コペルニクスというのは、欧州地球科学連合(EGU)を支える会社だ。 昨日、東大地震研究所の佐竹氏と共に、元社長(現在は息子?)のArme Richer氏の話を聞いた。EGUの完全open access electric journal、ASPなどを仕掛け、一気にアメリカのJGRを超えて世界を驚かせた人だ。 午前11時から、昼食もはさみ、午後5時まで。理念からはじまって、延々と話し続ける。会談の目的はジャーナルであったのだが、でも大変参考となった。 まずは、EGUの成立過程。多くの国、そこに多くの学会。更には欧州を名乗るだけで、EGS(欧州地球物理学連合)、欧州地質学連合(EUG)、欧州ーー、と別個に多くが存在していた中でのmergeの物語。これは数年前のJohn Ludden (元president,現在イギリス地質調査所所長。私は、昔彼がカナダにいた頃に知り合い、彼のところに約10ヶ月転