グミが好きか グミが好きか?これはあなたへの質問ではない、私の魂に問うている。グミを愛しているか?答えはイエスだ。いつからか覚えていないほど昔から、私はグミが好きだ。 赤橙黄緑青紫の鮮やかな粒。ゼラチンを原材料とすることで獲得した、動植物でも道具でもどんな形にもなれる自由さ。それ自体が発光しているかのように半透明の体からこぼれる光が好きだ。 色のバリエーションはそのままフレーバーの多様さを意味する。イチゴ、リンゴ、オレンジのような果物を目指したものから、コーラやソーダといった人工的な味をさらに真似た複雑なものまで。味付けはほとんど砂糖と香料で、人類が人類のためにわざわざ作り出した香りなのだから、おいしいに決まっている。 弾力は魅力を語る上で欠かせない。酒好きに甘党と辛党があるように、グミ好きにも柔党と固党が存在する。私は完全な後者で、グミは固ければ固いほどいいと思っている。 グミを口蓋と舌