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宝塚の近代建築その5 平成15年、惜しまれつつ90年に及ぶ歴史を閉じた宝塚ファミリーランドの跡地に、蔦が絡まる古い鉄筋コンクリート建物が残されています。 現在、中華料理店として利用されているこの建物は宝塚ファミリーランドの前身である宝塚新温泉に併設された図書館として建てられました。昭和6年築。 箕面有馬電気鉄道が武庫川左岸に開いた宝塚新温泉は、単なる温泉ではなく、遊園地や動物園、演劇場が一体となった総合娯楽施設で、戦後の一時期各地で流行ったヘルスセンターの元祖ともいえる内容でした。 この図書館もそれら一連の施設の一つとして、温浴客に書籍や雑誌の閲覧を提供する場として設けられたもので、大正4年に初代の建物が建てられています。 その後この図書館は演劇関係の図書を中心とする宝塚文芸図書館に発展します。戦後に収蔵図書が池田市へ移された後は、宝塚歌劇団の施設として使われていました。 現在は中華レスト
三田の近代建築その4 三田学園には前回紹介した中学本館・同東館の他に同校図書館が戦前の建物として現存しています。この図書館は三田中学設立25周年記念として昭和12年に建てられました。 書庫となっている鉄筋コンクリートの3層部分と木造モルタルの平屋が繋がって一つの建物となっています。スパニッシュ瓦の使用に見られるように、全体的な意匠はスパニッシュ様式が取り入れられています。
古い街並みが残る岩国の旧市街地の東端、小学校の敷地の一角に明治初期に建てられた学校建築が残されています。
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