火曜日。夜11時半までかけて、翌日の会議の事前資料を読み込む。日中は会議で埋まっているので、どうしてもそうせざるを得ない。自分が稟議書を書く立場ではなくなり、ある意味楽になった。しかしそれ以上に人の書いた大量の書類を読んで判断を下すほうが大変だな。 なにはともあれ、ソウルは寒い日が続く。しかしその割にまったく風邪を引かずに済んでいる。いつもなら冬場になんどか風邪を引くのがぼくの毎年のリズムだったのだけれども。おそらく一つの理由としてあげられるのが、韓国の建築物の防寒設備がものすごく充実しているから。 例えば我が家では、室内で薄手のシャツ一枚で袖まくりをしていても平気である。まず第一に、部屋の外周にはガラス戸で覆われた縁側もしくは廊下のようなスペースがある。外気が−10℃でも、外気とはガラス窓で遮断されているので4-5℃ぐらいまで温度があがる。そして、この廊下と部屋とはさらに窓で隔てられてい