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ジュニアサッカー応援宣言 『ジュニアサッカーを応援しよう!』は、ジュニアサッカー(少年サッカー)に関わる方の情報サイトです。弊サイトに記載されている、コラム、ニュース、写真、その他情報は、株式会社カンゼンが報道目的で取材、編集しているものです。ニュースサイトやブログなどのWEBメディア、雑誌、書籍、フリーペーパーなどへ、弊社著作権コンテンツ(記事・画像)の無断での一部引用・全文引用・流用・複写・転載について固く禁じます。無断掲載にあたっては、個人・法人問わず弊社規定の掲載費用をお支払い頂くことに同意したものとします。
目に見える結果だけを求めても「本当に勝ちたいとき」に勝てる選手は育たない【サッカー外から学ぶ】 2018年12月27日 コラム 昨今スポーツ界で話題になる体罰や暴力の問題はなぜ起こるのか。その原因は、歪んだ「勝利至上主義」によるところが大きい。大人が勝利というわかりやすい「結果」にしか目がいかず、子どもたちに成長を求める。確かに競争を勝ち抜くには厳しさも必要だ。しかし、人間は本能的に競争心を持ち「勝利」を求めるものだと「世界基準の幼稚園 6歳までにリーダーシップは磨かれる」の著者である橋井健司氏は指摘する。「勝利か育成か」の二元論で終わらせず、なぜ育成において「勝利」や「競争」について語る必要があるのか。橋井さんの言葉から改めて考えていきたい。 【連載】「サッカーを“サッカー外”から学ぶ重要性」 文●大塚一樹 写真●Getty Images、佐藤博之 【第2回】日本の子どもたちに必要なもの
世界へ羽ばたく日本の未来ある選手として注目を集める久保建英(横浜F・マリノス)と中井卓大(レアル・マドリー育成組織)。この二人が小学生の頃から行ってきたのが、体幹トレーニング。プロトレーナー・木場克己先生の指導のもと、今も欠かさずトレーニングを行っています。彼らはなぜ体幹トレーニングを続けることができるのか、木場先生の言葉に耳を傾けます。 文●松岡健三郎 写真●ジュニサカ編集部 久保建英と中井卓大が体幹トレーニングを続ける理由 久保建英選手(横浜F・マリノス)と初めて会ったのは、彼が10歳(小学4年生)のとき。お父さんが「体幹が必要」だと感じられて、お願いされました。 そのときに久保選手の体幹のチェックをしたのが、「2ステップ1ステップのチューブ」。はじめから2ステップができていたわけではなく、続けたからこそ今いまの強さを得られました。 そのときのカラダの使いかたをみて、当たり負けしないカ
「筋トレをすると背が伸びなくなくなる」「牛乳を飲むと背が伸びる」はホントか? 2018年12月02日 フィジカル/メディカル 「筋トレをすると背が伸びなくなくなる…」「牛乳を飲むと背が伸びる…」という迷信を聞いたことはありませんか? その迷信は真実なのでしょうか…。加藤晴康先生(立教大学 スポーツウエルネス学科 教授)が医科学的な観点からお答えしていきます。 『幼児・小学生のための身長をグングン伸ばすための本』から一部転載 再構成●ジュニサカ編集部 著●加藤晴康 写真●ジュニサカ編集部 Q.筋トレすると、背が伸びなくなる? 回答 気にせずにトレーニングしてOKです。 筋トレをすると背が伸びなくなる、とはよく言われることです。しかし、医科学的には、筋トレをしたから身長の伸びが抑えられたという言説にはまったく根拠がありません。統計学的な検討をされたデータも一切ありません。 体質によって、筋肉が
“良いトレーニング”の条件は?サッカーにおけるコミュニケーションは「共通理解」【10月・11月特集】 2018年11月30日 サッカー練習メニュー サッカーは一人では成り立たないスポーツだ。ゴールを目指すために、パスを受けるために、味方との「共通理解(コミュニケーション)」は必要不可欠な要素である。だからこそ、日々のトレーニングの中で、「共通理解(コミュニケーション)」を発生させるトレーニングが重要だと、SVホルン(オーストリア)などで指導経験を持つ濱吉正則氏は主張する。”良いトレーニング”の条件とは何か?濱吉氏の言葉から学んでほしい。 【10月・11月特集】「トレーニングをデザインする」 取材・文●木之下潤 写真●ジュニサカ編集部、Getty Images 第1回 「練習メニューの継ぎ接ぎ」では選手に伝わらない。トレーニングはどう構成すべきか? の続き 濱吉氏 新著『サッカープレーモデル
なくならない「指導」という名の暴力――。いい加減、スポーツの現場は変わらなければならない 2018年11月15日 コラム なくならない「指導」という名の暴力――。今年の5月にアメリカンフットボールの「悪質タックル問題」が話題となったが、また今、元プロの高校野球部監督が部員に対して殴る、蹴るなどの暴力を振るったことが騒動になっている。残念ながら、少年サッカーの現場も他人事ではない。今回は、2017年の10月に発売した『ジュニアサッカー応援しよう!Vol.46』から「その指導、子どものためになっていますか? 怒鳴る指導が子どもの積極性を奪う」の記事を転載して紹介する。改めて指導の本質を見つめなおしてほしい。 『ジュニアサッカー応援しよう!Vol.46』より一部転載 取材・文●鈴木康浩 写真●ジュニサカ編集部 ここに一冊の本がある。『それでも「美談」になる高校サッカーの非常識』(カンゼン)。ライ
ジュニアサッカーを応援しよう! 未分類 “8人制サッカー”のフォーメーションの特徴を“11人制サッカー”に落とし込めていますか? 【10月・11月特集】 “8人制サッカー”のフォーメーションの特徴を“11人制サッカー”に落とし込めていますか? 【10月・11月特集】 2018年11月05日 未分類 「4-4-2」「4-3-3」「3-5-2」「4-2-3-1」サッカーには様々なフォーメーションが存在する。日本のジュニア年代に取り入れられている8人制サッカーでは「3-3-1」「2-4-1」といったフォーメーションが主流だ。しかし、8人制サッカーのフォーメーションの特徴を11人制サッカーのフォーメーションに落とし込み選手を育成して指導者はどれだけいるだろうか。フォーメーションのベーシックな特徴を理解するだけでコーチングの質がガラッと変わるかもしれない。11月の特集「トレーニングをデザインする」か
「何を?」「どのように?」「どこで?」「いつ?」プレーするのかが戦術だ【10月・11月特集】 2018年11月02日 未分類 ジュニア年代における戦術指導とは何なのか? 日本では戦術と言うと“拒否反応”を示す指導者も多い。しかし、サッカーにおいて戦術は必要不可欠な要素のひとつだ。つまり、トレーニングを構成するうえで戦術的要素を入れ込むことは必須なのだ。10・11月に特集テーマである「トレーニングをデザインする」から倉本和昌氏のインタビュー第2弾をお届けする。 【10月・11月特集】「トレーニングをデザインする」 取材・文●木之下潤 写真●佐藤博之、ジュニサカ編集部 戦術の正体は『見ること』『判断すること』 第1回(「目指すサッカー」がない指導者が明確な言葉を子どもに伝えられると思いますか?)の続き 倉本「戦術って何ですか?そう質問されると、日本の指導者達は困惑してしまう人が多いでしょう。本
「目指すサッカー」がない指導者が明確な言葉を子どもに伝えられると思いますか?【10月・11月特集】 2018年10月29日 未分類 10月・11月の特集テーマは「ジュニア年代の練習はどう組み立てる?」だ。どのようにしてトレーニングを構成すればいいのかが分からない…。そんな悩みを抱えている指導者も多いのではないだろうか? 「トレーニングの作り方を考えるためには、まず『あなたはどういうサッカーをしたいんですか?』が指導者自身の中で定まらなければ無理だと思っています」。そう語るのは長年、スペインで指導者として活動し、日本人最年少でスペインの上級指導ライセンス(日本のS級に相当)を取得した倉本和昌氏。トレーニングを作成する前提として指導者はまず何を考えなければいけないのか? 倉本氏が噛み砕いてお伝えしていく。 【10月・11月特集】「トレーニングをデザインする」 取材・文●木之下潤 写真●佐藤博之
初心者コーチ必読! なぜジュニア年代は「筋力系」よりも「神経系」を伸ばすべきなのか? 2018年10月25日 コラム 小学生のときに自分の身体がどう発達するか知っておけば、より効率的なトレーニングに取り組めることができます。抑えるべきポイントを抑えて、ジュニア年代のうちに重点を置いて取り組むべきことを整理しましょう。今回は筑波大学でバイオメカニクスを専攻する浅井武教授に「子どものカラダの成長の仕組み」について語ってもらいました。そこからジュニア年代で身につけるべきことが見えてきます。 『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.45』より一部転載 取材・文●鈴木康浩 写真●ジュニサカ編集部、佐藤博之 資料提供●浅井武(筑波大学教授) もっとも重視すべきは神経系 まずは上の図1を見てもらいたい。 図の中央に、生まれてから 12歳頃にかけて右肩上がりに伸びている曲線があるのがわかるだろうか。これが
優れたサッカー選手=監督の指示を再現できる選手ではない。フィジカルコーチとして2014-15シーズンにバルセロナの”3冠”獲得に貢献したラファエル・ポル氏は「優れた選手とは重要な情報をより適切に感じ取る能力を持ち、未だに経験したことのない新しい状況を解決する能力を持つ(選手)」と語る。この言葉の意味とは。『バルセロナフィジカルトレーニングメソッド』から一部転載して紹介する。 『バルセロナフィジカルトレーニングメソッド』より一部転載 再構成●ジュニサカ編集部 著●ラファエル・ポル 翻訳●坪井健太郎 監修●小澤一郎 写真●Getty Images、佐藤博之 多様性のないトレーニングメニューは好ましくない 認知行為には、目的、感覚器官を配置しているアクションのための準備、感覚皮質の感受性を与える選択意識が必要とされている(Freeman.1999)。 このように刺激‐反応の受動器官として脳を解釈
日々、何気なく繰り返している親の習慣が子どもを伸ばしたり、ダメにしたりします。あなたは大丈夫ですか? 子どもを伸ばすためにはどうしたらいいのでしょうか。保護者が意識したい「3つ」の習慣を『子どもを「伸ばす親」と「ダメにする親」の習慣』(明日香出版社)の著者であり、NLPという心理療法をトレーナーとして実践し、自身が開校する学習塾などで成果を挙げる池江俊博氏に教えて頂きました。子どものためにもぜひチェックしてみてください。 『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.46』より転載 取材・文●鈴木康浩 イラスト●須賀ハフリ 本来ミスとやる気は関係ない 親として子どものやる気を引き出そうと、しっかり教育しているつもりが、日々の言動や習慣によって知らず知らずのうちに子どもをダメにしてしまっている――。 逆に、本記事で紹介する、親が意識すべき習慣を実践すれば、子どものやる気は引き出され、ぐんぐん成長し
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 「直角カットイン」「クイック逆ターン」「揺さぶりシザース」日本代表”新10番”中島翔哉から”3つ”のドリブルテクニックを動画で学ぶ 「直角カットイン」「クイック逆ターン」「揺さぶりシザース」日本代表”新10番”中島翔哉から”3つ”のドリブルテクニックを動画で学ぶ 2018年10月18日 コラム
技術にばかりフォーカスしすぎていないか? 「個の育成」とは何なのか/ジュニサカ会議2【9月特集】 2018年09月10日 未分類 9月の特集のテーマは「改めて考えたい4種年代の問題点」だ。4月上旬に開催されたダノンネーションズカップをはじめ、チビリンピックやバーモントカップ、ワールドチャレンジなどジュニア年代では約半年の間に様々な主要大会が行われた。そこで現場を取材し続けているジュニサカWEBチームが座談会を実施。取材で浮き彫りとなったジュニアの問題点を挙げていった。前回(スケジュール、出場機会、ボールの蹴り合い…。大会を通して見えてきたU-12年代の問題点)はボールを浮かした蹴り合いが試合中に続く問題を中心に話し合った。第2回はサッカー指導の在り方を中心に語っていく。 【9月特集】改めて考えたい「4種年代」の問題点 ■座談会メンバー ジュニサカWEB編集長:高橋大地 ジュニサカWEB編集
可動域を広げる=ケガ予防&運動能力向上。「しなやかな動き」を手に入れる方法は? 2019年02月14日 コラム 元ファジアーノ岡山のトレーナーで、現在はパーソナルトレーナーとして活動する樋口敦さん。Jリーガーや学生の身体作りを指導する樋口さんは脊柱や股関節の可動域を広げることが重要だと話します。なぜそれが必要なのか、どうすれば身につけられるのか、詳しく伺いました。 取材・文●中村僚 写真●ジュニサカ編集部、佐藤博之 『ジュニアサッカーを応援しよう! VOL.50』より一部転載 ※この記事は2018年9月8日に掲載した記事を加筆・再編集したものです。 しなやかな動きはどのようにして生まれるのか もっともわかりやすい例えが弓矢です。しなりが大きければ大きいほど、弓は強く速く飛んでいきます。この「しなり」を生んでいるのが、人間の体でいうと脊柱のやわらかさで、弓を引く力が筋力なんです。これはどちら
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 育成/環境 優れた“判断力”を持つ選手を育てるには、まず環境を整えよ。「このピッチ、このサイズのボール、このルールを与え、その中でプレーをしましょう」【8月特集】 優れた“判断力”を持つ選手を育てるには、まず環境を整えよ。「このピッチ、このサイズのボール、このルールを与え、その中でプレーをしましょう」【8月特集】 2018年08月23日 育成/環境 今月は「少人数制」をテーマに特集を組んでいる。昨日掲載したフウガドールすみだ・須賀雄大強化本部長兼監督インタビュー(「フットサルって足下がうまくなりますよね」。それだけじゃないメリット “重要な決断” が繰り返される価値とは)では、「フットサルを本気でプレーするメリット」を中心に紹介した。全5回でお届けする須賀氏へのインタビューの2回目である今回は、子どもたちのプレーの引き出しを増やし、そしてどの状況でど
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 育成/環境 「フットサルって足下がうまくなりますよね」。それだけじゃないメリット “重要な決断” が繰り返される価値とは【8月特集】 「フットサルって足下がうまくなりますよね」。それだけじゃないメリット “重要な決断” が繰り返される価値とは【8月特集】 2018年08月22日 育成/環境 今月は「少人数制」をテーマに特集を組んでいる。サッカーは11vs11で行うスポーツだが、なぜトレーニングやジュニア年代のサッカーでは人数を減らして行われるのか。それは前回のコラム(改めて考えたい「8人制サッカー」の意味。少人数制で“判断力”が養われる理由)を読んでほしい。そして今日からは「ジュニア年代にフットサルをうまく活用する方法」を考えていく。フウガドールすみだで強化本部長兼監督を務める須賀雄大氏に話を伺った。須賀氏へのインタビューは今回を含め、全5回でお届け
「テストに落とされ続けた」少年時代。グリーズマンはどんな”武器”を手に入れ、進化していったのか? 2018年07月06日 サッカーエンタメ最前線 フランス代表は、今夜ベスト4進出を懸けて南米の強豪ウルグアイと対戦します。その中で注目したい選手がアトレティコ・マドリーに所属するアントワーヌ・グリーズマンです。ロシアW杯でもここまで2得点を記録しています。今回は、スペインの地で成長していったフランス代表のエースの究極スキルを解説していきます。 著●西部謙司 写真●GettyImages 『PERFECT SKILL パーフェクトスキル 世界トッププレーヤーの究極スキルを解説する』より一部転載 「テストに落とされ続けた」少年時代 少年時代にいくつものテストを受けて、ことごとく落とされた。「小さすぎるし細すぎる。プロではやれない」というおきまりの評価である。後年のスーパースターの多くが華奢、小柄と
なぜ今「認知」なのか。サッカーの戦術的な理解を広く深めることの意義【6・7月特集】 2018年06月29日 未分類 6・7月は「認知」をテーマに特集を組んでいるが、アカデミックなテーマを取り上げているサッカー媒体は少ない。そんな中、ヨーロッパサッカー情報を発信し続けている「月刊footballista」は積極的に最新のサッカー戦術などの特集を組んでいる。そこで、編集長の浅野賀一氏にその理由と、また今回の特集テーマである「認知」についてどう考えているのかをうかがった。 【後編】サッカーの解釈を深く掘り下げる。認知とプレーモデルの関係 ■第1回 状況判断の向上に「認知力」は必要不可欠である。その真意を説く ■第2回 「問いかける」だけではない。プレーの”選択肢”を広げるために指導者ができること 取材・文●木之下潤 写真●ジュニサカ編集部、佐藤博之 認知の捉え方には、身体的機能向上と戦術的理解向
サッカーをやめようとさえ考えた。酒井宏樹の“運命を変えた”サイドバックへの転向 2018年06月27日 読んで学ぶ/観て学ぶ ジュニア時代、所属していた柏マイティーでストライカーとして活躍していた酒井宏樹選手。中学に上がると同時に柏レイソルのジュニアユースに入団したものの試合に出場できず「サッカーをやめようとさえ考えた」という。そんな酒井選手のサッカー人生を変えたのはサイドバックへのコンバートでした。 ・「正直、レイソルは好きじゃなかった」。酒井宏樹はなぜJクラブへの進路を選択したのか 文●元川悦子 写真●GettyImages 『僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代』より一部転載 中1で味わった最初の挫折 富勢中学校に入学した2003年春。酒井はレイソルジュニアユースの扉を叩いた。同じ柏市内とはいえ、自宅から日立台はそう近くない。彼は学校が終わるやいなや、自転車
なぜ「レギュラー」と「控え」ができるのか? ”子どもたちの幸せを生む”育成環境を考える【5月特集】 2018年05月30日 コラム 5月の特集テーマは「どうやって試合経験を生み出せばいいのか」である。世界の育成に目を向けるとリーグ戦が行なわれているが、なぜ日本ではトーナメントが主体なのか?一貫した指導を考えるならトップであるJリーグと同じ方式を採用するのが筋ではないだろうか。日本よりも歴史が深いサッカー先進国の多くは育成年代でもリーグ戦が取り入れられている。そこに試合経験を積む場が作られていると考え、今、全国でリーグ戦を広めているサッカーコンサルタントであり、アーセナルサッカースクール市川代表の幸野健一氏に話をうかがった。 【後編】選手全員を公式戦に出場させる真の価値とは何か? ■第1回 出場機会をどう生み出すか。「3ピリオド制」のメリットとデメリット ■第2回 「どうやって試合経験を積む
子どもはなぜ「ミス」に怯えてプレーする? サンフレッチェ広島が実践する選手に自信を与える言葉掛け 2018年04月09日 コラム なぜ子どもたちは「ミス(ボールを失うこと)」を怖がってプレーしているのか。私がジュニアサッカーの現場を取材して1年が過ぎ、その背景が監督や仲間による「言葉掛け」にあることに気づきました。4月初旬に行われた「U-12ダノンネーションズカップ2018」でも否定的な言葉掛けによって、自信を無くし、プレーの質が落ちている選手を何人も目にしました。しかし、その反対にサンフレッチェ広島F.Cジュニアの選手たちは全員が伸び伸び楽しくサッカーをしていたのです。その理由には監督や仲間によるポジティブな「言葉掛け」にありました。 取材・文●中澤捺生 写真●中澤捺生、佐藤博之 否定的な言葉が子どものプレーの質を落とす ディフェンダーはセーフティーなパスを繰り返し、サイドハーフのプレイ
湘南ベルマーレの「止める蹴る」指導法。意識すべき“3つのタイミング”【短期連載】 2018年03月14日 育成/環境 昨年、サッカーサービス社が『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2017』の分析講習会を行った。その中では、日本の指導に対する課題がいくつも挙げられた。実際に大会を振り返っても、FCバルセロナを相手に、日本のチームは何もやれなかった印象しかない。子どもたちがFCバルセロナと戦い、普段どおりにプレーしていたかと問われたら「Yes」とは言えない。だが、自分たちのスタイルをそのままぶつけて真っ向勝負を挑み、「日本のチームもこれだけやれるんだ」という力を見せることができた唯一のチームがあった。それは「湘南ベルマーレスクール選抜」だ。そこで、湘南ベルマーレのアカデミーダイレクターを務める浮嶋敏氏に、同クラブの育成について話を伺った。第2回目のテーマは「バルセロナとの戦いで、自分
進路で悩む子どもたちとどう付き合えばいい? 大人が心がけたい3つのヒント 2018年09月13日 メンタル/教育 ジュニサカ世代が進路について悩む時期は、まさに思春期の入り口にあたります。いい子だった子が突然反抗的になったり、話をしてくれなくなったりして、親を悩ませる時期。このときに対処法を間違えると、親子関係があとあとまでこじれてしまうことも。こんな時期をどう乗り越えたらいいのか、NHK Eテレ等でも活躍中の心理学教授、田村節子先生に伺いました。 文●戸塚美奈 写真●ジュニサカ編集部 ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.48より一部転載。 思春期を乗り越えるためのヒント① お母さん自身が今日を楽しむ姿を見せること 人生を楽しむ姿は、子どものお手本になる もちろん、思春期はまだまだ子どもだし、ある程度の干渉、保護、ある程度の厳しさは必要です。 半分子どもで半分大人。「今日から自立しまーす
“神童”と呼ばれたFC東京・品田愛斗「小学生のうちにやらないといけないことは人それぞれ」/ユースプレーヤー成長記 2018年02月05日 読んで学ぶ/観て学ぶ ジュニア年代からひと際目を引くセンスと高い技術で注目されていた品田愛斗選手。来季からFC東京のトップチームに昇格し、プロサッカー選手として新たなキャリアを歩み始めた。小学生当時から取材する機会も多かった彼の成長を追った。 【コラム】進路選択 取材・文●山本浩之 (写真●山本浩之) 与えられた課題もすぐにこなせた少年時代 懐かしい一枚の写真がある。2009年12月28日に「第17回F・マリノスカップU-10大会(GROW GAME)」の表彰式で撮影したものだ。場所は横浜市西区のみなとみらいにあったマリノスタウン。暮れゆく空を背景にレジスタFCの選手たちが写っている。まだ9歳や10歳の子どもたちだ。みなあどけない顔をしている。雲の合間か
普段の練習において1対1の練習をする際、ドリブルで仕掛ける側は「どのようにして相手を抜くか」を意識しながら練習しているでしょう。では、守備をする側は何を意識しながら練習をするべきなのでしょうか。海外の代表チームやクラブの練習動画を参考に考えてみましょう。 (写真●Getty Images) フランス代表 (フランス代表公式YouTubeチャンネル) この動画内で行われている1対1の際の守備に注目してみましょう。フランス代表の選手たちは、守備をする際に相手を誘導したい方向にドリブルのコースを限定しています。そして、守備をする側の選手たちは、ドリブルをする相手のボールから目を離していません。コースを限定しながら、ボールから目を離さないことは1対1で守備をする際の重要なポイントであることが分かります。 バイエルン・ミュンヘン (バイエルン・ミュンヘン公式YouTubeチャンネル) 3対2のゲーム
「褒める」「叱る」だけではない、ミスの修正法。子どもの心に“自信の貯蓄”を 2018年01月17日 コラム ある心理学の専門家が「子どもの成長に一番必要なのは『認める』ことだ」と言っていた。そして、今世紀最大の発見として「人の決断は感情が大きく左右する」という研究結果が最近発表された。つまり、子どもが自ら伸びるには、指導者のポジティブな言葉と、楽しいと感じる環境を作ることが大切なことだ。しかし、ミスも指摘し、修正しなければならない。ミゲル・ロドリゴは自身の経験を通じて、日本の指導者たちに具体的な考えと方法を口にした。 【連載】ミゲル・ロドリゴが教えてくれた「才能を引き出す」11の魔法 企画・取材・文●木之下潤 写真●村井詩都、佐藤博之 ミスの修正もポジティブな構成で自信に変えられる ジュニア年代の指導で「成功したら褒める」ことは大切なことです。 世界中、大人も子どもも関係なく、失敗をするこ
ジュニアサッカーを応援しよう! コラム 「プレー機会の平等をどのように創出するのか」。ジュニア年代に問われている課題と、その解決が将来につながる一歩である 「プレー機会の平等をどのように創出するのか」。ジュニア年代に問われている課題と、その解決が将来につながる一歩である 2018年01月09日 コラム 昨年末の全日本少年サッカー大会後、あらためて2017年度のジュニア年代のサッカーを振り返って感じたのは「環境」だった。全国大会と位置づけされるような大会では、全員が出場しているわけではない。この年代は「育成が本分」であるはずなのに、プレー機会が与えられていない選手がいるのはなぜか? 現場の指導者は子どものために日々奮闘し、それぞれが考えを持って指導にあたっている。一体、何を改革したらいいのだろうか。 取材・文●木之下潤 写真●佐藤博之 8人制に切り替えた結果、全少で何が起こったのか 全日本少
久保建英と平川怜が感じた危機感。日本人選手に必要なのは「1対1をいかに“遊べる”かどうか」 2017年11月17日 コラム 11月1日にFC東京トップチームへの正式加入が発表された平川怜選手と久保建英選手は各々FC東京U-18に所属の高校二年生と一年生。卒業を待たずにプロの世界へと飛び込びました。なぜ彼らはそのような選択に踏み切ったのでしょうか。FC東京アカデミーの思想に迫った11月6日発売掲載『フットボール批評issue18』のレポート『アカデミーの掟』にさきがけ、同記事からU-17ワールドカップ関連箇所を抄出しつつ考えてみます。 文●後藤勝 写真●田中伸弥、GettyImages 【10月にインドで行われた『U-17ワールドカップ』。日本代表はベスト8を懸けた一戦でPK戦の末、イングランドに敗れた】 久保「危機感をおぼえました」 プロ契約に関する記者会見後の囲み取材でU-17ワールドカ
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