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はじめまして!お粥研究家の鈴木かゆと申します。わたしは2020年におかゆ沼にハマって以降、メディアやSNS、webサイトなどでおかゆの魅力を伝える活動をしています。たぶん日本で唯一のお粥専門の研究家です。 国内のおかゆの食べ歩きはもちろん、香港や台湾など海外へのおかゆ旅(朝昼晩の粥+おやつに粥+つまみに粥+シメも粥みたいな変態旅行)も大好き。食べるだけでなく、おかゆを作るのも好きで、365日毎朝おかゆを作って食べています。 中華粥だけ愛されすぎ問題 そんなお粥研究家が「お粥研究家です」と名乗ったときに、よくいただくある反応があります。 「わたしもおかゆって大好きなの〜、中華粥が!」 おかゆが好きと言ってもらえてすごく嬉しいです、でも、でも、でも……! なぜ!中華粥だけを!好きって!いうの!?!? 世界中に!おかゆがあるのに!なぜこんなにも!中華粥ピンポイント!?!? わたしは嫉妬していまし
現れたのは吹き抜けの巨大地下空間。なんと総床面積は750平方メートル、吹き抜け地下3フロア、まるで新宿の秘密の地下帝国に迷い込んでしまったかのよう! 店内はキャッチーでカラフルなデザインで埋め尽くされていて、テーマパークさながらの情報量。こんなところで食べられる火鍋はどんなのかしら……! 期待が高まります。 中華民国時代を彷彿とさせるテーブルや、夜の屋台のようなネオンが至るところに。火鍋の本場、重慶で流行しているレトロで写真映えするデザインを、オーナー自身が中国現地のデザイナーと共に1年間をかけて練りに練って作り上げた渾身の内装だそうです。 しかしこのお店、見た目がイケてるだけじゃない。火鍋のスープからタレ、具材の鮮度まで、こだわりがハンパじゃないんです。 本場の食材へのこだわり まず驚いたのが、火鍋のスープへのこだわり。こちらの火鍋のスープのもとは辛味脂なのですが、その割材に、重慶の本場
東京で食べられるモンゴル料理は内蒙古系とウランバートル系の2種類ある 2024年3月1日 お店情報 モンゴル料理, 中村正人, 東京ディープチャイナ研究会 5780view 最近、ぼくは都内のモンゴル料理店をいくつか訪ねています。きっかけとなったのは、2022年の夏に訪ねたモンゴル国での見聞で、一口にモンゴル料理といっても、大きく内蒙古系とウランバートル系の2種類があることを知ったからです。 どういうことかというと、内蒙古系というのは、中国内モンゴル自治区の人たちが営むモンゴル料理のことで、ウランバートル系はモンゴル国の首都ウランバートルの人たちの料理。それらは基本的には同じ系統の料理なのですが、メインとされる料理やその提供の仕方、味つけがちょっと違っているのです。 同じことは東京で食べられるモンゴル料理についてもいえるのでしょうか。 まず内蒙古系の店をいくつか紹介しましょう。 最も知られ
いまや「ガチ中華の聖地」といわれる池袋に「ガチ中華」が現れたのは、2000年前後からです。 池袋の最長老といっていい東北料理店「永利」がオープンしたのは1999年12月のこと。 その後、ポツポツと店が現れてくるのですが、2000年代の早い時期にオープンした店のひとつが、今回最初に紹介する「大宝麻辣誘惑(タイホウマーラーユウワク)」という東北&四川料理の店です。 実はこの店、2013年までは「大宝」(現在もその名前は残っています)という、いかにも中国人がつけそうな店名で、現在とは違う人がオーナーでした。 池袋西口(北)出口を出て、線路沿いを歩いて約5分。華やかなにぎわいのある東池袋とは違い、線路を超えた北池袋のやけに昭和的ともいうべき場末感がうつろに漂うロケーションに位置しています。 店内は中国に実在していそうな食堂のリアルな雰囲気で、料理の味もガチそのもの。当時から火鍋をはじめ日本にはない
JR池袋駅西口(北)を出てすぐ左手の、かなり見た目の怪しい雑居ビルの薄暗い通路の先のエレベーターに乗って4階に上がると、突然視界に開けるのは、中国や台湾、香港の夜市や食堂街の一部を切り取って移転してきたような異国の空間です。誰もがハッとして「ここはどこ?」と思ったことでしょう。 その瞬間の驚きの表情を見るのが楽しくて、何人の友人知人をここに連れてきたことか。とはいえ、自分だって友誼食府がオープンした2019年冬、初めて来たときは驚きの表情を隠せなかったことを思い出します。 このフードコートは、お隣の中国食材店「友誼商店」が管理していて、6つの店が出店しています。それぞれの店の簡単な説明と最新の人気メニューやおすすめ料理を独断と偏見で紹介します。 四川料理「香辣妹子(シャンラーメイズ)」 板橋区滝野川にある本格四川料理店からの出店です。小さなブースにもかかわらず、オーナーの王平兮(おうへいし
2021年9月のオープンから早2年。池袋の第3の中華フードコートである「沸騰小吃城(フットウシャオチーチェン)」の人気はもはや定着し、平日は日本人客の比率が高いほど「ガチ中華」ファンの支持を得ています。 これまでテレビで何度も紹介されたこともあるでしょうが、客層も若者から旅行好きの中高年まで世代も幅広いです。人気の理由は、とにかく気軽に利用できること。お茶1杯注文するだけでも大丈夫ですし、食事もお酒も種類が多いので、さまざまな楽しみ方ができるからでしょう。 もうひとつの理由は、池袋駅西口(北)から徒歩5分ほどの場所にある沸騰小吃城の入店しているビルは、2階が中華火鍋屋、3階がこのフードコート、4階は中国カラオケ、そして地下1階には香港スイーツ店があるなど、まるごと中華テーマパークのような世界であること。 そして、この雑居ビルの中に忽然と広がる空間は、ちょっと昔の香港のフードコートに似ていて
そこで、私は東京に出現した中国の大衆食堂のようでもある「ガチ中華」の世界に着目し始めました。そのような完成度の高い料理がどのように日本社会に現われ、誰に食べられ、どのように受け入れられたのか、一連の疑問を持ちながら、2020年から現在まで、SNS、ウェブ記事を読みながら、インターネット調査を行いました。 コロナの時期に話題になった「ガチ中華」 2020年コロナの流行で外食産業にかつてないほどの衝撃が与えられた一方で、池袋、上野を中心に「焼き魚」、「カエル鍋」、「雲南料理」などの新しい店が現れました。更に、2021年以降、日本のテレビ番組や雑誌に登場するようになったことで、在日中国人の間だけではなく、日本社会、日本人の食事客の関心も引いているのではないかと、私は考えていました。 そのような考えを検証するために、私は2021年からこのような料理店を訪れ、店内で見える、聞こえることを取材し、参与
本サイトではもうおなじみの梁宝璋さんが率いる「味坊集団」の都内11店舗目となる「商館味坊」(中央区日本橋)が、人形町「ハシゴ楼」の開館とともに、7月6日(木)11時にオープンします。 「ハシゴ楼」は都市型商業施設「M’s CROSS(エムズクロス)人形町」(地上10階)内の 1〜5 階に位置し、和洋中に限らず幅広いジャンルのレストランがラインナップ。「ハシゴ酒×楼閣」をコンセプトに、梯子を上るように店舗を回遊しながら楽しもうというモダンな横丁スタイルの飲食街です。 ハシゴ楼(エムズクロス人形町) https://www.hashigoro.jp/ 美味しさとコストパフォーマンスで評価されたミシュランビブグルマンを3年連続獲得している「すし 基一」(5F)や、全席スタンド形式で、タップから注ぐ日替わりクラフトビールをクレイジーな価格で楽しめる「スタンド クレイジークラフトビア」(1F)、15
池袋の「ガチ中華」にまつわる興味深いデータがあります。 在外華人の研究で知られる山下清海筑波大学名誉教授と数人の研究者が制作した「池袋チャイナタウンガイド(池袋华人街指南)」(2007年)という小冊子をみると、当時の西池袋の中国系飲食店の数は35軒でした。 ※当研究会では、池袋を「チャイナタウン」と呼ぶことは控えています。理由はこちらです。
ライターのツジです。 私は学生時代に中国福建省の厦門に留学して以来、中国の文化にどハマりしてしまい、それ以来、長期休みのたびに中国に通い、料理、お茶、酒、音楽などをディグして布教する活動を行っていました。 そんなところ、東京ディープチャイナの書籍に出会い、東京のガチな中華を探すというコンセプトに感動し、活動に参加することになりました。 そんな私が厦門に留学していた頃、食べていた忘れられない味があります。それが「西北拉麺」(東京都中央区日本橋蛎殻町)というお店です。 私の留学していた学校の近くに店舗があり、あまりのうまさに週3ほどのペースで食べに行っていました。 西北拉麺の看板メニューは「牛肉拌麺」で、コシのある汁なし麺の上に、香辛料で牛そぼろとパクチーがガバッとのった料理です。 元は、回族という中国の西北地域に多く住むイスラム教を信仰する民族の料理で、中華でよく使用される豚は一切使用せず、
【希少価値高し!】池袋の「大沪邨」が供する本場の上海料理と小吃 2022年9月26日 お店情報 上海料理, 小吃, 東京ディープチャイナ研究会, 豊島区 5408view 中国発「ガチ中華」の中でもユニークな存在なのが上海グルメ。中国全土から美味しい味覚が集まってくる上海の最新事情については、現地在住の萩原晶子さんがレポートしてくれていますが、今回は都内にある本格的な上海料理を供する店を紹介したいと思います。 それは池袋西口にある「大沪邨(だうつん ※北京語ではなく上海語読み)」(東京都豊島区西池袋)です。実は中華フードコート「友誼食府」に出店しているお店のひとつでもあります。 友誼食府には食事ができるテーブルがいくつか並んでいますが、もともとは持ち帰り用の販売ブースとしてスタートしています。ですから、本場の上海料理を味わいたいなら、本店に行くべきです。 上海料理の特徴は、江南地方の温和な
【ウランバートル発】モンゴルと中国内蒙古の料理はどう違うのか? 2022年9月2日 中華グルメ旅 モンゴル料理, 東京ディープチャイナ研究会 2331view 7月下旬にモンゴルに行ってきました。コロナ禍後、初の海外旅行です。 モンゴルは中国の北側に位置する高原の国です。ゴビ砂漠をはさんで南に広がる中国の内蒙古にはこれまで何度も行ったことがありましたが、メインランドに行くのは初めてでした。数日間の滞在でしたが、あらゆることが新鮮でした。ここでは料理の話にしぼってお話したいと思います。 そもそもモンゴルと中国内蒙古の料理はどう違うのでしょうか? 一般にモンゴル料理は、「赤い食べ物」(オラーン・イデー)と呼ばれる肉料理と、「白い食べ物」(ツァガーン・イデー )と呼ばれる乳製品に分かれます。今回はレストランなどで食べるオラーン・イデーを中心に話します。 モンゴルの肉料理には、茹でたり、煮たりする
香福味坊は9店舗目で、各店舗のいいところを集めて凝縮し、さらに深化させるのがコンセプトだそうです。朝7時〜翌朝5時までの22時間営業なので、早点(中国式朝食)からひとり飲み、大卓の宴会までさまざまな食のシーンを楽しむことができます。 プレスリリースでは、以下のように朝昼夜の食事シーンを説明していました。 ● 朝(朝食バイキング): 早点と呼ばれる、豆乳、包子(肉まん)、お粥、味つき卵、油条(揚げパン)などの中国式朝食を7:00から提供 ● お昼(ランチ): リーズナブルで親しみやすい中華定食ランチ ● 午後: ポット入りお茶と点心で飲茶やティータイム。ビジネスミーティングにもおすすめ。 ● 夜: 味坊各店舗のそれぞれのスタイルで。 店内のしゃれた雰囲気の中では、配膳ロボットも活躍していました。 厨師さんのTシャツもかっこいいです。前から思っていたのですが、この店の厨師のみなさんは体形も坊主
「マツコの知らない世界」の「マジ中華」が食べられる13店、すべて教えます 2022年5月13日 中華トレンド まとめ記事, 東京ディープチャイナ研究会 65433view 5月10日(火)に放送された「マツコの知らない世界」(TBS)の「マジ中華の世界」、みなさんご覧になりましたか? 「音楽よりもグルメにハマってしまったミュージシャン」こと、ホフディランの小宮山雄飛さんがナビゲーターとなって、面白楽しくディープチャイナの世界を伝えてくれました。 「マジ中華」という言い方は、小宮山さんのオリジナルで、その定義は以下のようなものです。 「日本人には一切こびない、中国人向けの本格中華料理」 もっとも、小宮山さんは「実を言えば、本格ではないところに楽しさがある。マジ中華の魅力は、非日常のワクワク感とスリルがたまらない!」と話していました。「ガチ」ではなく「マジ」という、ひとひねりしたオトボケっぷり
夜のディープチャイナへ 立教大近くの中華カラオケバー「卓尚記」 2021年11月16日 お店情報 佐々木 遼, 豊島区 39475view いまや世界共通語となった「カラオケ」の発祥の地はもちろん日本だが、日本のカラオケ店は大半が個室スタイルなのに対して、海外ではしばしばバーの店内に一台だけカラオケマシンが設置された、俗に言う“公開処刑”スタイルが主流だ。 中国語文化圏でもそれは例外ではなく、串焼きをつまみにお酒を飲みながらカラオケを楽しむミュージックバーが、若者を中心に広く愛されている。たいていは2軒目、もしくは3軒目に、飲んべえの大人たちが夜な夜な繰り出す陽気な文化だ。中国滞在経験者なら、きっと一度は行ったことがあるのではないだろうか。 そんな“夜のディープチャイナ”に触れられるローカルスタイルのミュージックバーが、池袋の西口にある。 池袋西口から立教大学方面に歩くこと5分程度、怪しげ
上野のアメ横センタービルの東側に、もうずいぶん前からトルコ風ケバブや韓国料理などの多国籍エスニック屋台が続々出店しています。そのうち多数派を占めるのが中華屋台です。 黒木真二さんは実況レポートをYouTubeに公開しています。まずはご覧ください。 【本格中華】中国式朝食が上野のアメ横で食べられる!北京人お墨付き! 「天天楽」という屋台に腰かけ、黒木さんは話します。 「中国では通勤、通学の途中にお店や屋台で朝食をとることが多く、手軽に安く食べることができます」 いま上野のアメ横のある一角には、黒木さんが話すように中国の街角がそのまま現出したような中華屋台が出現しているのです。 この日、黒木さんは中国の朝ごはんの定番メニューを注文しました。 まず豆腐脳(ドウフナオ)です。豆腐脳は、豆乳を固めた豆腐の一種ですが、日本の絹ごし豆腐より柔らかで、ゼリーのような食感のある小吃です。台湾スイーツのほんの
いちばん奥にあるのが、福建省の地元ローカルフードを出す「沙县小吃(シャーシェンシャオチ―)」です。 沙县小吃は中国のみならず海外へのフランチャイズ出店数6万3000店舗という巨大なチェーン店で、2018年6月に高田馬場(新宿区高田馬場2-8-6)にオープンしました。 福建の省都である福州の西隣にある三明市沙県という超ローカルなご当地スープ(炖罐)やワンタン(扁肉)、蒸し餃子(蒸餃)、和え麺(拌面)などが食べられます。 そのまま右手に回ると「卤煮炸串串(ルージゥザーツァンツァン)」という東北地方の小吃の店があります。 新宿や錦糸町にある「三巴湯」という火鍋屋(墨田区錦糸2-5-8 /新宿区歌舞伎町1-22-7)が出店していて、串揚げや煮込み系の料理を出します。全体にお酒のつまみ系が多そうです。 その右は「品品香(ピンピンシャン)」という四川・湖南料理の店で、同じ西池袋にある店(豊島区西池袋1
東京ディープチャイナは・・・都内で体験できるディープ中華のトレンドやファッション、文化などを楽しく紹介します。 ※ディープ中華とは、海を渡って日本に来た中国語圏の人たちが調理している本場の中華料理です。
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