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大谷翔平
jun-jun.hateblo.jp
《蜷川家具店(1930)》 2018年に入ってから、時間を見つけては看板建築の写真を撮り、立面図を起こす作業に没頭している。一体何を始めたのかと疑問に思っている方もいるかもしれないが、決して伊達や酔狂で描いている訳ではない。・・・と言いつつも、狂人は往々にして自分が正常だと信じて疑わないものであり、既に当人は酔狂の渦中にあるかもしれない。ここで少し頭を冷やしつつ今まで考えてきたことを振り返ってみたい。 *** 「蜷川家具店」千葉県香取市佐原 「看板建築」という言葉をご存じだろうか。 1923年に発生した関東大震災の復興時、和風の長屋にファサードだけ西洋風のものを取り付け、手っ取り早く洋風建築に“擬態”するものが流行した。これを東京大学名誉教授で建築史家・建築家の藤森照信氏が学生時代「看板建築」と名付け建築学会で発表して以来、この呼称が定着している。 木造の在来工法でつくられた町家は耐火性に
「ホキ美術館に行きたい」 動機はいたってシンプルだ。千葉市には社会人を始めて2年ほど住んでいたが、日々の仕事に忙殺され建築見学もろくにしないまま慌しく去ってしまった。しかしホキだけは見なければ建築に関わる者として恥ずかしい、そんな勝手な思いこみが日増しに強くなり、この間の連休を利用してようやく行くことにした。せっかく遠くに行くならその周辺の建築も見て回りたいというもの。そんなわけで今回も「旅行の設計」をもとに行きたいところをマイマップ上にプロットし、効率よくめぐるルートを組み立てた。同行者のささいさんは初めてお会いする方だったが、パンパンに膨れ上がった建築づくしの旅程にも理解を示し、「私も詰め込んでしまうタチで」と笑っていた。ステキだ。 ささいさんとは朝の8時半に合流し、千葉駅までは電車で向かい、駅前でレンタカーを借りた。 千葉の建築めぐりのはじまりはじまり。 千葉県立美術館 大高正人(1
今日バズってたあるFBユーザーのコメントが、あまりに酷い内容であったのでここに転記しておく。 〜 日本語がカッコいいと世界の人が気づいた時にまだ、英語がかっこいいと信じてる間抜けなデザイナーが日本には5万といる。 私は、日本で使われている文字の形が最高に好きだ。 特に、源氏物語の写本は最高に美しいものばかりだ。 ひらがなの美しさは世界一である。 線でモノの形を表現する漫画の世界に通じる。 源氏物語を写本していると裸を線の強弱で表現する漫画の絵を描いている時と同じ感覚を受ける。 「ひ」というひらがなは豊満な胸を描いているように感じる。 その他、すべてのひらがなが魅力に溢れているのだ。 漢字もまた、様々な書体があり、興味深いのである。 この美しいものに目をむけず、戦争に負けた劣等感か、英語が好きなデザイナーが多く日本には存在し、何でも英語にすればかっこいいと勘違いしている。 まあ、デザイナーと
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