど、大車輪の活躍を見せた。 日本シリーズで3勝を挙げた投手というと過去にもいるが、すべて中継ぎとなるとこのバースが初めてのこと。まさに歴史的な快挙となる。 <シリーズ3勝> 1950年 野村武史(毎日) 1952年 別所毅彦(巨人) 1954年 杉下 茂(中日) 1955年 別所毅彦(巨人) 19
背番号の「18」が浮かび上がったスタンドを背に、マウンドに向かうDeNA・三浦(中央下)=横浜(C)KYODO NEWS IMAGES 「三浦大輔はこれからも横浜」 その場にいた人々は皆、三浦大輔の“ファン”だった。 球場に詰めかけたファンはもちろん、チームメイトや関係者、裏方さん、チアガールも泣いていた。横浜一筋25年、誰よりも“ファン”を愛し、“ファン”から愛された選手だった。 「三浦大輔はこれからも横浜です。ヨロシク!」 最後は晴れやかな表情で挨拶を締めくくった。 最後の場内一周に要した時間はおよそ12分。ベンチ前に残ったヤクルトの選手も一人ひとり全員と握手を交わし、スタンドのファンとも可能な限り手を伸ばして触れ合った。 ファンへの愛に溢れた最後の時間。「三浦」「大輔」「番長」...ファンの声は最後の最後まで止むことはなかった。 三浦大輔・引退セレモニー全文 本日は三浦大輔のために、
本日15時に記者会見 9月20日、午前10時。球団初のクライマックスシリーズ進出決定の余韻も冷めやらぬ火曜日の朝に、その一報が入った。 「三浦大輔選手 記者会見のお知らせ」――。 DeNA球団公式サイトにアップされたリリースを合図にするかのように、各メディアで三浦の“引退”が報じられると、そのニュースは瞬く間に拡散されていった。 “大洋戦士”最後の生き残り 横浜一筋25年。強かった時も、苦しい時も知っている“ハマの番長”。他球団のファンからも人気の高い選手だった。 プロ入りは1991年。ドラフト6位で横浜大洋に入団する。なお、経歴に「横浜大洋」の文字が入った現役選手は三浦しかいない。三浦が最後の“大洋戦士”である。 2年目の1993年にプロ初勝利を含む3勝を挙げると、1997年に初めての2ケタ・10勝をマーク。勝率はリーグ最高の.769を記録した。 翌年も12勝を挙げる活躍で、チームの優勝
昨季まで広島のエースとして活躍し、今季からドジャースで活躍する前田健太が現地時間10日(日本時間11)、自身のインスタグラムを更新し、古巣のリーグ優勝を喜んだ。 前田は「カープ優勝おめでとう!! 優勝の瞬間は鳥肌がたち感動しました。9年間在籍し一緒に戦った仲間として、そして今年からは広島を離れカープファンとしてすごく、すごく嬉しい」と喜んだ。 また、優勝を声援で後押ししたファンに向けても「Bクラスが続いても変わらずに応援してくれたカープファンのみなさん、球場を真っ赤に染めてくれるみなさんの力もすごく大きいと思います」と綴っている。 前田は06年高校生ドラフト1位で広島に入団。2年目の08年に先発ローテーションに定着すると、10年から6年連続二ケタ勝利を達成するなど、広島のエースとしてチームを引っ張った。ポスティングシステムを利用して今季からドジャースでプレーし、ここまで14勝を挙げている。
巨人、日本ハム、レッドソックスなどで活躍した岡島秀樹が18日、自身のブログを更新し、現役引退を発表した。 岡島は「今日、自分は現役生活を引退することを発表しました」と報告。「ファンの皆さんの力強い応援、本当に感謝しています。メディアの方にも色々お世話になり、迷惑もかけましたが、良い思い出が出来ました。本当にありがとうございました」と綴った。 岡島は93年ドラフト3位で巨人に入団すると、99年にリリーフで存在感を示し、01年には25セーブをマーク。06年の開幕前に日本ハムへトレード移籍すると、同年55試合に登板して20ホールドを挙げ、リーグ優勝、日本一に大きく貢献した。その年のオフにFA宣言し、レッドソックスへ移籍。メジャーでは3年連続60試合登板を果たす活躍を見せた。
イチローは“世界最多” 物議をかもしたイチローの安打数に関する議論も、これにて収束となるか。 現地時間6月15日(日本時間16日)のパドレス戦でイチローが達成した「日米通算4257安打」がギネス世界記録に認定された。 日米通算の安打数で、ピート・ローズ氏が持つメジャー通算安打の最多記録:4256本を超えたイチロー。しかし、“日米通算”というところで、その記録の扱い方については人々の間で意見が割れていた。 日本が祝福ムードに包まれる中、賛否両論分かれた現地アメリカの反応……。そんな中で発表された今回のギネス記録認定は、人々にひとつ見解を示した。 「安打数の“メジャー記録”はローズ、“世界記録”はイチロー」――。この結論をもって、日米での論争に終止符が打たれるのではないだろうか。 メジャーで打ち立てた伝説の数々... 今回のギネス記録認定により、イチローが持つ「ワールドレコード」は7つ目になっ
今月、広島は、練習生としてキャンプに参加していたカープアカデミー出身のサビエル・バティスタとアレハンドロ・メヒアの2選手と育成選手契約を結んだ。過去にはティモ・ペレスやアルフォンソ・ソリアーノなど広島退団後メジャーでも活躍したような選手を輩出していた同アカデミーだが、最近は決して選手育成に成功しているとは言えない状態だった。2014年から2年間広島に在籍し、サイクル安打を達成するなどの活躍を見せたロサリオ外野手が、野手としては当時9年ぶりの選手契約だったことからもその状況が伺えるだろう。 広島は1991年、MLBのアカデミー制度を参考にしたカープアカデミーをドミニカ共和国に設立。外国人選手の発掘や育成を目的とし、助っ人を高額年俸で獲得してくるのが主流であった当時のプロ野球界としては画期的な動きだった。カープアカデミーはMLB傘下のドミニカ・サマーリーグに所属し、1993年と94年には連続地
マーリンズのイチローが24日、テレビ朝日系の「報道ステーション」にVTR出演し、同じ愛知県出身でイチローの1学年先輩のプロ野球解説者・稲葉篤紀と対談した。 イチロー×稲葉の対談後編となったこの日は、ウエートトレーニングについて熱く語った。近年、日本人選手の中には、ウエートトレーニングをして体を大きくする選手が増えている。稲葉氏はウエートトレーニングで体を大きくすることについて質問をぶつけると、イチローは「自分の持って生まれたバランスがありますから、それを絶対に崩してはダメですよ」と答えた。 その理由について「本来のバランスを保っていないと、筋肉は大きくなるけどそれを支える関節とか腱とかは鍛えられない。だから重さに耐えられず壊れちゃうんですよ。膝に(負担が)くるし、関節にも(負担が)くるから当たり前のことなんですよ」と解説。 また、体のバランスを崩してまう原因としてイチローは「情報が多すぎて
今シーズン西武に加入し、1年で日本を去ることとなってしまったアンソニー・セラテリ。来季からはアメリカへ戻り、ダイヤモンドバックスのマイナーでプレーすることが最近報じられたが、いま彼が公開した“ある動画”がひそかに話題になっている。 野球選手でありながら映像制作会社「ArS*1 Productions」の社長も務め、さらに俳優も兼任しているという多才っぷりが開幕前に話題となったセラテリは、11月29日に自身のYoutubeアカウントで「Tour of Tokyo」という動画を公開した。 そこにはセラテリが自らの足で歩き、自らの目で見た日本の風景が映し出されていく。我々にとっては普段から目にするような街の何気ない風景だが、それらが集まってカッコイイBGMと共にどんどん流れていくこの動画は、よく出来たプロモーションビデオさながらのクオリティを誇っている。
気になる巨人の補強事情 巨人が静かだ。 ここ数年、FA戦線の主役を張ってきたジャイアンツ。11年オフは杉内俊哉・村田修一、13年オフは片岡治大・大竹寛、そして昨オフも相川亮二・金城龍彦を獲得した。 93年に日本球界にFA制度が誕生してから22年、これまで12球団最多の19名の選手をFAにより獲得。それが今季は脇谷亮太(西武)にアプローチしたのみ。脇谷は推定年俸2400万円と各補償なしのCランクFA選手。高橋新監督の現役時代に沖縄自主トレをともにしており、すでに1回目の交渉で「背番号2」を提示し3年ぶりの凱旋復帰は決定的だ。 引退した由伸の左の代打枠、同じく内野守備走塁コーチに転身した井端の内野バックアッパー枠をカバーできるベテラン脇谷の加入が実現すればV奪回を目指すチームにとっても大きい。 そして、27日に保留者名簿から外れて話題になっているのはロッテのルイス・クルーズ内野手だ。 同日に巨
なかなか触れる機会がない「選手寮の味」が、家庭でも味わえるようになる。 DeNAは27日、球団が運営するライフスタイルショップ『+B(プラスビー)』から、「青星寮カレー缶」の発売を発表した。 チームの若手選手たちが選手寮「青星寮」で日頃食べているカレーを缶詰にしたのが「青星寮カレー缶」。球団の管理栄養士が「朝でも練習後でも夜食でも、毎日食べても飽きのこない味」と太鼓判を押す名物メニューだ。 ルーキーながら守護神として活躍する山崎康晃も、「お母さんのカレーも美味しいですが、青星寮のカレーもほんとに美味しいです」と絶賛。現在一軍で活躍するドラ2左腕の石田健大に至っては、「週4」のペースで食べているという。 これまで生まれた数々の名選手たちも口にしてきた「青星寮のカレー」は、8月28日(金)の11時より、ライフスタイルショップ『+B(プラスビー)』で販売が開始される。 「青星寮カレー缶」【内容量
オリックスの森脇浩司監督が、成績不振を理由に休養する運びとなった。 オリックスは29日からの広島戦で3連敗を喫し、借金が今季最多の15に膨れ上がった。オフには中島裕之、ブランコ、小谷野栄一、バリントンら大型補強を敢行したが、その4人全員が現時点で二軍調整中。 さらに、エース・金子を筆頭に、勝ちパターンの平野佳、佐藤達、比嘉らもチームを離れる期間があり、優勝候補と目されながら開幕から誤算続きの戦いが続いていた。 2005年以降、5月終了時点に借金15以上を抱えていたチームは、オリックスを含め4チームある。楽天が2度(05年、06年)、横浜(現DeNA)が2度(06年、08年)、ヤクルトが2度(07年、10年)となっており、そのうち10年のヤクルトを除き、すべてのチームがシーズンを最下位で終えている。 唯一、4位でフィニッシュした10年のヤクルトは、5月終了時点で16勝31敗0分の6位だったが
24日、『S1』(TBS系)に野村克也氏がVTR出演し、同日に行われた首位・DeNA対阪神戦を解説した。 1勝1敗で迎えた3連戦の3戦目。このカード勝ち越して、弾みをつけて交流戦に臨みたい首位・DeNAだが、初回、阪神がマートンのタイムリーなどで3点の先制を許す。さらにその裏、4番筒香嘉智が右太もも裏を痛めて途中交代のアクシデント。 それでも、DeNAは3回、筒香に代わって出場した選手会長の下園辰哉が、タイムリー二塁打を放つなど4点を奪い逆転に成功する。5回には1点を加えてなおも一死三塁で、倉本寿彦がスクイズ。タイミングはアウトも相手のミスにも助けられ、三塁走者の石川雄洋が生還。 野村氏は得点後の中畑監督に注目し、「中畑っていうのは面白いね。子どもみたいだね」と話すと、「中畑は偉い、サングラスをかけてない。和田はサングラス。これが首位と4位(試合前の順位)の差だね」とした。 だが5点リード
開幕から6週間が経過し、多いチームは38試合を消化したプロ野球。実は今年、ここまでで未だ1件もトレードが実現していないということはご存知だろうか。 最後に選手が動いたのが、昨年11月に阪神とオリックスの間で成立したトレード。白仁田寛和が阪神からオリックスへと移籍し、桑原謙太朗がオリックスから阪神へと移籍した。 昨年はこの時期までに2件のトレードが成立しており、一昨年は3件、その前は2件と開幕直後は比較的“活発期”となっていたことから、今年の静けさは少し異様なほどだ。 そこで、ここでは二軍戦で好成績を収めながらも、選手層の厚さやチーム状況などから未だ一軍出場のない選手をピックアップ。『所属チームでは余剰戦力となりながらも、他球団からは喉から手が出るほど欲しい』というような選手をまとめてみた。(※成績は5月11日現在) <投手> 岩崎翔(ソフトバンク) 5試 2勝1敗 防1.38 巽真悟(ソフ
フィールドで起こる事象は全て丸裸に…!?MLBで導入された最新技術がすごい![Getty Images] 現地時間4月21日のナショナルズ-カージナルス戦から、MLBネットワークで本格的に導入された「Statcast」という技術をご存知だろうか。 ざっくりといえば、「試合中の選手の動きを細かく解析」するシステムで、フィールド上の全選手の動きを即座に測定し、数値化するもの。投手の球速は初速や終速、ボールの回転率まで丸裸になり、野手ならバットの角度や打球の飛距離、滞空時間から守備選手の一歩目の速さ、落下点までの距離、トップスピード、落下点までの経路などが瞬時に明らかになる。 どの選手がどれだけムダのない動きをし、質の高いプレーをしたかがすぐに分かってしまうというシステムであるが、見る側としては新たな野球の楽しみ方、見方になる革新的な技術。 現地時間4月21日 ナショナルズ-カージナルス © 2
DeNAは27日、所属する内野手・後藤武敏の登録名変更を発表。「後藤武敏」から「後藤武敏G.(ゴメス)」に変更されることになった。 2011年のシーズンオフに西武からDeNAへ移籍した後藤武敏。今では愛称として定着した「ゴメス」とは、移籍初年度のキャンプ中、待ち合わせに遅刻した松本啓二朗が「ごめんっす」と軽い感じで謝ったところ、石川雄洋から「後藤さんにゴメスはないだろ」と冗談半分で指摘されたものがそのまま広まったと言われている。 後藤本人は愛称を気に入っており、今シーズンからは背ネームも「GOMEZ」に変更。3月17日に行われた阪神とのオープン戦では、一塁塁上で阪神のマウロ・ゴメスとの“競演”も実現した。
スイッチヒッターならぬスイッチピッチャー?海の向こうアメリカで、世にも珍しい“両投げ”投手がメジャー昇格を目指して戦っている。 “両投げ”投手として話題を集めるアスレチックスのパット・ベンディットは現地時間3日、日本のオープン戦にあたるカクタス・リーグのジャイアンツ戦に登板。まずは4番のジャスティン・マックスウェルを右で遊ゴロに打ち取ると、続くブランドン・ベルトは左で見逃し三振で斬って取り、見事に打者2人を封じた。 ベンディットは、今オフにアスレチックスとマイナー契約を結んだ29歳の投手。生まれはアメリカだがイタリア系4世であり、2013年の第3回WBCではイタリア代表として4試合に登板している。 キャンプでは、同投手が持つ6本指の特製グラブにチームメートなどから注目が集まっており、メルビン監督も「どちらの腕からも有効的な投球ができる。数字を見ても両方でいい成績を収めている」と期待を寄せる
甲子園では金本知憲(元阪神)のテーマ曲『SAND STORM』が流れると大きな歓声に包まれた© KYODO NEWS IMAGES INC 東京ドームで映画『ゴジラ』のテーマが流れると、球場は最高の打者の登場に期待感で覆われる。プロ野球の球場演出に欠かせなくなった選手の登場曲。巨人ファンにとって、『ゴジラ』のテーマは松井秀喜の登場を意味するように、各球団のファンはそれぞれの登場曲でひいきチームの選手の登場に期待を募らせている。 最近では、選手が登場曲に使いたい曲を球団にリクエストするのが一般的なようだが、他の選手と被りたくない、ファンに受け入れられる曲は何なのかなど、選手を悩ませることも多い様子。楽天のドラフト3位、福田将儀外野手(22=中大)はファンから登場曲のリクエストを募集している。 では、実際のところ、今のプロ野球選手たちの登場曲で使われているのはどのような曲なのか。ベースボールキ
選手の珍しい個人記録も生まれた今季だが、チームでも珍しい記録が誕生している。開幕戦でオリックスが2リーグ制以降、史上初の2年連続開幕戦サヨナラ負けすれば、交流戦では2008年6月18日以来2度目となる、同日に開催された6試合全てでセ・リーグが勝利という記録もあった。 今季、生まれた記録集は下記の通りだ。 【今季の記録集】 オリックスが2リーグ制以降、史上初の2年連続開幕戦サヨナラ負け 4月12日 楽天が球団新記録となる1試合24安打 4月27日 広島がエルドレッドのサヨナラ本塁打で、NPB史上初の月間3本の延長戦サヨナラ本塁打勝利記録を達成 5月6日 ソフトバンクがNPB史上2度目のサヨナラ振り逃げ勝利 6月15日 交流戦でセ・リーグが2008年6月18日以来2度目の同日6試合全勝 7月9日 阪神がNPB新記録となる27イニング連続安打 8月7日 ヤクルトが球団新記録の8試合連続2桁安打
今年も残すところあとわずか。2014年のプロ野球は、二刀流の大谷翔平(日本ハム)が、二桁勝利&本塁打を達成し話題を呼んだが、その他にも岩田慎司(中日)が5月18日のヤクルト戦で三者連続三球三振、岡田幸文(ロッテ)がプロ入りからの連続無本塁打NPB新記録を達成するなどの珍しい記録も生まれている。 今季、生まれた記録集は下記の通りだ。 【今季の記録集】 ヤクルト・西浦がNPB史上初、開幕戦でプロ初打席初球本塁打 4月2日 楽天・聖沢が外野手のNPB新記録となる821連続守備機会無失策 4月4日 DeNA・菊地がNPB史上26人目の1球敗戦 5月3日 ヤクルト・久古がセ・リーグでは史上初の対戦打者0で勝利投手 5月18日 中日・岩田がNPB史上15人目の三者連続三球三振 5月26日 巨人・鈴木がNPB新記録の代走で通算106盗塁に成功 6月15日 巨人・土田がプロ初勝利を1球勝利で飾る。史上5人
巨人が22日、ジャイアンツ×アンダーアーマー契約発表会を行い、2015年シーズンに着用する新ユニフォームを発表。来季から新たにタッグを組むアンダーアーマー製の新ユニフォームをお披露目した。 「アンダーアーマー」はアメリカ・ボルティモアに本社を置くスポーツ用品メーカーで、1996年にアメリカンフットボール選手だったケビン・プランク氏が創業。“第2の皮膚”としてユニフォームの下(=UNDER)に着用するアスリートが戦うための鎧(=ARMOUR)が名前の由来となっている。 近年は日本でも馴染みのブランドになっており、プロ野球でも巨人の阿部慎之助や沢村拓一、オリックスの金子千尋、糸井嘉男らが契約を結んでいるが、同社がプロ野球チームのユニフォームを手掛けるのは、初めてのこととなる。 新しいユニフォームに袖を通した原監督は、「2015年、新しいユニフォームを着てプレーすることに心踊っている」とコメント
岩手県にある三陸鉄道株式会社と食品メーカー大手のネスレ日本株式会社は6日、日本一の草野球チームを目指す「三陸鉄道キット Dreams」の設立を発表した。 この活動は東日本大震災からの復興で象徴的な存在となった三陸鉄道と「キットカット」ブランドで震災の復興支援を続けているネスレ日本が、地元に根付いた野球チームを通じて、新たな地域復興を目指す取り組み。本拠地は震災で全壊し、現在は生コンクリートのプラントが置かれているなど、いまだに震災の爪痕が残る岩手県宮古市にある田老球場。同球場は2016年春に新・田老球場として再建される予定で、それまでは同市内や岩手県久慈市にある球場を中心にチームは活動を行っていく。 GMとして発表されたのは、なんとシアトル・マリナーズの岩隈久志投手。記者発表の席上で挨拶した岩隈は「楽天でプレーしていたこともありますし、野球というスポーツの力を通じて三陸を盛り上げていきたい
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『BASEBALL KING | 日本の野球を盛り上げる!』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く