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ノーベル賞
fuji99.exblog.jp
前回2回で、日本語がいかに正確に音を表現できるのかと、そのおかげでいかにフレキシブルに他言語を取り込むことができるのかを長々と説明してきたわけですが・・・説明といっても勝手な考察ですけどね。 そんな日本語ならではの表現の幅の広さって者があると思うわけです。 たとえばここに、 『違います、私ではありません。』 とまあこんな例文を考えてみてください。 英語なら 『No,It's not me』あたりにしか訳しようがないですかね。 質問の答えと考えても『No,I'm not』くらいにしかならないような例文ですよね。 でも日本語だと。 『ちがう、私じゃない。』 『ちがいますよ、私じゃないですよ。』 『違いますよぅ、私じゃないですよぅ。』 『ちがうよ、私じゃないよ。』 『違うね、私じゃないね。』 まあ、ほかにもいろいろ表現はあるのですが、ここまではとりあえず一人称を“私”に限ってみたのですが、ニュア
前回も書きましたが、日本語だと、かなり音に忠実に表現できます。 確かに日本語にない発音は無理ですが、それでも近い音をとってきて他言語を表記することができます。 N.O.さんが書いてくれたように、確かに『ー』はカタカナと使うことが多いようです。 まあ、それも前回の最後に書きましたが、『ー』は外来語表記の立役者なので、まずカタカナと一緒に遣うことになるでしょう。 確かに助詞の『は』や『へ』の例外は認めざるを得ませんが、それ以外は大体書いたとおりに発音すればいいわけですよね。 とにかく『えん』と読んでほしいのに英語で『en』とかくと『イン』(前回は『アン』と書いてしまいましたが、調べると『イン』に近い発音になるとのことでした。)と読んでしまうなんていうことはまず日本語ではおきませんよね。 私の名前の『フジ』もこう書いたら誰しも『フジ』と発音しますが、『fuji』とかくと確かに『フュジ』とも読まれ
「君たちは宇宙を見なさい!!」 教壇に立つやいなや、こう言って授業を始める先生がいました。 いきなり宇宙とか言い出されると、一体何のことだろうと思われるかもしれません。 宗教?精神世界?いや、これは、予備校時代、物理の授業でのはなしです。 いきなり突拍子も無いと感じるかもしれません、でもこれは、物理の、こと、高校課程の力学、つまり、古典力学を学ぶにおいて、宇宙を見るということは何一つの曖昧さもなく、まやかしでもなく、宗教でも精神世界でもなく、限りなく原理的で、プリミティブで最初にしなければならない一番大事な正鵠を得た言葉だと言っても過言ではないのです。 古典力学を学んだことのある人なら、この言葉が何を意味するのか、きっとすぐに分かるでしょう。 ところで、古典力学の礎といえばアイザック・ニュートンですね。 ニュートンはりんごが落ちるのを見て、重力を発見した人だと認識している人も多いかもしれま
今はテヘランにいます。 本当は今日テヘランを出るつもりでいたのですが、ちょっと野暮用で今日も滞在することになってしまいました。しかもきっと徹夜なので明日も出られなくなりそうです。 一昨日も徹夜でした。おとといは数え役満で勝ったからいいものの今度はどうなることやら? そんなだめな旅行者です、私は。でもそんな予定外な事が入るのも旅の醍醐味ですよね。 そこでイランがどんな国かちょっと紹介します。 トマーム イランのお金の単位はアラブ諸国によくあるリアル。でもリアルとは別の単位も存在します。 それがトマーム。 1ドルが大体9000リアルになります。でもこれだと0が多くなるので、使いづらいせいか一般大衆の間で広く使われるのがこのトマームという単位です。しかしこれがまた微妙で…。 初めてネット屋さんに行った時のことでした。 「一時間いくら?」と値段を訊くと 「600」 「?」 600リアル(8円程度)
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