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中東情勢
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6月12日未明、アメリカのフロリダ州のナイトクラブで男が銃を乱射し、49人が死亡、53人が負傷しました。銃によるテロでは史上最悪であり、テロ全体で見ても、9.11に次いで犠牲者の多い惨事となりました。 犯人はISに忠誠を誓っていたと伝えられています。このような大量殺戮が可能になる銃が、簡単に手に入るのが問題だということで、銃規制の議論も再燃しています。 それも大切な事ですが、いちばん悪いのは、「銃」でしょうか。アメリカで、銃によって死ぬ人は年間、約三万人ですが、そのうち二万人は「自殺」です。 「銃」が悪いのではなく、なぜ命を捨ててはいけないのか、奪ってはいけないのかという、「生命の尊厳」が明らかにされていないことこそ、真の問題ではないでしょうか。 高森顕徹監修『なぜ生きる』「はじめに」には、こう書かれています。 戦争、殺人、自殺、暴力、虐待などは、「生きる意味があるのか」「苦しくとも、生き
高森顕徹氏による歎異抄解説本が発売されるというアナウンスがあった。 大いに期待したい。 歎異抄は、あくまで「傍流の書」である。 歎異抄に記されていることを、そのまま自分の字力によって解釈したものが「浄土真宗の教え」であると思うのは、大変な間違いである。 蓮如上人は、だからこそ歎異抄を「封印」された。 無宿善の機は、読んではらならないのだ。 それを考えれば、歎異抄の解説本が世に出るのは、非常に危険を感じると言えばそうなる。 そもそも「一般の人」が読んではならない書であると、蓮如上人が決められたのだから。 明治以降、真宗の教義理解が傾いたのも、それは「歎異抄」の影響が大きいのかもしれない。 歎異抄を読む時の注意事項としては、やはり「親鸞聖人の著作」に根拠を求めつつ、文章を理解することだと思う。 アナウンスによれば、教行信証など親鸞聖人の根拠を求めつつ意訳がなされているのだという。 それは、今ま
「教行信証」自筆本に未知の書き入れ 浄土真宗の開祖、親鸞(1173〜1262年)の主著「教行信証(きょうぎょうしんしょう)」の自筆本である「坂東本(ばんどうぼん)」(国宝)の修復に伴う調査で、つめ跡のように紙面をへこませて文字や印を記す筆記具、角筆(かくひつ)による書き入れが見つかった。漢字の振り仮名や段落の印など約700カ所に及び、すべて親鸞が解釈などを示すために書き入れたとみられる。 親鸞聖人の、我々がまだ見ぬ自筆が見つかったとのこと。 新たな教学研究が生まれる瞬間かと思う。 聖人の、その筆の奥に潜む深い教えを理解することは、果てしない努力を必要とするのかもしれない。 真仮を知らざるによりて、如来広大の恩徳を迷失す (『教行信証』) 高森顕徹 監修の「なぜ生きる」は、正に教行信証のこの言葉によって始まり、この言葉によって締めくくられていると言ってもいい。 「人生の目的」と「生きがい、
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