サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブックレビュー
gonkaku.jp
2021年12月3日(日本時間4日)、米国コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナにて『Bellator 272』が開催され、メインイベントの「Bellator世界バンタム級タイトルマッチ」で王者のセルジオ・ペティス(米国)に、堀口恭司(日本)が挑戦。 中盤までの3Rを、遠間からの打撃とテイクダウン&パウンドで支配した堀口だったが、4Rに詰めたペティスの右ハイキックからの回転技・左バックフィストを浴びてKO負け。ペティスが初防衛に成功した。 公式スタッツでは、ペティスの打撃は80発でうちヒット数は19。堀口の打撃は130発でうち73のヒットをカウントし、テイクダウンでは、王者が0なのに対し、堀口は4Rで7回のアテンプトがあった王座戦。 「1Rに1回はテイクダウンを狙え」というマイク・ブラウンコーチの指示通り、すべてのラウンドでテイクダウンを奪い、打撃でも削っていた堀口は、4、5
【RIZIN】クレベル・コイケが「体重落とせない」「怪我で試合キャンセル」発言の真相、斎藤裕と朝倉未来、日本マットへの想い、そして世界について語る 2021年6月13日『RIZIN.28』東京ドーム大会で、朝倉未来(トライフォース赤坂)を三角絞めで極めて一本勝ちしたクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)がインタビューに応じた。 2020年大晦日にカイル・アグォン、2021年3月に摩嶋一整、6月に朝倉未来と、わずか半年で3人の強豪をいずれもフィニッシュしての勝利で、フェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)とのタイトルマッチ目前かと思われたクレベルだが、9月30日の会見後に、RIZINの榊原信行CEOは、現在「クレベルと契約が無い」こと、「クレベルが体重を落とせず10月24日の試合を受けなかった」こと、「『11月7日だったら体重を落として受ける』と返答があったものの、怪我により試合を断った」と明か
多くの名選手を育てた木口宣昭会長(木口道場)が、9月12日に亡くなっていたことが29日(水)にNPO全国少年少女レスリング連盟の公式HPにて発表された。76歳だった。 同HPでは「国内の少年少女レスリングの黎明期から、普及、発展、そしてアメリカの少年レスリングとの交流など、永年にわたりご尽力を賜りました、木口宣昭氏が令和3年9月12日、享年76歳にて永眠されました。ご葬儀はご親族だけで営まれ、すでに納骨も終わられたとのことです」と伝えている。 木口会長は1944年11月8日生まれ。大学時代からレスリングを始め、1962年全日本学生選手権グレコローマンスタイル57kg級優勝、1969年世界選手権グレコローマンスタイル62kg級5位入賞、同年全米選手権大会グレコローマンスタイル62kg級優勝およびフリースタイル62kg級3位入賞などの実績を持ち、全米レスリング殿堂・優勝者刻印の栄誉を受けた。
【2021年6月掲載】 リング上の勝者はトロフィーを掲げてマイクを手に取ると、「ごめん。今日はちょっと難しい話がある」と、満員のアリーナの観客に語りかけた。 「ほんとうにありがたい人はいっぱいいる。私のチーム、私の家族……今日のこのトロフィーは一人ね、一人にあげたい。サカモト・ケン! いつも私を手伝ってくれて本当にありがとう。ごめんね、1カ月前、あなたのお母さん亡くなったね。だから今日、たくさん練習してきた……。お願い、お母さんに持っていって」──そこには、日系3世のホベルト・サトシ・ソウザらブラジリアンと、浜松・磐田の日本人との魂の交流の物語があった。 13年前、単独で“デカセギ”が可能になる18歳の誕生日から1週間後、サトシはブラジルから来日した。静岡県磐田市の工場で鉄の加工の仕事につき、朝6時半の送迎バスに乗って仕事に向かう日々。サウナのように暑い作業場のなか、重い鉄を扱うライン仕事
【RIZIN】朝倉未来vsクレベル・コイケ会見全コメント、「彼が1回ミスすればその1回で絶対にフィニッシュする」(クレベル)魔裟斗のアドバイス得た朝倉「KOしたい」 2021年6月13日(日)東京ドームで開催される『Yogibo presents RIZIN.28』の会見が5月4日(火・祝)、都内で行われ、66kg契約5分3Rのヒジ打ちありで朝倉未来(トライフォース赤坂)vs.クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)のワンマッチが発表された。 会見に出席した朝倉は「今回6月13日に東京ドームで戦うことを決めました。残り1カ月ちょっとあると思うので、今までで一番追い込んでいい試合をしたいと思います」と、過去最高の自分を作ってクレベル戦に臨むと意気込み。自身のYouTubeでは以前に「時間が足りないから東京ドームには出ない」と発言したこともあったが、当初の5月23日から6月13日に延期されたことで出場
【追悼】ジョシュ・バーネットがセンティアンノーイ氏、三浦建太郎氏を追悼「あなたは自分の炎の一部を与えてくれた。私たちはそれを燃やし続け、他の人たちにも伝え続ける」 2021年5月16日、ムエタイの伝説センティアンノーイ・ソールンロー氏が死去した。54歳だった。ムエタイの最高峰ラジャダムナン、ルンピニーの両スタジアムで王座を獲得し、国内外の強豪と戦った同氏は、引退後にジムを開設。日本からも多くのファイターがトレーニングに訪れている。 勝利後に相手にキスをすることから“殺しのキッス”の異名をもつセンティアンノーイ氏の悲報に、国内外から多くの追悼のコメントが寄せられている。なかでも、現地で自身が練習後、生徒たちも送り込んでいたジョシュ・バーネットは、SNSに長文の追悼コメントを寄せた。 本誌『ゴング格闘技』では、インタビューの際に、ジョシュが影響を受けた2人のクリエーター、センティアンノーイ氏と
2021年1月22日(金)、シンガポール・インドアスタジアムにて、ONE Championship「ONE: UNBREAKABLE」が開催され、ONEライト級(※77.1kg)で、青木真也(日本)が、ジェームズ・ナカシマ(米国)に、1R 2分42秒、ネッククランクで一本勝ち。2連勝を決めた。 タップを奪った青木は、試合後すぐにケージの外に出てセコンドの宇野薫とハグ。勝利者インタビューで、「次はタイトルショットか?」と問われ、「ベルトとか考えてないです。ほんとうに怖くて、でもすごく幸せな時間で、あの……俺も格闘技、別にやんなくてもよくて、それでもやることで喜んでくれる人がいるんで。俺たちはファミリーだ!」と、涙を流しながら語った。 続けて「もう、格闘技が好きなだけ。日本にはいっぱい応援してくれる人がいて、37年間生きてきて、いまが一番応援を受けていて、いまが一番幸せです。ありがとう!」と、
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』は、第1試合のスダリオ剛(フリー)vsミノワマン(フリー)と、メインイベント第15試合の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs朝倉海(トライフォース赤坂)が奇しくも“カーフキック”が決め手となった。 (写真)第1試合のスダリオvsミノワマンもスダリオのカーフキックが致命的なダメージを与えた カーフキックとは近年、MMAで流行して立ち技の選手も使うようになったふくらはぎ(カーフ)付近を蹴るローキックのこと。元々ヒザ下を蹴るローキックは昔からあり、あの“赤い怪鳥”ベニー・ユキーデやMMAではシュートボクセ勢も使っていたというから歴史は古い。ただ、ローキックの一種類として認識されており、テイクダウンもあり前足荷重になりがちなMMAで多用され、カーフキックと名付けられてから一気に
2020年2月下旬に刊行されて発売2日目にして重版決定となり、コロナ禍でその後は一般的となったオンラインイベントを当時としては先駆けで急きょ実施するなど話題となった『書評の星座――吉田豪の格闘技本メッタ斬り2005-2019』(発行:ホーム社/発売:集英社)著者の吉田豪さん。 その『書評の星座』の第二弾が早くも企画されているという。いまやアイドルやタレント、漫画家から政治家まで幅広く“プロインタビュアー”として切り込み活躍している吉田豪さんが、そもそも世に出るきっかけとなったプロレス・格闘技のフィールドにいかにして足を踏み入れるようになったのか。著者にしては非常に貴重な「自分語り」となっている、本書収録の書下ろしコラムの一篇を特別に公開しよう。 「今回、単行本用の書き下ろしコラムを3本頼まれたから、せっかくなのでめったにやらない自分語りでもしてみようかと思う。 ボクは子供の頃からスポーツの
2020年6月23日(火)、アゼルバイジャンのニュースサイト『1news.az』が報じたRIZINライト級GP王者トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)に関する記事が波紋を呼んでいる。 同記事によれば「トフィック・ムサエフ自身から通知された」との前置きから、昨年のRIZINライト級GPの優勝賞金1500万円がムサエフに支払われず、3試合契約に口頭で同意したがそれを破棄し、オファーのあるUFC、Bellator、ONEへの参戦を検討しているというもの。 この記事はTwitterで「RIZIN」がトレンド入りするなど、ファンの間で大きな話題を呼んでいるが、RIZINの元統括本部長で現在は計量の立会人やテレビの解説を務めている高田延彦も自身のSNSにて反応。 (写真)計量で立会人を務める高田延彦(中央)。右がムサエフ 高田は「朝からトフィックムサエフの件。心底驚いた。嘘であってくれ。これが本当
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ゴング格闘技 - GONKAKU』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く