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首都圏では中学受験への関心が高まり、「受験すること」についてのさまざまな情報は多く目にしますが、意外に公立中学の学校生活については知らないことも多いのではないでしょうか。親世代の経験や、「中学受験より高校受験のほうが大変」「内申点で苦労する」といった漠然としたイメージだけでは、子どもの行く道を自信を持って見守ることはできません。より充実した学校生活を送れるようサポートするためにも、「今の実状」をきちんと知っておくことが必要です。 今回は、中学受験をしない家庭が知っておきたい公立中学の学校生活の特徴や、高校受験を見据えた勉強への取り組み方について専門家にお話を聞きました。 【中学受験する?しない? 「わが家の正解」を考える 特集】 (1) 中学受験 親が知っておくべきメリット・デメリット (2) 性格・お金…中学受験するか否か6つの項目で判断 (3) 地方出身親必読!首都圏の最新「中学受験」
「頭のいい子」が育つ家庭は、何が違うのか。子どもの学力や能力、才能を存分に開花させるために、親が家庭でやるべきこと、心がけるべきことは何かを探る連載。高学歴芸人のロザンさんにご登場いただいた第一弾に続き、第二弾でご登場いただくのは、「全米最優秀女子高生」を育てた日本人母で、アート業界でキャリアを築いていたワーキングマザーでもあるボーク重子さんです。自身の子ども時代に受けた詰め込み型教育を反面教師に、家庭では、ひたすら非認知能力を育むための取り組みを続けてきたというボークさん。どんな考え方でどんな工夫をしてきたのか、じっくりお話を伺いました。3回に分けてお届けします。上編である今回は、ボークさんが子育てにおいて特に心がけてきた5つのポイントを紹介します。 <ボーク重子さんインタビュー> (上) 「全米最優秀女子」母 非認知能力を家庭で育む術 ←今回はココ (中) 働く母だからこそ子に伝えられ
2014年の連載開始から64回に亘り、教育社会学者の舞田先生が統計データを使って共働き家庭にまつわる課題を取り上げてきた本連載、最終回では「日本のワーママは幸せか」を考えます。共働きが多数派になってきた今、ワーママの幸福度も高まっているのでしょうか? 働くママの幸福度を6つの指標でチェック こんにちは。教育社会学者の舞田敏彦です。日経DUALが創刊5周年を迎えられたとのこと、おめでとうございます。記念すべき節目で、かつ本連載も最終回ですので、やや大きなテーマを据えましょう。 ズバリ、働くママさんの国際比較です。女性の幸福度や男女平等指数の国別ランキングはよく見かけますが、皆さんのような共働きで子育て中のママに対象を絞るのがポイントです。働くママの幸福度の国際比較をしてみようと思います。 何をもって「幸福」とみなすかは価値観の問題ですが、1)当人の意識、2)客観的な生活条件、3)社会のクライ
(日経DUAL特選シリーズ/2018年12月収録記事を再掲載します。) 日経DUALでは昨年、「待ったなしの少子化問題」と、内閣府も推進する「ワーク・ライフ・バランスを保ちながら生産性高く働くための働き方改革」という2つの視点で優秀な企業を応援する取り組みとして、2回目となる「共働き子育てしやすい企業グランプリ 2017」調査を実施しました。詳細はこちらの特集をご参照ください(「2017年 共働き子育てしやすい企業ランキング特集」)。第3回も、厚生労働省が公開する「女性の活躍推進企業データベース」サイトに掲載されている情報を基に日経DUALが選定する企業への調査協力依頼に加え、「わが社こそは」と手を挙げて調査にご回答くださる企業を一般公募します!! この特集では、一般公募のスタートに合わせて、「共働き子育てしやすい企業」にまつわる最近の動きについて、今回もアドバイザーを務めていただく3人の
少子高齢化、人権、子育て支援など、今日本の社会が直面している諸問題について、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹さんが各界の専門家や政治家に切り込む本連載。連載最後のゲストは、日本の教育学、保育を見つめ続けてきた汐見稔幸先生です。今年改定された「保育所保育指針」「認定こども園教育・保育要領」などの意義や、21世紀に向けての幼児教育について聞きました。取材会場となったのはフローレンスの会議室。フローレンスが運営する保育園の園長先生など、多くの保育スタッフが見つめながらの対談となりました。上下2本の記事でお届けします。 3歳児以降の幼児教育は園に関係なく共通の取り組みがされることになった 駒崎弘樹さん(以下敬称略)汐見先生といえば保育業界では「その名を知らなければモグリだ」と言われるほど、日本の保育・幼児教育を牽引されてきた生けるレジェンド的存在です。保育の世界で生きる我々にとっての指針の
オリエンタルラジオ・中田敦彦さんが、子育てや夫婦関係について語る連載「イクメンアップデート中」がリニューアル! タレントの福田萌さんを妻に、5歳と1歳の二児のパパでもある中田さん。前回の記事「良い夫やめた宣言」は賛否両論あり、愛憎入り混じる様々な反応や感想がありました。今回は「脱良い夫宣言」から約1カ月を経た、その後です。自身の心境や中田家では、意外な変化が起きていました。 僕の発言に対して、いろんな声がありました。まず多かったのは、世の妻たちからの拒絶反応と憎悪でした(苦笑)。 僕がこれまで連載などで伝えてきた子育てや夫婦の話は、女性の間ではすでに共有されていることでした。同じ主張を女性がしても女性視点という域を出ないところを、男性が発言することに意味がありました。 僕個人への関心ではなくて、僕の発言に自分の夫を投影して、ガス抜きをしていたところもあったのだと思います。実際、「夫に見習っ
青年団を主宰し、世界的に活躍する劇作家・演出家の平田オリザさんは、大阪大学COデザインセンター特任教授、東京藝術大学COI研究推進機構特任教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐など様々な場所、形で教育活動に携わっています。 学校選びや学ぶ環境について、あるいは親の心構えなど、今の子どもたちが20年後、生き抜くための力を身に付けるために必要な「教育」について、平田オリザさんと考えていく連載。前回は入試改革がうまくいっていなくても「一流」と言われる規模の大きな大学に行かせなければと親が思い込む「強迫観念」の背景にあるものとはなにかに注目しました。 今回は中学受験を考える親御さんに向けて、中高一貫校に通わせることの問題や、都立高校の変化について、考えていきます。 わが家では昨年、子どもが生まれまして、来年、兵庫県の豊岡市に引っ越すことを決めました。もちろん、移住するのは仕事のことも関わっていま
(日経DUAL特選シリーズ/2018年11月収録記事を再掲載します。) 日経DUALでは「待ったなしの少子化問題」と、内閣府も推進する「ワーク・ライフ・バランスを保ちながら生産性高く働くための働き方改革」という2つの視点で優秀な企業を応援する取り組みとして、2回目となる「共働き子育てしやすい企業グランプリ 2017」調査を実施しました。詳細はこちらの特集をご参照ください(「2017年 共働き子育てしやすい企業ランキング特集」)。第3回も、厚生労働省が公開する「女性の活躍推進企業データベース」サイトに掲載されている情報を基に日経DUALが選定する企業への調査協力依頼に加え、「わが社こそは」と手を挙げて調査にご回答くださる企業を一般公募します。(注:受け付けは終了しました) この特集では、一般公募のスタートに合わせて、「共働き子育てしやすい企業」にまつわる最近の動きについて、今回もアドバイザー
俳優・モデルとして活躍する栗原類さん。独特のキャラクターで人気を呼んでいる類さんですが、2015年に自身が発達障害であることをメディアで公表。世間から大きな注目を集めました。 発達障害の類さんを女手一つで育ててきたのが、通訳・音楽ジャーナリストの栗原泉さんです。類さんが発達障害の一つ「ADD (注意欠陥障害)」と診断を受けたのは小学校1年生のとき。当時、在住していた米国で小学校の先生に診断を受けることを勧められたのがきっかけでした。 「実は、類の審査会場の場で、私自身も典型的なADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害だと指摘されたのです」。そう語る泉さんは、類さんにどう向き合ってきたのでしょうか。 別れた後に妊娠が判明 泉さんが類さんを出産したのは、25歳のとき。 「ロンドン留学中に類の父親である英国人男性と知り合いましたが、交際は長く続きませんでした。妊娠に気づいたのは彼と別れた後。
教育社会学者の舞田先生が統計データを使って、子育てや教育にまつわる「DUALな疑問」に答える本連載。第63回では、女の子の教育について考えます。仕事も家事も男女平等が当たり前という考え方で育ってきたDUAL世代。教育において男女で差をつけるなんてと思うかもしれませんが、実際は家庭においても、子どもたちの意識においても男女差があることが分かりました。国際的にも残念なその状況を改善する糸口はどこにあるのでしょうか。 医大の不正問題から見えた 女子への期待の低さ こんにちは。教育社会学者の舞田敏彦です。東京医大の入試の不正問題が、世間の耳目を集めています。女子をなるべく入れたくないがために、女子受験生の点数を操作していたとのことです。医師を志す女子の努力をあざ笑うもので、断じて許し難し。 2015年の統計によると、日本の医師の女性比率は20.3%で、OECD加盟国の中では最も低いのですが(OEC
子どものやることなすことすべてに口出ししたり、手出ししたりしていませんか? よかれと思ってやっているかもしれませんが、実はそれこそが子どもの成長する機会を奪い、自立して生きていく力を育むことの阻害要因になっているかもしれないのです。 この特集では、子どもに対する過干渉育児を「カーリング育児」と定義し、そこから脱却するための様々なノウハウをご紹介していきます。第1回は、教育・心理関係の著書が100冊を超える、明治大学文学部の諸富祥彦教授と、ベストセラー『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の共著者で、アドラー心理学者・哲学者の岸見一郎さんに、「カーリング育児」がもたらす弊害について話を聞きました。 【先回りし過ぎ? これからは「カーリング→見守り」育児 特集】 (1) 「過干渉育児」の恐ろしい弊害 子育ては根気が一番 ←今回はココ (2) 『嫌われる勇気』著者「“見守る勇気”で親も楽に」 (3)
厚生労働省の発表によれば、ガンは1981年から日本人の死因の第1位。生涯のうちにガンにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測されています。2歳の息子を持ち、幼稚園の先生をする妻と共働きをしていた写真家・狩猟家の幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液ガンを発病。余命3年と告知されました。その後、ブログやSNSでの情報発信に力を入れ、各界から注目を集めています。幡野さんにインタビューしました。 【写真家・幡野広志 ガンになり、思う。「人生は好きなことをやる時間」】 (1)パパ写真家・幡野広志 34歳で多発性骨髄腫になる (2)幡野広志 放射線治療で容体改善 悩み相談で多忙に (3)ガンはリトマス紙 その人の生き方がすべて表れる (4)子が欲しがる物を買わないことが子の可能性を摘む ←今回はココ スーパーで「なんで、それを選ぶの?」と親が言う あれが間違いの始まり
育児エッセーマンガ『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』(マガジンハウス)を出すなど、フツーに育児をするパパマンガ家、小沢高広さん。妻で作画の妹尾朝子さんとマンガ家ユニット「うめ」として、『大東京トイボックス』をはじめ人気作をいくつも手掛けています。今回は、インタビュー記事「ガチ育児パパの子連れお出かけ 親のストレス削減術」が好評につきまして続編です! 今回は、「仕事も家庭も半分こ」の小沢家の家事分担や、家族の料理を担うのはもちろん、マンガ制作のアシスタントさんの賄い飯まで作る、料理するパパ小沢さんのオススメレシピを聞きました。 一緒に暮らし始めて最初に発生する家事は「料理」 日経DUAL編集部(以下、――) 作画担当の妹尾朝子さんが仕事でも家でもパートナーであり、家庭内のタスクも夫婦で半分ずつ担う。そんな小沢家の家事分担について話を聞かせてください! 小沢さん(以下、敬称略) 2人だけ
「非行の芽は小学校3年生に生まれる。その芽を早期に発見するために気を付けたいのがお金と成績、そして友達」。前回は、犯罪者の育ち方について研究してきた清永奈穂さんからそんな印象的な話を聞きました。ところで、清永さんによると、ひと言で「非行に走る」と言っても、今の子どもたちはエネルギーを内向きに発するため、大人の目が届かないところで事態が深刻化しがちなのだそうです。その行動とはどういうものなのか。そして、大人はどう向き合えば良いのか。清永さんに聞いていきましょう。 新しく生まれている犯罪は大きく4つ 今の子どもたちは表で暴力を振るうことが少ない反面、SNS上で陰湿なやり取りをしたり、ネット上でクラスメートをいじめて、自殺に追い込んだりします。これも非行の一種です。こういった時代背景をもとに、大きく分けて次のような新しいタイプの犯罪が生まれています。 (1)境界線不鮮明型の犯罪 法の目をかいくぐ
育児エッセーマンガ『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』(マガジンハウス)を出すなど、フツーに育児をするパパマンガ家・小沢高広さん。妻で作画の妹尾朝子さんとマンガ家ユニット「うめ」として、『大東京トイボックス』をはじめ人気作をいくつも手掛けています。日経DUALでのインタビュー記事「ガチ育児パパの子連れお出かけ 親のストレス削減術」が好評につきまして、続編です! 小沢さんにとって、パパだけでお子さん2人(小学5年の長女と小2次女)と過ごすことは、赤ちゃんのときから当たり前のこと。前回に続いて、使える子連れお出かけのワザやヒントと、パパ育児の現状に思うことを聞いてきました。 パパが育児をすることをことさら評価する風潮に「薄いハラスメントだと思う…」との言葉に、ハッとする方は多いのでは。合理的思考が光る小沢さんの育児は、参考になるアイデアがいっぱいです。 子どもと一緒にいるときも「自分のスト
私たち〇〇に失敗して…親子でドイツに移住しました! 新連載マンガ!共働きママ・デザイナー、いまがわさんの「子連れドイツ日記」 2018.11.06 子育て・教育
クラシック音楽の世界を舞台に、音大生たちの恋と成長をコミカルに描いて一大ブームを巻き起こした漫画『のだめカンタービレ』。作者の二ノ宮知子さんは2人の男の子のママでもあり、コミックエッセー『おにぎり通信』では、仕事と子育てに奮闘する日々を笑いたっぷりに描いています。 そんな二ノ宮家の家事・育児の主力は、夫の敦夫さん(通称POM<ポン>さん)。「ママ」「パパ」という固定的な役割にとらわれない、二ノ宮家の家事・育児シェアの形はいかにして生まれたのでしょうか。今回は、本音満載の夫婦対談が実現。言いたい放題でしょっちゅう衝突、でもベースにはお互いへの信頼あふれるお二人の関係性からは、家族みんながハッピーになるためのヒントが見つかりそうです。 【共働きを応援! 「家事・育児シェア」50の新ソリューション特集】 第1回 夫にやってほしい家事・育児1位「子どもとの会話」 第2回 家事・育児“やらない夫”を
マーク・ザッカーバーグ、ピーター・ドラッカー、ビル・ゲイツ、バラク・オバマ……。 幼少期にモンテッソーリ教育を受けたといわれる偉人たちの顔触れはそうそうたるものです。彼らに共通する革新性、創造性、リーダーシップはいかにして養われたのか、実はそれが一番気になるというパパやママも多いのではないでしょうか。 この連載はその答えのヒントをモンテッソーリ教育のエッセンスに探っていく試みです。 「モンテッソーリ教育とは何ぞや?」という命題を分かりやすく紐解いてくださるのは高根学園理事長、高根澄子先生と、高根先生の実娘でマリア・モンテッソーリ・エレメンタリースクール教諭、久保田穂波先生です。「日本初のモンテッソーリ認可小学校設立に向け、始動中」というニュースは皆さんの記憶に新しいことと思います。 「子どもたちこそが私の先生」と、現在も第一線で子どもたちと向き合う毎日を送る澄子先生が、初めてモンテッソーリ
教育社会学者の舞田先生が統計データを使って、子育てや教育にまつわる「DUALな疑問」に答える本連載。第62回では、親子関係の貧困化を取り上げます。そもそも親子関係においての「貧困」とはどんなことなのでしょう。舞田先生のまとめたデータと分析には、子の幸せを願う共働きのほとんどがドキリとするはずです。 人間にとって、他者との関係も重要な「資本」 こんにちは。教育社会学者の舞田敏彦です。すっかり社会問題化している「貧困」ですが、この言葉の意味は、必要な資本の不足(欠如)で生活に困窮することです。貨幣経済が浸透した現在では、資本の最たるものはおカネです。貧困状態の人を割り出すに際しては、当人の経済力に注目されます。いわゆる貧困率とは、所得が中央値の半分に満たない世帯に属する人が国民の何%かです。 しかしながら、資本はおカネだけではありません。人間は他者と協働する社会的存在であって、いざという時に頼
「小3」は危うい時期 成績・お金・友達に注意を 過去の犯罪者の研究から分かった、子どもを非行に走らせないために知っておきたいこと 2018.10.17 子育て・教育 低学年高学年 小学3年生は「ギャングエイジ」と呼ばれるように子ども同士の仲間意識が強くなり、親や先生といった絶対的な存在への依存から抜け出し、少しずつ自立していく時期。学校生活にも学童保育にも慣れてきた安心感から、親も目を離しがちになります。しかし、多くの犯罪を分析し、犯罪者の育ち方も研究してきた清永奈穂さんによると、この小3という学年が、子どもの将来への分岐点となるのだそうです。親は子どもとどう向き合っていけばいいのか、清永さんに聞きました。 非行を5回以上繰り返した少年の半数が、成人後に犯罪を起こしてしまっている 改正前の旧少年法を基に、過去に罪を犯して捕まった少年を調査したところによると、14歳から19歳の間に5回以上非
厚生労働省の発表によれば、ガンは1981年から日本人の死因の第1位。生涯のうちにガンにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測されています。2歳の息子を持ち、幼稚園の先生をする妻と共働きをしていた写真家・狩猟家の幡野広志さんは、2017年に多発性骨髄腫という血液ガンを発病。余命3年と告知されました。その後、ブログやSNSでの情報発信に力を入れ、各界から注目を集めています。幡野さんにインタビューしました。 【写真家・幡野広志 ガンになり、思う。「人生は好きなことをやる時間」】 (1)パパ写真家・幡野広志 34歳で多発性骨髄腫になる ←今回はココ (2)幡野広志 放射線治療で容体改善 悩み相談で多忙に (3)ガンはリトマス紙 その人の生き方がすべて表れる (4)子が欲しがる物を買わないことが子の可能性を摘む 夜、横になっても眠れないほど、背中が痛みだした 日経DUAL編集部(以
「宿題したの?」「今、やろうと思ってたのに!」。小学校高学年になると、こうしたささいなやり取りから、親子間に険悪なムードが漂うことは増えるかもしれません。「うちの子もそろそろ思春期だからね……」。親は、ついそう思いがちですが、小学校教育界で知られるカリスマ先生である、田中博史さん(筑波大学附属小学校副校長)は「『思春期だから』で片付けないほうがいい」と言います。田中さんに、思春期や反抗期との付き合い方について教えてもらいました。 【年齢別特集 高学年のママ・パパ向け】 (1) 「思春期のせい」にしないで親は自分を見直してみる ←今回はココ (2) “親になる練習”足りていないと、思春期でこじれる (3) 中学受験しない子の家庭学習で大切なこととは (4) 中学受験しない子は今から高校受験を意識するべき? 子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化して
虐待を受けた子を里子として育てた夫婦に里親体験を語ってもらった前回に引き続き、 今回も「里親」について取り上げます。 里親というと、里子が大人になるまで引き取って世話をすると思われがちです。しかし児童養護施設で暮らす子どもを定期的に数日間、自宅に迎えたり、実親の養育が難しい一時期だけ子どもを預かったりする、短期の里親という選択肢もあるのをご存じでしょうか。 厚生労働省は、実の両親の元で暮らせなくなった子どもを、児童養護施設から家庭的な環境へ移す方針ですが、受け入れる側にとって長期で子どもを迎えるのは重い決断です。一方、週末などの一時預かりは、親戚の子を数日泊めるのと似た感覚で始められることから、里親を増やすためのアプローチとして注目されています。何年にもわたり、定期的に数日間ずつ里子を受け入れている里親女性の思いを紹介します。 「普段の生活」大事に 「三日里親」細く長く寄り添う 「家でジュ
子どもの作品は、親にとって、わが子の成長を実感できる「宝物」であると同時に、自宅の空きスペースをどんどん侵食していく“困った存在”でもあります。特に片付けの時間が十分に取れない忙しい共働きパパ・ママの中には、どんどん増えていく子どもの作品をどうしていいか分からず、途方に暮れている人も少なくないでしょう。 共働きに“一石二鳥”のDIYアイデアの数々を紹介してきた今回の特集。第5回では、絵や折り紙、工作といった「増え続ける子どもの作品問題」をDIYで解決する方法を探りました。 【共働きだからこそ「一石二鳥DIY」特集】 (1) DIYで共働きの悩み解消!親子で楽しめるワザ公開 (2) 少しの「DIY精神」が子どもにもたらす大きなメリット (3) 片付けない、宿題しない子に「自分で!」を促すDIY (4) 突っ張り棒博士が教える 共働きに効く家事時短テク (5) 「増え続ける子どもの作品問題」を
2020年から小学校で「プログラミング教育」が必修化されることもあり、そろそろ子どもにパソコンを買い与えようかと悩んでいるDUAL読者も多いのではないでしょうか。そこで、脳科学者で数多くの著書を執筆されている中野信子さんに、子どものうちからパソコンを使わせた方がいいのか、また子ども用のパソコンを選ぶときのポイントなど、パソコン教育に役立つお話を伺いました。 「知能の発達を促す“知的刺激”は、本やテレビよりもPCが圧倒的に優位」 ──2020年度から小学校におけるプログラミング教育が必修化され、今後ますますICT(情報通信技術)を使いこなすことが重要になるといわれています。やはり子どもには小さい頃からパソコンを使わせた方がいいですか? 中野信子さん(以下、敬称略) 私はそう思いますね。知能の発達を促すには、子どもの頃に知的刺激を与えることが大切です。子どもにパソコンを与えることで得られる知的
出産後に時短勤務で職場に復帰した際、多くのママが気になるのが自身の仕事に対する評価ではないでしょうか。「時短勤務というだけで、フルタイムの人に比べて評価されないのでは」「時間の制約があるなかで、仕事に前向きな姿勢をどう示せばいいのか」……。時短ママたちがそんなモヤモヤを抱える一方、会社側も時短社員に対する評価が確立できていないというケースもあります。 そこで2回にわたって、時短勤務にまつわるママたちの本音と、時短社員の働きづらさの軽減に努めている企業の事例を紹介します。今回は、職場復帰した時短ママたちがどのような悩みに直面し、どんな工夫で困難を乗り越えていったかを、テーマ別に紹介していきます。 【年齢別特集 保育園のママ・パパ向け】 (1) 制約あるけど頑張りたい 時短ママはモヤモヤだらけ ←今回はココ (2) 時短でも納得感のある評価と意欲的に働ける環境とは (3) 乳幼児期の発育 「で
教育社会学者の舞田先生が統計データを使って、子育てや教育にまつわる「DUALな疑問」に答える本連載。第60回の冒頭では、バブル期とロスジェネ世代の所得を比較。バブル期にキラキラしていた40代と、今の40代とでは所得に驚くべき差があるようです。舞田先生は、妻の働き方や地域による所得の差、共働きを成り立たせるのには欠かせない保育についても言及します。これから教育費の負担が増してくるDUAL世代の夫婦がどう働いていくか、ぜひ参考になさってください。 バブル期の40代所得は今より50万円多かった! こんにちは。教育社会学者の舞田敏彦です。読者の皆さんは私と同世代、70年代生まれの方が多いと思いますが、子どもの高校・大学進学を見据える時期になってきました。 お盆休みの今、帰省した実家で、重みを増してくる教育費が話題になることもあるでしょう。現在の収入を聞かれ答えてみると、「そんなに少ないのか」と親は
中学受験では、国語や算数と比べて塾の授業時間が少なく、テストの配点も低いことから、後回しになりがちな社会。そのため、テスト前や入試直前に集中して暗記をすればなんとかなると思っている人も多いのではないでしょうか。そんな人は、中学受験で学習する4~6年生の社会のテキストを一度見てみてください。地理・歴史・公民、これだけの内容量を短期間で丸暗記しようと思ったら大変です! 「確かに社会は暗記で覚えなければならない部分もあります。でも、同じ覚えるのでも、全く興味のないことを受験のために無理やり覚えるのと、興味のあることを自分の知識として蓄積するのとでは大きな差があります」 そう話すのは、中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1の教務主任で、長年社会を指導している馬屋原吉博先生です。馬屋原先生によると、社会が得意な子にするには、子ども時代にたくさんの実体験をさせてあげることだそう。そこで、今回は「夏のお
学級崩壊、低学年の暴力、不登校、小1プロブレムなど、小学校には様々な問題があります。そうした問題に直面した場合、親はどうしたらいいのでしょうか。28年間小学校教員として勤務し、学級崩壊や小1プロブレムなどの現場に詳しい白梅学園大学子ども学部子ども学科教授の増田修治さんに聞きます。3回目のテーマは「『勉強は楽しい』をどう教えるか」です。 授業が楽しければクラスは荒れない 前回の記事で、増田さんは「先生の授業が分からない」という理由が一因となって、学級崩壊するケースもある、と指摘しました。 「授業の構成というのは、本当に難しいものです。たとえ部分的に面白くても、全体として何が導き出せるのか、という全体構成力がないとダメ。そうじゃないと本当の意味で授業は面白くはなりません」と増田さん。なにより、子どもたち自身が勉強を「面白い」と感じるためには、勉強が自分の役に立っているという実感を子どもたちに持
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