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大谷翔平
costep-webteam.hatenadiary.jp
JR琴似駅ホームで電車を待っていると、電車が静かにホームへ入ってきます。琴似駅構内のレールには隙間の空いている継目がないので「ガタンゴトン」と音がしません。このレールは通常のレールより長く、「ロングレール」と呼ばれています。ホームの端から端まで歩いて線路を見ても、継目が見あたりません。それでは次にホームの札幌側の端に立って、小樽方面行き線路の数メートル先をよく見てください。変わった形をしたレールの継目が見えます。これはロングレールの端に設置される「伸縮継目」です。鉄は暖まると伸び、冷えると縮みます。その伸び縮みによりレールがゆがまないようにするための仕組みです。今回はロングレールと伸縮継目について紹介します。 写真:琴似駅の札幌側の伸縮継目を望む。 伸縮継目のアップ。 【旧来のレール】 まずは旧来のレールについて紹介しましょう。これは札幌駅構内でも見ることができます。一本のレー
クラーク博士の像が建つ羊が丘の一角に、北海道農業研究センターがあります。ここ(当時の名称は、北海道農業試験場)で育種され、2006年秋から一般に販売され始めたお米が「おぼろづき」です。 おいしいお米の代名詞であるコシヒカリに負けないおいしさであるというふれこみの「おぼろづき」。皆さんは、もう口にされましたか? ◆「赤毛」から「坊主」へ 明治の頃、北海道は低温のため、米作には適さないといわれました。道南地方にわずかの水田がある程度で、札幌農学校でも、米作ではなく、畑作を奨励していました。 そんな中、明治6年に、中山久蔵という人が、札幌市郊外の月寒村島松(しままつ)で、「赤毛」という耐冷性にすぐれたコメの栽培に成功しました。この「赤毛」の中から、さらに優良なものを選抜したのが、明治28年の「坊主」という品種です。この「坊主」によって、旭川を含む上川地方や、それ以北の地域にもコメ栽培が広まりまし
暑かった2007年の夏が終わり、豊平区の月寒公園はすっかり秋になりました。 (左)初秋の月寒公園 (右)コナラの木には青いドングリが (撮影2007/9/11) 【 昨年、ドングリ虫は・・・・】 昨年の11月7日、『どんぐりころころ、「こんにちは」と言ったのは・・・〜月寒公園〜』というタイトルで、サイエンス観光マップに次のような記事を書きました(詳しくはこちら)。 『月寒公園で拾ったドングリから22匹の「ドングリ虫」が出てきました。ドングリ虫は体長1cm弱の芋虫で、シギゾウムシの幼虫です。親虫がドングリに卵を産み付けると、やがて孵った芋虫はドングリの実を食べて成長します。その後ドングリから脱出して土の中で冬を越し、シギゾウムシになります。ドングリ虫たちがシギゾウムシになるのを見届けたいと思い、土を入れたガラスびんに移したところ、みんな次々と土にもぐっていきました・・・』 あれから約1年、ド
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