サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
掃除・片付け
ken-go.hatenadiary.org
こないだ三田さんに「ぜんぜんブログ書いてないよね」と言われたので久々にアップ。 と言っても、mixiに書いたことのコピペ。勢いのみ。なので整合性なし。 mixiからβが取れて、本格始動らしい。まぁそれはいいんだけど、新サービスとして始まったアプリが超絶ダサイ。いま上部に出てる「みん顔!」とかいうの、まぁアバターのサービスなんだけど、これがまた5匹目のドジョウくらいのネタでしょう。なにやってんのという。 そもそもmixi自体SNSとしてはだいぶ後発だけど、数の論理でここまででかくなった。それで、もう完全に商売としてしか考えてないじゃないですか、運営側は。「PR」って書いてあるリンクだのバナーがやたらに多いし。まぁそれでも、サービス自体が美しく、これなら金払ってもいい(もしくは、広告がたくさんあっても許せる)というレベルにあればいいんだけど、やっぱり日本語圏でやってる限り、それは幻想なのかねぇ
外部ディレクターおよびトータルの監修者として去年の3月とか4月くらいからずっとやってきたので、足かけ一年以上のプロジェクト、「ZTTアーカイブス」における自分の仕事がようやく一段落ついた。GWあとに文字通り死にそうになっていたのは、これのせいだ。808 State、The Art Of Noise、Propaganda、ACT、Andrew Poppy、Anne Pigale(そのあと、ポーグスのShane McGowanとKirsty MacCollが出てるがほかのスタッフが担当)とやってきて、途中予想もしなかった事態がいくつも起きてほんっと大変だった。今月23日にリリースされるFrankie Goes To Hollywoodの3タイトルでひとまず大物はだいたい終了。ようやく肩の荷がおりる。 でさ、まぁ相当なマニア以外はこの再発シリーズを全部チェックしているというひともいないと思うんだ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/28/news115.html 上記は先日のITメディアの記事で、今もトップを争うアクセスを集めているもの。こういうセンセーショナルな内容は皆興味があるのだろうが、「テレビ東京傘下のアニメ専門チャンネル、エー・ティー・エックス(AT-X)取締役」の岩田氏が講演したという内容を無検証にたれ流しただけと見られるこの記事は、ちょっと眉唾もんであると感じる。 大きくわけて 1. 市場の飽和 2. 世界的な不況・経済状況の影響(プラス、円高による利益の減少) 3. 動画共有サイトの違法配信 という理由により、もう日本のアニメは海外では売れない状況になっているという。 さらに国内でも06年をピークに売上高が縮小しはじめていて、地上波のビジネスモデルが揺らぎ始めている現在、危機的状況にあると解説している。 まず、海外
昨日mixiやいろんなところで話題になっていてビックリしたニュース。 23年の長きにわたってイギリスの、いや世界のデザイン・シーンをリードしてきたシェフィールドのデザイン会社、デザイナーズ・リパブリックが1月20日をもってスタッフ9人全員を解雇し、倒産したとのこと。 現在のイギリスの経済のひどい状況は日々伝わってくるしよくわかっているけれど、それにしてもこんな身近で偉大な存在すらも(しかも、最近ではケータイのOrangeやCoca Colaのような超メジャー・クライアントと仕事をしていたのだから、才能が枯れてしまって仕事が減ったということでもなかったわけだし)舞台を去らなければならなかったという事実に衝撃をうける。 確報を最初に伝えたイギリスのデザイン系サイトCreattive Review。DR代表だったイアン・アンダーソンからのコメントを掲載 日本のデザイン系ブログ(国内での噂の発火元
http://www.spiralearth.co.uk/news/story.asp?nid=2014 上記のUKの昨日のニュースにて。 先日の独Neutonどころの規模ではない、まさに衝撃的なニュース。 上記ページにもリンクがあるが、取扱レーベルは↓ http://www.pinnacle-entertainment.co.uk/labels_list.php 今お仕事をしているZTTも入ってるわけだ。その他、チェリー・レッドやエイベックス、コンポスト、DHR、エンペラー・ノートン、ワン・リトル・インディアン、OM、ミニストリー・オブ・サウンド…超有名処がいっぱい。 なんというか、音楽(とその情報)が手に入りにくいみたいな状況が近づきつつあるんじゃないのか? きちんとしたシステムなんてなくたってネットですぐに何でも手にはいるとか思ってる奴は勘違いしすぎ。 卸が倒れるとどうなるかっていう
なんか、お別れの日記しか書いてないなぁ、俺…。情けない。 まぁ、そんなこと言っても仕方ないので書きます。 現フジオプロ社長で赤塚不二夫の一粒だねであられる赤塚りえ子さんと会ったのは、たぶん94年頃で、当時はよくクラブで一緒に遊んだり地方にDJしにいくときになぜか車に同乗して一緒に行ったりした。彼女がロンドンに拠点を移して本格的に現代アーティストとして活動をはじめてからはすっかり疎遠になっていたけど、母君(不二夫の後妻)が亡くなって帰国し社長に就任してから、やっぱりクラブで一緒に踊って「あれぇ帰ってきたんだ?!」と抱き合って再会を喜んだ。 また遊ぼうとか言っていた割には忙しいらしくて全然連絡も取れなかったけど、ある日新聞を読んでいたら手塚・赤塚・水木という巨匠マンガ家たちの娘が一同に会して親のことやその作品、さらには音楽について語り合うという対談企画がやっていて、そのあまりにぶっちゃけた内容
「もう最後に立ち会うのはうんざりです!」何人かの友達からそういう話をされた。バブルの暗黒を経てあらゆるものが崩壊した後に登場した90年代の無法地帯と桃源郷。俺たちはそれを過信しすぎてしまったのかもしれないけど、世紀が変わる頃から今度はそういう「俺たちが作って育てたんだ!」っていうものたちが脆くも儚くも消えていった。 今週は、西麻布の老舗クラブYellowがクローズする。たぶん、今ごろは、フランソワK、それに名門の最後を見届けるため駆けつけたDJ、クラブ業界のひとたち、それに愛すべきお客さんたちであの薄暗い地下の箱は狂乱の渦の真っ只中だろう。俺は、今週一度かぎりの復活を遂げた田中フミヤの<Distortion>と昨晩のLaurent Garnier+Tobyの晩に踊り収めに行った。フロアはここしばらく見たこともないような活況で、フレンドリーな雰囲気が充満して、笑顔で踊りまくるクラバーたちだけ
こういう状況に突入していく年の瀬を予想していたわけでもないし、タイミングやなんやかんやは偶然なんだけれど、ベスト盤のリリースと、1月25日のパーティをもっていったんFrogman Recordsは冬眠(=Cold Sleep)することになりました。 14年という歳月、いまから考えると信じられないくらい長いようにも思うけど…………やっぱ長いよ! 徹夜明けのぼんやりした頭で、ちょっと空いた時間でサクッと文章にまとめるなんてことができるような事態じゃないよね。まぁ、少しCDのブックレットにも気持ちを書いたし、あと取材もいくつか受けているから、そういうところから自分の中でも答えが炙りだされてきたり、もしくは今後新しいことを始めるためのヒントになるかななんて思ったり。 まぁ、とにかくパーティには来てくださいよ。 昔大汗かいて踊ったひとも、これまでは盤でしか聴いたことないっていうひとも。バキバキのひと
小島よしおのネタで流れるアノBGMが遂に解禁! みたいなことがニュース記事で流れていて、あ〜そういえばお笑い好きのテクノDJの●ン・ニ●ムラが頼まれた作ったとかなんとか聞いたなぁと思って記事読んだわけさ。 このBGMは、小島よしおと同じ事務所に所属するお笑い芸人、さくらんぼブービーの苺森(いちごもり)圭太によるオリジナル曲。 趣味がDJという苺森が小島をクラブに誘い、この曲をかけてネタをふったところ、今年最大の名文句“そんなの関係ねぇ”が生まれたとのこと。 あれ、そういうことになっているんだ…。たしかにさくらんぼブービーってKAGAMIのPVに主演してたり自分たちのDVDでKAGAMIの曲使ってたりするくらいだし、実際テクノ好きなんだろうし趣味でDJもやってるんだろうとは思うけど。この書き方だと、そもそも最初から彼が作った曲があったみたいに読めるじゃん。実際は、TASAKAのミックスCDか
最初に「渋谷のシスコ店舗が大幅縮小、1店舗に集約して新譜のみを販売」という報を聞いて、長年親しんできたテクノ店やハウス店がなくなってしまうという現実にとてつもない脱力感を感じてしまった。ただ、自分だって忙しさを理由に最近はほとんどの買い物を通販ですませてしまっていて、店に通ってアナログを掘ることをほとんどしてなかったので、あまりえらそうなことを言えた義理ではない。そもそもアナログ盤の新譜を買う量もかなり減っていたのも事実だし。 ただ、心の中では勝手に、新しいDJ予備軍やヴァイナル・ジャンキーたちがたくさん生まれて、またそういう若い世代が食費削ってでもレコードを買いまくってるにちがいないなどと妄想していた。十代や二十代の多感な時期にDJする楽しさやクラブで踊る気持ちよさを覚えたのなら、誰だって一度は黒い塩ビ盤にフェティッシュなまでの憧れを抱くんじゃないのかと、そんな思い込みをもっていた。 こ
ついこないだ、世界同時株安が引き金になって大幅な円高になってね、まぁそれは円の価値が再評価されたわけじゃなく、金利の低い円で金借りて、海外で有利な投資にどんどん突っ込んでウハウハってやってたひとたちが株の下落で損して、一時的にその現象が巻き戻した/解消されたからだったそうな。とりあえず近日の海外行き予定はないんだけども、某欧州のDJにリミックス依頼してたりするので、円高になってよかったと思っていたらまたここのところどんどん円安になって、ユーロなんて気づいたら史上最高値更新!とか言ってて、161円超えてやがるんです。えらいこっちゃ。 週末にアメリカでG7があるけど、円安は問題視されないらしい。 えっと、各国のアマゾンで売ってるゲームハードですが PS3 英国 £430(101,690円) ドイツ ¢599(96,620円) 日本 59,980円 Wii 英国 £280(66,220円) ドイ
宣伝でっす。ウェブ仕事をたくさんしていながら、自社のことは後まわしになりずっと放置したままだったフロッグマン・サイト、あまりにひどいことになってるので少しずつ改修しているんですが、まずはSHOPを全面リニューアル。ようやくシステムを完全に入れ替えて、ショッピングカート等オンラインショップらしい作りを実装できました。 んで、リニューアル記念して、全品20%オフのセールと、iPodやレアもの(TARとのコラボで作ってもらった非売品の)TシャツなどをCD/レコード購入者対象にプレゼントとして放出してます。どこぞのWEBアンケートとか、一体何万人応募するんだ?なんて懸賞企画よりまちがいなく競争率低い(笑)ので、ぜひよろしくお願いします! セールは、今月末までの期間限定です。 http://shop.frogman.biz/ 同じような経験してる人も多いようだし、ウェブ上で[年賀状][遅延]とかで検
どーも久しぶりです。久しぶりなのにつまんないエントリーでスミマセン…。 あ〜いや、別に物理的に金が減っているということではなく、今年ずっと続いてきた円安の傾向、これですわ。僕んトコはだいたい、ポンドとユーロ、それにドル少々というのが仕事で扱う通貨なんだけど、特に欧州通貨はここのところずーっと超絶円安が続いていて心底ヒヤヒヤしておりました。1ポンドはちょっと前だと200円という感覚でやっていて、それでも例えばロンドン行くとタバコが5ポンド、缶のコーラが1ポンドなんて値段だから円換算するとタバコ1箱1000円!、コーラ1缶200円!ってなもんで、クソ高いと思っていたのに、ここに来て230円突破しておりまして、その頃と比べても10%以上高くなってる。というか、円が安くなってるわけ。 ユーロも、130円台だったのが嘘のようで、ここ一ヶ月くらいは史上最高値を更新し続けておりまして、155円を超えちゃ
たまに三田格さんから一言しか書いてないまるでスパムのようなメールが来るんだけど、今日のは格別だった。曰く「音痴テスト」。ちなみに音痴は英語だとtonedeaf。deafはつんぼ、結構キツイ表現だ。 このテスト、ウェブによくある心理テストとかみたいなあとづけでいいかげんなものじゃない。なんせ、作者のJake Mandell氏、ボストンのマサチューセッツ大学で医学研究を続けている方。しかも、かつてはベルリンに住んでいて、Native InstrumentsでReaktorなんかの開発に関わっていたらしい。三田さんも「昔フォース・インクでアルバム出してたヒトと同じ名前なんだけど…」と言っていたが、さすが三田さん目の付け所が鋭い! ホントだたくさんレコード出してますね。 これ、メタメタな結果だったら音楽ライターもレーベル・オーナーもやめた方がいいんじゃねーかと思ったんだけど、まずまずの結果にホッと
コモエスタ坂本という筆者による、刺激的な見出しが躍る本『低度情報化社会』を読んだ。 光文社のこのペイパーバックのシリーズを手に取ったのは二度目。どういう基準で挿入してるのかわからない英単語がいきなり文中にでてくるのがちょっとウザイ以外は、なかなか練られたつくりになってる。ラインナップを見るとやたらに英語関連の本が多いんだが、編集者にやたらに英語コンプレックスがあるのか、それともとりあえず英語関係の実用書やっておけば外さないっていう変な実績でもあるのか…。もう少し危険な香りのする時事ネタや社会ネタを増やして、かつての別冊宝島のシリーズみたいになってくれたりするとおもしろいと思うが。まぁ町山さんみたいなひとがどこにでもいるわけじゃないから無理か。 さて、このコモエスタさん、昔雑誌『GURU』だとかに書いてたヌルチメディア・クリエイターってことで、それだけ聞いてああと思い当たるフシのある人には説
Taichi Masterのとこのブログで知った(最近、あちこちで話題みたいだが)ハンガリーの女性DJ、ニッキー・ベルッチ(Niki Belucci)がすごい。 なんというか、壮絶そのものの人生である。きっと負けん気も忍耐力も思い込みも相当なものだろうナァと思う。 いま騒がれてるのは、「え、こんなカワイコチャンがディージェイなの?」っていう部分と「しかも乳丸出しでプレイかよ!」って部分がほとんどなんだと思うけど、彼女のオフィシャル・サイトに書かれたバイオ(というか、もう半生記みたいになってる)を読むと、なんかもっと複雑な気分で、DJカルチャーの深淵というか、どうして彼女がクラブでレコードをプレイしなければならなかったのかみたいなことを考えさせられる。 ちょっと抜粋してみよう。 1983年、ハンガリーのブタペストに生まれた彼女は、5歳にして才能を認められ、元ハンガリー・チャンピオンのもとで体
例年、時期的にとっても多忙である上に仕事として節度をもって見守る必要があったWIREなんですが、今年は完全に遊び。そんなわけで気が緩んだせいか、数日前から風邪をひき、喉はガラガラ鼻はズルズルのひどい状態でした。 気が張っていてなおかつ若さがあれば、多少の風邪くらい勢いで吹き飛ばせると思うんだけど、さすがにこの歳になるとそんな無茶は状況を悪化させるだけ。なので、あまりペースを上げすぎず、ゆるゆるで行こうと思っていたのに21時すぎからのニッツァー・エブでいきなり飛ばしすぎてしまった。 あまりの早い出番に少しすねていたとかいう裏情報を聞きつつ、それでもアゲアゲなプレイのウェストバムを横目に見ながらシンプルな機材がセットアップされたステージすぐ前のブロックに移動して、ライブに備える。これまでDAFとかスケッチ・ショーのときもそんなことしてなかったので、どんだけ期待してるかということと、客なので別に
2000年3月の新宿リキッドルーム以来だとか、いずれにしてもソートー久方ぶりの電気グルーヴ、ワンマン・ライヴ。そんなつもりはなかったのに、なんだかちょっとホロッとしてしまった……。 これからフジロック行くひとで、情報シャットアウトしたいひとは読まないほうがいいです。 でも、電気出る日のチケット持ってたら、間違いなく見逃さないほうがいいです。 続きを読む なんかここのところEZweb経由のサーチで来るひとが多いと思ったら、Googleのエンジン使ってezwebのトップから検索が使えるようになったワケね。密かにGoogleのケータイ向けサーチは、Googleのサーバ側でテキスト・ベースのウェブ・サイトを勝手にケータイ用に修正して表示くれるというすげー機能があって、これあればほとんどPCサイトビューアーとかいらねーわ、と思ってたんだけど、ついに全auユーザが、その便利さに気付いてしまったってこと
先月末に発表されて、一部でかなり話題になっているNumarkのiPod用DJミキサー『iDJ2』。現行機種であるiDJが、単にiPod2台の音をミックスできるだけという、普通のDJミキサーに外部入力でiPodつないだのとどこが違うン?という残念な仕上がりで世界中の期待を裏切る商品だっただけに、PRO用と断言した後継機種には未だ“2流パチもんメーカー”的な印象から抜け出せないNumarkとしても力入れまくりだったのかも。 公式サイトに載ってる資料を読んでるだけで、かなりワクワクしてくるよ! まず、一番の違いは、iPodから読み込んだ音声データが可変幅±100%までのピッチコントロールできるようになったこと。ちゃんと、テンポをあわせてDJできます。さらに大型ジョグホイールによるスクラッチも可能で、ループ機能もあり。大型LCDスクリーン上に曲の情報や波形を表示することも可能。そして、1台のiPo
前日徹夜で完全にバッテリー切れになり午後少し仮眠をとっていたらMマネージャーから電話があって、「今晩のライヴ、来ませんか?」と言われて目が覚める。すっかり忘れていたけども、InK=石野卓球+川辺ヒロシのユニットのデビュー・ステージがリキッドであるのだった。 行きたい、でも行けない…みたいな苦悩をほんの数秒だけして、電話口で「行きます!」とハキハキ言ってしまった。そこから、本当はもう少し眠ろうというつもりだったんだけどいくつか仕事を片付けて、どうにか本番ギリギリにタクシーで会場に駆けつける。入り口で瀧見さんに会って軽くあいさつすると、なんだか急にZOO〜Slits時代のことがブワッと蘇ってくるようだった。ある程度は予想していたけど、スチャダラや高木完とか、当時の空気を思いっきり吸って輝いていたおっさんたちが大集結していたよう。それぞれがバラバラの場所でもがいていたりとかもするのかもしれないが
新年一発目で書くことが死の報で、しかも13日の金曜日…なんてこった。 昨晩卓球からメールがあって珍しいなと思ったら一言、亡くなったと。10年前でも既に十分すぎる貫禄を持っていたから、まだ39歳だったとは信じられない。若かったんだなぁ(一部報道では41歳となっていたけども、66年生まれなので間違い)。 Casper Poundが亡くなったというのもすごくショックだったけど、ジャーマン・トランスに身も心も捧げていた92〜3年の音楽のことを振り返ると、Age Of LoveやJam & Spoonの「Stella」、それに「Follow Me」が何度も何度も繰り返し鳴り響いていたことは間違いなく、あの時代、MikさんのセットもYO*Cのセットも、FarringdonのTurnmillsも芝浦のGoldも、彼らの音で満たされた幸福で眩い瞬間があった。 Mark Spoonはドイツでメジャーヒットを
もはや2ちゃんねるは圧力団体ですな…。 過日、ニュースでも多数報じられていた“盗作疑惑で末次由紀という少女マンガ家の作品がすべて回収・絶版”という件、竹熊健太郎氏が漫画界のご意見番として自身のブログにコメントを出してかなり議論がヒートアップ中。しかし、オレンジレンジにしろ、こうやってパクリパクリと作家の独自性・創造性を過度に神聖視したような騒ぎが絶えないのは、どういうことなんだろう。完璧なオリジナルなんて、存在しないんだってば! 最初、新聞記事を読んだときは、うわぁ講談社キッツーと思った。いくらなんでも当該作品だけじゃなく、過去の作品も絶版、さらに連載も打ち切りって死刑宣告に近い仕打ち。盗用元として「スラムダンク」があがってるのがその過剰反応とも取れる判断につながったのだろうか。井上雄彦といえば、現在「バガボンド」で講談社の稼ぎ頭の筆頭だけれども、「スラムダンク」は集英社。ライバル社も巻き
「表現の自由vs知的財産権―著作権が自由を殺す?」(原題:Freedom Of Expression (R): Overzealous Copyright Bozos And Other Enemies Of Creativity)というこの夏にでたばかりの本がある。 表現の自由vs知的財産権 レッシグも賞賛の言葉を寄せてるんだが、まぁレッシグ的FREEな文化(“無料の”という意味ではないからくれぐれもまちがわないように)を取り戻せっていう議論を補強するような内容の書って要約しても怒られないだろう。ただ、こいつがむちゃくちゃにクールでオモロイと、そのあまりにひどい翻訳を差し引いても思えるのは、70年生まれと若い著者が、学者ではなくジャーナリストだっつう点につきるだろう。なんつっても、ケンブリューくんは遺伝子配列の特許について論じる一方で、コールドカットやチャックD(パブリック・エネミー)、
ちょっと前にいろいろ実験していた件。 忘れそうだからメモしておく。 ウェブ上でもいろんな方法が飛び交っていて、しかも「相手の声しか録音できない」とかウソ情報も多いので注意のこと。結論から言うと、Skypeで会話した内容をまるごとPC上で録音することはチョー簡単ではないものの、可能です。 1. Skypeの設定 Skypeはインストールしたら難しいこと考えずにそのまま使えるというのがウリ。なので、あんまり設定をいじったりしたことないひとのほうが多いかも。会話を録音するために絶対にやらなくちゃいけないのが、「自動サウンド調整を有効にする」のチェックを外すこと。 ツール→設定→オーディオデバイス これは外したままにしておくと、リアルタイムで音調整してくれなくなり不便なので録音するときだけチェックを外すように。 2. サウンドコントロールパネルの設定 これは、PCについてるサウンドカードによって変
大学は、もともとドイツ語学校だったというところの外国語学部に通っていたのね。第二外国語は仏語か独語かしか選択肢がなくて、ほんとはラテン・アメリカに興味があってスペイン語をやりたかったんだけど仕方なくおフランスの発音も文法も数の数え方すら理解に苦しむ言語を4年間も学んでしまったわけさ。単に話している人の数と、あとはフランス文化のほうが当時は身近に感じられたし。で、ここ10年ずっと後悔している。なんでドイツ語をやっておかなかったんだろうって。 パリよりベルリンのほうが身近になるなんて夢にも思わなかったわけで、音楽をきっかけにドイツ語を学んだりドイツに住んじゃうひとがたくさんでてくるなんて想像すらできなかったわけで…。 そんなわけで、以前からモニカ・クルーゼを呼んだりしてちょっとした話題になっていたNHK教育の「ドイツ語会話」から突然仕事の依頼が来たときは何事かと思いましたよ。要は、WIREでド
守秘義務契約にサインしているので詳しいことは書けないんだけど、iTMSのUS本国版とヨーロッパ版に関してはAppleのやる気というか、とにかく音楽配信でナンバーワンになるんだという意気込みが感じられた。自分たちが申し込みしたのはインディー・レーベルの扱いをスタートしますというプレスリリースが出てすぐで、たぶん申し込みが殺到したと想像できるが、二ヶ月ほどでちゃんと契約書が送られてきた。その後、いろいろめんどくさい手続きがあったけども、極東のよくわからない弱小レーベルでも書類をクパチーノからDHLで送ってくるなんて(そのクーリエ封筒は記念に取っておこうかとすら思った)、メジャーと分け隔てないきちんとした扱いなんじゃないかと感じられた。そもそも、一番顧客がいそうな日本からは日本のレーベルの曲は落とせないわけで、「日本からの申請は受け付けない」って一律につっぱねたほうがよっぽど楽だし理にかなってる
小野島さんとこに書いてあった件。 痛いテクノ小僧たちのあいだでは星ちゃんとこがシスコテクノ店→システクなのに対し、なぜか新宿店はシスコタモリ店→シスタモorタモリとか呼ばれていたな。 昔、初台とか西新宿(パークハイアットの近所)に住んでたことがあったので、新宿のシスコはかなり通った方だと思う。そもそもアルタって、後に「いいとも!」で有名になっちゃうんだけど、元は三越が持っていたビルで親戚に三越関係の人間がたくさんいたこともあってずーっと昔から出入りしていたような気がする。最近だとすっかりギャル向けの店になっちゃったんだが、ファッションビルのはしりとしてデビュー当時は画期的だったんじゃないだろうか。原宿に行かなくてもDEP'Tで買い物できたし、他にもいくつかお気に入りの店があった。思い返すと、リキッドがなくなってとどめを刺されるまでかなりの間、新宿っこだったんだよ。伊勢丹、丸井、バーニーズ、
ミュージック・マガジンが500号記念だということで過去のレヴューでトップを飾ったアルバムを再度いろんなライターが評価するというお祭り企画に声を掛けられ、イシイくんの『Jelly Tones』を選ぶことを期待されてそうなリストから、敢えてシンプリー・レッドを選んだ。個人的には、彼らが数年遅れのイビサ経由でグッドメン「Give It Up」をまんまサンプル使用した「Fairground」がすごく印象に残っていて、そのことを交えて原稿にした。そもそも、グッドメン自身がセルジオ・メンデスの「Fanfarra」からサンプリングしていて、さらにこのバトゥカーダをループさせてハットやキックを加えてテクノやハウスの曲にリモデルするという手法は、元ネタを変えて延々とやり続けられている。 ダンスフロアにおいては、どんな大ネタを使っていようと著作権だの無視していようと、踊れるモン勝ちという世界だし、あからさまな
Cocoonのサイトに掲載されたスヴェンのメッセージ。今年を振り返るという内容なんですが、日本に言及した部分がかなりの分量で、大昔から彼を知ってる人間としては涙なくして読めないような内容だったので、大急ぎで訳してみました。 原文はこちら 親愛なるミュージック・ラバー、パーティー・アニマルのみんなへ。 僕のDJ活動30周年の記念になる今年、フェスやクラブに遊びにきてくれた全員に感謝したい。特にみんなのおかげで最高の喜びがあったことは言っておきたい。 魔法の瞬間にたどりつくために、みんなを本当に頼りにしてる! そういう瞬間をつくるには、フロアでみんなが一体になるような愛と献身が必要なんだ。親密さこそが平和と幸福のもとだと思ってる。 今年、僕の世界ツアーは全大陸(南極以外)におよんで、どこへ行っても手厚くもてなされ、リスペクトをもって迎えられたと思う。数えくれないくらいの最高にポジティブなエネル
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『a site without a view』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く