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掃除・片付け
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大型エピソード「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」が完結し、忍殺の本アカウント(https://twitter.com/njslyr)では現在クールダウンを意図したような独立した好短編が連載中。 メインストーリーには大きな動きのなさそうなこの機会に、『ニンジャスレイヤー』における物語を俯瞰して眺めてみたい。 ニンジャスレイヤーの物語の大枠 ニンジャスレイヤーにおける物語の大枠は以下の3つ。 1.時系列シャッフルされた連作短編。それ単体でおもしろい「ニンジャが出て殺す短編」がモザイク状に組み合わさっていくことで、より大きな物語が浮かび上がる。 2.縦軸としてのロングスパンな復讐劇。突き詰めるとフジキドの復讐の相手はダークニンジャことフジオ・カタクラであり、ナラクの復讐の相手はカツ・ワンソー。神秘の彼方に隠されたカツ・ワンソーに対してフジオは比較的手に届きやすいところにいるが、第二部以降裏主
アラサーと言うかジャスト30歳なんすけどね。 好きラノ2015年上期(http://lightnovel.jp/best/2015_01-06/)への投票用エントリなんですが、世代を把握した上で以下ずらずら並べる作品群を眺めていただくと、見えてくるものもなんか違うかなと思います。特に、ここ最近はラノベとはすっかりご無沙汰になってしまって、再入門しようと思ってラノベ売り場をのぞいても目が滑るばかり、みたいな人に参考にしてもらえたら嬉しいです。 なお自分がラノベに入門したのは富士見と電撃の王朝交代期あたり、富士見ファンタジアの黄金期を支えたヒット作たちの活躍とファンタジー作品群の豊穣の一方で、伸び盛りの電撃文庫や徳間デュアルから次々に斬新でカッコイイ作品が登場してきていた時期。 殿堂入り級に好きなラノベは十二国記・デルフィニア戦記・グラスハート・魔術士オーフェン・ケイオスヘキサ・暗闇にヤギを探
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1) 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2012/09/29メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 2,071回この商品を含むブログ (86件) を見るニンジャスレイヤー 秘密結社アマクダリ・セクト (不滅のニンジャソウル # 1) 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2015/04/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るニンジャスレイヤーは現在第三部が絶賛連載中でして、第一〜第三部ではジョジョの奇妙な冒険ほどではありませんがカラーに違いがあります。 今回アニメ化されるのは第一部ネオサイタマ炎上編、ニ
ニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース 【下】 (キョート殺伐都市 # 8) 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,本兌有,杉ライカ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2015/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る書籍版ヘルオンアース(下)巻頭でザイバツ位階総覧が発表されました。これによって一部名前が隠れている部分がありますが、ほぼ全てのマスター位階ニンジャが明らかになったわけですね。 掲載されているのはまず名誉位階である懲罰騎士ダークニンジャ、四天王パープルタコ・ブラックドラゴン・アイボリーイーグル・レッドゴリラ、執行者メンタリスト、礼拝堂守護ディグニティ。 その下の段に一般のマスター位階にあるアンバサダー・ディプロマット・ゴライアス・ジルコニア・スカベンジャー・チェインボルト・ワイルドハント・デスナイ
ログ・ホライズン (8) 雲雀(ひばり)たちの羽ばたき 作者: 橙乃ままれ,ハラカズヒロ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2014/09/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見るニンジャスレイヤー キョート・ヘル・オン・アース 【上】 (キョート殺伐都市 # 7) 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,本兌有,杉ライカ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2014/10/14メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る ログ・ホライズン ニンジャスレイヤー 超人 冒険者(PC) ニンジャ 非超人 大地人(NPC) モータル そもそものきっかけ 大災害(MMORPGの現実化) Y2K(2000年問題)を発端とした電子戦争とニンジャソウル憑依現象の加速的増加 東の大都市 アキバ ネオサイ
『僕は友達が少ない』がdisられてましたがそれに関して。 平坂読は太字や拡大/縮小フォントや顔文字や変形段組なんかを多用する作家で、作品を読みやすくかつ面白くするために一歩踏み込んだ工夫を重ねる姿勢については、すごいなあ立派だなあと常々思っております。 今回の文中への図の挿入につきましては、たとえわずかな差でしかなかろうがほんのちょっとでも文章やイラストより図で説明する方がよりわかりやすいと判断したら迷わず図で説明するのだ、という平坂読の徹底ぶりが示されておりそこはむしろ褒めたっていいのではと思いますが、しかし一方で挿入された図がその後あんまり活用されないので「この図は必要なんだろうか?」と疑問を抱く人はまあいるかもしれないなあとも思います。 レベルの低下などと言われるとイラッとしますけどねー。 なお『僕は友達が少ない』における工夫した表現なのかでは、5巻227頁にある志熊理科のセリフ「気
ニンジャスレイヤーのアカウントをフォローしてる人も4万人を越えた今日このごろですがみなさんどうおすごしでしょうか。 ニンジャスレイヤーのファンの人におすすめなライトノベルをいくつか選んでちょっと紹介も付けてみました。「他にこういうのもっとないの?」と思ってる人のご参考になれば幸いです。 手に入りにくい本もいくつかありますが、それは商品の回転の速いラノベの宿命でもあるのでAmazonなり図書館なりを利用してみてください。 ブラックロッド (電撃文庫) 作者: 古橋秀之,雨宮慶太出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 1997/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 178回この商品を含むブログ (74件) を見る呪術がサイバーパンク的に高度に発達したif未来、積層殺伐都市ケイオス・ヘキサを舞台とした3部作。 魔導特捜官ブラックロッドと私立探偵ウィリアム・龍が怪事件を追う『ブラック
ニンジャスレイヤー 聖なるヌンチャク 【ドラマCD付特装版】 (キョート殺伐都市) 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2013/12/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る「えー、ここ数日は冬も本気出してきやがったなって感じの厳しい寒さで、貼るカイロがないと駅までたどり着くことも困難なほどですが、さてそんな本日のテーマは話題のTwitter小説『ニンジャスレイヤー』の敵キャラクターです。他作品のキャラとかにたとえながら説明するんで」 「キミたとえ話すきだよね」 「脳がそういう構造になってるんだと思います。じゃあはじめますね」 「どうぞどうぞ」 ソウカイヤとシックスゲイツのゆかいなクズたち 「ニンジャスレイヤーって作品は基本的には、孤独なヒーローが悪の巨大組
先日twitterで呟いた内容ですがこっちにも書いとくべきだと思ったので書きます! 第1位 フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~2 (フリーダムノベル) 作者: 気がつけば毛玉,森繁出版社/メーカー: 林檎プロモーション発売日: 2013/09/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る2013年のラノベ表紙ベスト第1位はこれ。パステル調で描かれるキャラのじゃれあいと野っ原の風景、奥ゆきの深い画面、そこにくる乗っかってくるキラキラしたタイトル。この小説の美点である、ざっくりした内容であるが故にかえって生まれてくる風通しのいい抜けた空気感や、どってことない日常の輝かしさを完璧に表現してます。見れば見るほどよさを感じます。これはすごい。 第2位 ビスケット・フランケンシュタイン〈完全版〉 (講談社BOX) 作者: 日日日,Toi8出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (電撃文庫) 作者: 宇野朴人,竜徹,さんば挿出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2012/06/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 167回この商品を含むブログ (40件) を見る先日『天鏡のアルデラミン』読んだんですけどすげー面白かったです。 19世紀くらいの文明レベルの異世界に精霊と魔術をぶっこんだ上で戦争!戦争!戦争!する話で、主人公は軍師タイプ、読むと「諸君私は戦争が好きだ」とか言いたくなる快作でした。 最近は本屋さんでラノベ棚に行ってみますと、アルデラミンに限らず『魔弾の王と戦姫』や『ノーゲーム・ノーライフ』のようなエンタメ異世界FTや『はたらく魔王さま!』みたいな魔王勇者もののラノベがわーっと平積みされてるのが目に入ります。FTは完全に流行った感ありますね。 そうした文庫レーベルにおけるFT
良い悪役と悪い悪役について http://togetter.com/li/457286 ラノベにおける名悪役については時々考えていたりします。 悪役に限らずキャラクターの偉大さって大きく分けて、存在の「大きさ」「稀さ」「確かさ」に+して好感度の4つだと思うんですが、ええとフジリュー版『封神演義』で説明します。 つまり、作中最大の盛り上がりを見せた仙界大戦編のボス敵であり、かつ殷王朝・金ゴウ島の2大敵組織の代表としてその大きさ・強さ・正統さといったプラスの価値を一身に背負っていた聞仲は、その存在が作品の構図と融合しているがゆえに存在の大きい敵キャラだったと言えると思うわけです。 一方で、メインヒロインと暫定ラスボスを兼ねていた妲己は史上稀にみる悪役であったと思います。 また、超公明は仮に出てこなくても大きく影響のないキャラクターではありますが、しかし確固としたキャラを貫くさまには強いインパク
シックスゲイツとはワンマン経営者ラオモト・カンに率いられる暗黒経済組織ソウカイ・シンジケート(ソウカイヤ)の威力部門であり、またそのトップである六人のエリート戦士を指す言葉でもあります。 ニンジャスレイヤー第一部における主要な敵であるシックスゲイツは、第二部におけるザイバツ・マスター位階が指揮能力やハイク・ワビチャのワザマエなどを総合して選出されていたのに対し、ラオモト・カンの手駒としての任務遂行能力と実績のみを評価して選ばれた存在であるようです。また、トップの六人は定員制であり、欠員がでると新メンバーが補充されます。 戦闘力的にはみな中くらいの強さで、ほぼ全員人格的には最低なんですが、エリート戦士団としての自負心は非常に強く、任務遂行にあたって時に凄まじい意地と執念を見せます。悪役として極めて魅力的なキャラクターたちです。 シックスゲイツの六人だったのは誰か シックスゲイツと言う単語は、
なんだかまたぞろ定義論を楽しんでいる人がいるようなので人類の未来のために書きます。 その1 ラノベってなにかっていったら、ラノベが目指してる方向についてから言えば主にティーン向けとして書かれた、客層の近いマンガやアニメに近い読書感覚をつくるためにイラストレーションの活用や読解ストレスの軽減、盛り上げどこでの感情の加速などにいろいろ工夫がなされてる小説のことであろうと思っております。 また、出自からいえば若者&オタ向けのエンタメとYA文学が似たようなパッケージングの中に合流してなんじゃらもんじゃらしながらジャンルの歴史を積み上げていまはとくに萌コメが流行ってるよね、くらいのもんであろうと思います。 歴史については、ちょっと前にmizunotoriさんにまとめてもらったのがあったりしますね。 hatikadukiさんによる『ライトノベル史』 - Togetter その2 さて。 個別の作品がラ
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (1) 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン発売日: 2012/09/29メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 2,071回この商品を含むブログ (86件) を見る「ゼロ・トレラント・サンスイ」 最初に執筆されたエピソード。敵「こう来るのを……こうして……こうしてくれる!」 フジキド「イヤーッ!」 敵「バ、バカな―!」という一つの黄金パターン。 ミニットマンは米独立戦争の民兵のことで、彼が電子戦争に参加していたことにちなんだ名前なんでしょうかね?電子戦争はキンカク・テンプルなみに裏設定の多そうな単語ですが。一方のイクエイションの意味を調べてみると等分とか出てきて戦慄します。登場意義がまっぷたつにされることだけだと……? コミカライズ妄想は藤子不
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20120524/p1 Something Orangeさんの記事すねー。 以下思ったこと。 「真実が描かれている」って刺さるでいいんじゃねーの?って思ったけど『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』は読んでないのでよくわからん。でもブギーポップもハルヒも刺さる話ではあるけど泣ける話じゃなかったしな。 『日常』とか『男子高校生の日常』も話の前提に、人生は絶対絶対うまくはいかないからね!っていう筋金入りの真実があって、その辺がよいとこですよねー。 しかしそれはそれとして、『僕は友達が少ない』という作品について言うならば、「真実が描かれている」ことにあぐらをかかず、そのうえでありったけの工夫が試みられていることのほうが見所なんじゃないすか。だから面白いのだと。 そのへん、『僕は友達が少ない』は、平穏な日常のなかに人生におけるたくさんのことを
恥ずかしながらニンジャスレイヤー日記も三回目ですが、なんかみんなが書かないので書かせていただきます。 え、そのまえにニンジャスレイヤーがなんだかわからない? ええと、ニンジャスレイヤー、略して忍殺というのは、Twitterで連載(無料で)されてるWEB小説のタイトルです。作者はB・ボンド&P・モーゼズ、アカウントはこちら→https://twitter.com/#!/njslyr どんな作品なのかって言うと、ようするに洋モノの連続活劇です、たぶん。コンバットとか特攻野郎Aチームとかトランスフォーマーみたいなものです。オモシロイ!のひとつの根っこですよね。それをTwitterでやってるんです。 ちょっと普通じゃないのは、奇抜で創造的な語彙選択によって描写される「外国人の考えてる日本」風の近未来日本文化ジョークが面白すぎるところで、これは忍殺語http://dic.nicovideo.jp/a
こんなものつくってどうしたいのかは不明。わりとちょいちょい変更してます。 ※選定理由がわりの一言コメントを追加。 第一部 ネオサイタマ炎上 「ボーン・イン・レッド・ブラック」 村枝賢一 憑依直後のフジキドがいかにしてニンジャスレイヤーとなったのか、その第一日目。 「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」 沙村広明 ボーイミーツガールしてたらパンクスの集まるライブハウスを超迷惑変態SMニンジャ・アゴニィが襲撃。 「マシン・オブ・ヴェンジェンス」 伊藤伸平 ネオサイタマの街を飛ぶ武装飛行船から出撃するジェットパックニンジャ・クラウドバスター。 「ネオヤクザ・フォー・セール」 東條仁 ネオサイタマの闇の帝王ラオモト・カンに営業かけるのは実際命がけっつーか命と引き換え。 「レイジ・アゲンスト・トーフ」 林田球 重金属酸性雨とスシ、暴動、むなしい復讐。 「サプライズド・ドージョー」 鳥山明
10作ほどピックアップ。抽象度の高い順に並べてみた。こうしてみると表紙のカッコいい作品はそもそもタイトルからしてカッコいいのな。 龍盤七朝 ケルベロス 壱 (メディアワークス文庫 ふ 1-1) 作者: 古橋秀之,藤城陽出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2009/12/16メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 320回この商品を含むブログ (91件) を見る漆黒から浮かび上がる“三首四眼五臂六脚”の大怪獣!キャラの立たせ方を極めてるからこそキャラ絵をあえて押し出さなくてもよいのだぜ。グラスハート〈2〉薔薇とダイナマイト (コバルト文庫) 作者: 若木未生,橋本みつる出版社/メーカー: 集英社発売日: 1994/06メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る高校の時に喧嘩屋のギタリスト高岡尚の目にやられて読み始めました。挿絵はハマってる
昨年は面白いラノベをたくさん読んだので、ラノベでベストをやってみます。あと10個にしぼるとかそういうのはオレもう諦めましたから! 1位 ニンジャスレイヤー http://twitter.com/#!/NJSLYR http://d.hatena.ne.jp/NinjaHeads/ http://www10.atwiki.jp/njslyr/ ハイすいません!書籍化されてない作品を選ぶのはどうなんだというご意見はわかります。でも別に書籍化前提のtwitter連載じゃないし、これも作品としての完成形のひとつだと思えば、OKだと思うんですよ! 内容はサイバーパンク・ニンジャ活劇、近未来日本の首都ネオサイタマを、血と怨念をまといし復讐者、“ニンジャを殺すニンジャ”ニンジャスレイヤーが駆ける!手を変え品を変え繰り出される超常のアクション、描かれる人間の弱さと人生の愛しさ、そしてそれを表現するクレイジ
ドーモ、みなさんおひさしぶり、hatikadukiです。 ところでみなさんは、巷で噂の「ニンジャスレイヤー」を知っていますか!「ニンジャスレイヤー」とは2010年7月からtwitter上で連載されている小説のタイトルです。自分も今年の秋にまとめ読みしてドはまりしたのですが、紹介記事みたいなのは意外と見つからないのでDIYしてみます。ちょっと自分の手には余る傑作ではあるのですが、できるだけ「ニンジャスレイヤー」という作品の素敵さをお伝えできるようがんばります。カラダニキヲツケテネ! とりあえず概要 ↓こちらが「ニンジャスレイヤー」を連載しているtwitterのアカウントです。 http://twitter.com/#!/NJSLYR 特徴としては、エピソードごとの独立性が高いという作品の特徴を活かし、時系列シャッフルでの連載を行なっている点があり、これは公式アカウントによる解説「はじめての皆
燃える:そこに価値を含む存在があるということが示される、またその価値がいままでと同じかそれ以上のものとして更新される、あるいはそうなる道筋が見える 萌える:好感を抱かせるための仕組みがそこでうまく機能している こわい:自分と自分が共感可能な誰かの、心身とその延長としての生活スペースや世界観などが、侵入・変形・破壊される、あるいはそうなりそうな気がする 悲しい:嫌ではあるがどうにもならない 楽しい:反射的な反応を引き起こすような刺激を加えられるけど、必ずしも不快ではない うれしい:利益になる 可笑しい:軽度の異常性を尊重する 笑い:緊張を緩和する発作 面白がる:価値ある情報を安全圏から読み取る つまらない:情報を読み取ったけれど価値がない 美しい:そこに強靭な本質がある 醜い:美的価値観に違反している ひどい:倫理的価値観に違反している 偉い:残した功績に対する第三者的な評価の結果として、あ
えー。 みんな大好きポストモダンギャグ『日常』に関して、このへん↓のエントリを読んでて思ってた事があるので書きたいと思います。 その出来事が、日常を今までとは根本的に違う〈日常〉へと一瞬で書き換えてしまう。 その〈日常〉では、コケシとか、赤ベコとか、終いにはもっと最悪な生ものとしてシャケとか、日常にはあり得ないようなものが平然と降ってくる。それはまるで、ヨウ素とか、セシウムとか、終いにはもっと最悪なものとしてプルトニウムとかが降ってくるくらいのあり得なさで、だ。 http://d.hatena.ne.jp/ill_critique/20110405/1302010227 つまりは、これは、既に非日常がありえないことを知ってしまった世代が、いつまでも続く日常の中で、それぞ前提として「日常をずらす」という意味でギャグをやっているわけだ。「終わりなき日常」の中で、日常をずらすことで日常をベースに
鉄拳白書 | 自然にライトノベルファンになる20作 入門おすすめ20冊 - 小説☆ワンダーランド 寝込んでるうちに時機を逸してしまった感がありますが、ラノベ入門がちょっと話題になっていたようで、自分も考えてみました。 ただし、上記の二つの記事はたぶん「本読みではあるけどまったくの非オタな人」を対象に考えてると思うんですが、自分は「ラノベには詳しくなくてもアニメ・マンガ等の知識はある程度有している人」を対象にした上で、紹介した作品を順番に17冊全部読んでもらうことを前提に考えてあります。 まあどうせ実際にラノベ入門希望の友達がいるわけでもなし、どんな理想的な対象を想定したっていいデスよねー。 “夢”ふくらませる6冊 ええと、ラノベ入門つってラノベ的要素のある非ラノベを読ませるというのがどうもピンとこないわけです。どうせならいちばん最初にいちばん凄まじい傑作を読ませてあげたい。期待とか偏見とか
「耳刈ネルリ」シリーズという、異世界を舞台にした学園もののライトノベルがあります。 作者の石川博品のデビュー作で、全3巻、1巻では各国から集まった学生達の異文化コミュニケと抗争劇、2巻では学園祭で演じたミュージカルの内容と大物作家の国外への亡命計画の顛末、3巻では学生生活の諸風景と異国の王女さまとの恋の行方が描かれます。 メジャーな作品とは言い難いですが、これがラノベ史上の大傑作、作者のやる事の無茶さが物凄い上にやたらめったらと面白くたいへんオススメなんですが、この作品がどんなふうに受け取られているのか、web上の感想で自分が面白く読んだものをちょいと集めてみました。 ネルリをもう読んだ人にも、まだ読んだことのない人にも、何か参考になったらいいなと思うものであります。 ネルリの文章表現について 「ネルリ」は異世界ファンタジーなのに、『化物語』の阿良々木さんの語りのような、妄言一人称文体を採
ライトノベルにおける新規参入レーベルや高年齢読者層の増加によるものなのか、ラノベの主流とは毛色の違った作品が増えているような印象があります。 そこで、ラノベで青年誌、とくにヤング誌を構成してみる実験をしてみました。ツッコミ待ちなので見落としや誤りがあればコメントお願いします。 選ぶに当たっては、まずヤング誌を構成する作品のジャンルを「経済・サラリーマン」「ギャンブル・テーブルゲーム」「ストリートギャング・ヤクザ」「ハードアクション・アーバンFT・ホラー」「格闘」「中華・異世界FT」「エロコメ」「スポーツ」「料理」「特殊職業・薀蓄」「コラム等」「萌えコメ・萌え4コマ」「同世代文学」「時代劇」「ギャグ」の15種に分類し、これに該当するラノベを探しました。 そのうえで、「可能な限り新しい作品を」「スポーツや萌えコメを除いて、できたら主人公が大学生以上」「レーベルごとの優先順位は→電撃ほか主要な文
自分の観測したところ、能力バトルにおける強キャラに目だって付加されやすい属性が3つあると思うので表にまとめてみたぜ。 その1・アンチ系能力 能力バトルの能力って単に戦闘方法じゃなくて、そのキャラの磨き上げた個性・積み上げた人生の結晶だったりするし、能力者同士のぶつかり合いは魂と人生の燃焼だったりする。でもアンチ系能力はそれらを内容に関わりなく一律にムゲにするわけで、強力かつ嫌らしい。この手の能力で負けるとすごい残念無念感がある。 その2・複数の能力・生命の所持 能力バトルは一人の人間につき“1個の人格・1つの能力・1度きりの人生”しか与えられないものだし、だからこそ人生は美しいんだって理念があると思う。バトル時の戦闘スタイルの相性とかもなくなっちゃうので、強力かも知んないけど醜いし面白くないしムカつく。 その3・不公正なゲームマスター 『バキ』における徳川光成みたいにマッチメイカーとしての
twitterでうごうごしていたところ3巻で終わるラノベは名作ぞろいである事に気づいたので紹介。 「あれが無いじゃん!」と言う意見に関しては読んでないか、読んでても今僕のうちに無いかなので勘弁してやってください。 『耳刈ネルリ』シリーズ 耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫) 作者: 石川博品,うき出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/01/30メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 293回この商品を含むブログ (82件) を見るラノベの最先端のひとつじゃなかろーか。 現代ラノベの基本は学園コメディですよね?その学園コメディにひとひねり加える方法として、「どのようなジャンルを学園コメディをもちいて語るか」と、「学園コメディをどのように語るか」の2つの方向性があります。で、ネルリはこれを両方やってます。 具体的には、すごく旧ソ連っぽい異世界での学生生活という
08年のライトノベル 「各種ノベルスや来年創刊のメディアワークス文庫による、年齢層高めのアプローチ」 「児童書側に読者のすそ野を広げる、角川つばさ文庫のアプローチ」 など、新規開拓路線の動向について注目したいと思います。 2008年ライトノベル十大ニュース「決定版」 - 平和の温故知新@はてな http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20081231/p2 わー、超同意。 09年はひさびさにラノベってカテゴリーがぶっ壊れる年になるんじゃね?とわたくし若干wktkしております。 咋年末には↓ 春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画は http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20081208/1228737015 というライトノベルの売り上げ低下の報があって話題をさらいました。確かに06年から始まったHJ文
思いつくままに。ところどころ適当。そしてありがとうwikipedia。 タイトル 発表年 媒体 巫女 魔女・指導者 女神 悪役 キーワード・キーアイテム 風の谷のナウシカ 1982〜1994 マンガ ナウシカ ナムリス 巨神兵 ぼくの地球を守って 1987〜1994 マンガ 坂口亜梨子 木蓮 小林輪 月基地 3×3EYES 1987〜2002 マンガ パイ パールバティ シヴァ 人化の法 ロードス島戦記 1988〜1993 ラノベ カーラ アシュラム カーラのサークレット スレイヤーズ 1990〜2000 ラノベ リナ・インバース ロード・オブ・ナイトメア(L様) 冥王フィブリゾ/ルーク 天地無用!魎皇鬼 1992〜1993(第1期) アニメ 魎呼/砂沙美 三命の頂神 神我人 皇家の樹 十二国記 1992〜 ラノベ 中嶋陽子 機動戦士Vガンダム 1993〜1994 アニメ シャクティ・カリ
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