『アクトレイザー』楽譜化決定記念 特別インタビュー スーパーファミコンの名作ソフト『アクトレイザー』といえば、日本の誇る作曲家・古代祐三氏の意欲作として今でも人気が高い。そんな同作の楽曲の数々をゲームの音源に忠実に楽譜化したい……そう考えた男がいた。日本初のゲーム音楽プロオーケストラ「新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団」を立ち上げ、首席指揮者に就任した市原雄亮氏である。さらに市原氏の盟友にして編曲家である羽田二十八氏を加えたこの三名によって、このプロジェクトはスタートした。 戦いの場は、キックスターター。期間は、2019年7月18日~2019年9月2日までのわずか46日。この間に1,500,000円のプレッジ(支援の約束)を集めなければならない。 当初は伸び悩んでいたプレッジだが、最終日が近づくにつれて多くの支援者が現れ、最終的には377 人のバッカーによって3,514,809円ものプレ