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衆院選
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お久しぶりです。マダムリリーです。みなさんお元気でしょうか。私のほうはというと、最近は11カ月のやんちゃな息子から目が離せない日々が続いているので、なかなか記事の更新ができませんが、元気にやっております。 実は、最後の更新から一度日本に一時帰国しました。今回は2週間の滞在だったのですが、5年ぶりということもあり、日本の変化を目の当たりした滞在でした。さすがに5年もたつと、いろいろと変わるものですねー。毎日が「あれ?日本ってこんな感じだったけ?」と思うことの連続でした。 そこで今回は、5年ぶりの日本で筆者が驚いたことを7つご紹介します。この5年間で日本が変わったのか、それとも筆者の感覚が変わったのか…。久しぶりに帰国する海外在住者なら共感してもらえるかもしれません。 外国人がやたら増えた 提供:二ホンdeバイト まず驚いたのが日本にいる外国人の多さです。この5年で外国人の数は確実に増えたなぁ
仕事・家事・育児のすべてをお母さんひとりで回す「ワンオペ育児」。この言葉をよく耳にするようになり、ますます日本のお父さんの育児不参加が問題視されるようになった。「夫は外で働き、妻は家を守る」という従来の価値観から変わろうとしている今、その狭間を生きる子育て世代は既存の価値観を払拭するのに苦労しているのだと思う。 「ワンオペ育児」を取り上げるとき、欧米家庭と比較して「欧米人男性は家事育児に積極的」と伝えられることが多いが、実際はもそんなにうまくいっていないということは以前の記事で触れた。(参照:共働き先進国フランスの育児が実はうまくいっていない4つの理由) 欧米人夫婦も家事育児の分担で揉めるし、互いに不満を蓄積させ、離婚に至るケースも珍しくない。日本よりも共働きや働き方などの社会システムが整っていても、やはり夫婦間で仕事・家事・育児をうまく切り盛りしていくのはそう簡単なことではないようだ。
日本のことを紹介している海外メディアを見ていると、本当にデマが多いです。例えば、額に食塩水を流し込んでベーグルのように膨らませる「ベーグルヘッド」が日本で流行っているとか、眼球を舐めあうのがブームだとか、日本で肥満になるのは違法だとか…。ごく一部の人しかやっていないことを、あたかも「多くの日本人」がやっているかのように伝えたり、誇張して伝えるのは日常茶飯事です。 海外メディアが伝える日本というのは、いつも目を丸くするような「奇異」な部分ばかりで、日本が欧米とはいかに違って、いかにクレイジーかを伝えるものが非常に多いです。「変な日本」の情報ばかりを流しているせいで、海外メディアの情報が実際の日本とはかけ離れている場合も多々あります。 なぜこのように海外のメディアは、日本のデマ情報ばかりを広めるのでしょうか。そこで今回は、その理由について考えてみました。 日本はまだまだ遠い「異国」 日本では「
厚生労働省の統計などによれば、現在日本の「共働き世帯」は1077万世帯。ちなみに、35年前の1980年は共働き世帯は614万世帯でした。働くママが増えるにしたがって、日本の「家族」のあり方もこれまでの「男性が外で働き、女性が家庭を守る」という古典的な価値観から、「男女が協力して、仕事と家庭を両立させる」という新しい価値観へ変わってきています。 そこで問題視されるのが、日本人男性の家事&育児参加率の低さ。他の先進国と比較して、いかに海外のお父さんたちは家事分担をし、いかに夫婦関係がうまくいっているのかという内容のテレビ番組や書籍、ネット記事などが目立ちます。 日本に比べて女性の社会進出率が断然高いフランスも例外ではなく、共働きフランス人女性を「ママになっても仕事を持ち、女性らしく輝くキラキラママ」というように持ち上げること多いですが、実際は少し違うのではないかと(筆者も子どもを育てるようにな
以前書いた記事『フランスの郵便局って何なの?バカなの?ひどすぎる郵便事情5パターン』では、フランスのあまりにひどい郵便サービスの実態について触れたが、他にもフランスにはひどいサービスがある。その一つがSNCF(フランス国有鉄道)だ。 なんでもフランスの「元国営だったサービス」は労働組合が物凄いパワーを持っているそうで、労働者の怠慢のしわ寄せを利用者が支払うようになっている…という話をフランス人から何度か聞いたことがある。日本のJRもその昔は「国鉄」だったが、同じ「元国営企業」でもサービスの良さや従業員教育の違いなどは比較にならない。何といっても、「時間の正確さ」が桁違いなのだ。 そこで今回は、フランスと日本の鉄道会社の文化の違いを探るべく、「日本の新幹線がいかに時間に正確で素晴らしいか」を説明したフランスの記事を紹介しようと思う。また、これまで何度もフランス国鉄のTGVを利用した筆者の気づ
❝ 預言者よ,あなたの妻,娘たちまた信者の女たちにも,かの女らに長衣を纒うよう告げなさい。 それで認められ易く,悩まされなくて済むであろう。アッラーは寛容にして慈悲深くあられる。 ❞ これはイスラム教の聖典「コーラン」33章59節に書かれている文章だ。要するに、女性は自分の夫と父親以外の男に自分の肌を見せてはいけないという意味。イスラム社会では肌を露出して強姦されたら、それは肌を露出していた女性が男性を誘惑したということで、女性が悪いとされるという。妻や娘が強姦されて悩まされたくなかったら、女性の肌の露出を抑えなさいと教えなのだ。 このような宗教的理由もあって、中東地域では人気歌手が肌を露出しているCDジャケットは検閲される。セクシーなオリジナルのジャケットはPhotoshopで写真を加工して、肌の露出が全くないように変えられる。 「ビキニやミニスカートなどの服装は、欧米社会では普通なのか
マダムリリーは日本で英会話講師をしている外国人の友人が数人います。彼らと「日本人の英語」の話になると、必ずといって 日本人ってみんな同じ間違いするよね? と言われます。どうやら私たち日本人はみんな似たり寄ったりな間違いをするそうです。ネイティブスピーカーからすると、日本の中学や高校で習った英語は自然でないだけではなく、「こんな表現聞いたことないよ!」と思うような表現もたくさんあると言います。 そこで今回は、私が友人から聞いたこれらの情報と、日本の英会話スクールで働く外国人のブログなどを元に、「日本人にありがちな英語の間違い」を紹介します。あなたはこれらの英語のどこが間違っているのか、言い当てられますか? Swimming is very interesting. 水泳はとても面白い日本語では、「あの芸人は面白い(funny)」という場合も、「このスポーツは面白い(enjoyable)」とい
以前書いた記事『【外国人】日本の学校教育制度ってどう思う?日本教育の特徴と問題点』では、日本人ではない外国人が、日本の学校のシステムや子どもたちを取り巻く環境をどう思っているのかを紹介した。 結論から言うと、大体の外国人が「小学校までは最高だけど、それ以降は最悪」という意見であった。「受験のための勉強する制度」に対する批判が多く、忙しすぎる学生生活や非効率的な学習指導システムを問題視する意見が目立った。 なかでも、中学生頃から通わせる「学習塾」に対する批判の声が多く、ほとんどの欧米人は「学習塾反対」のようだ。それではなぜ、ここまで日本の学習塾に対する海外の反応は悪いのだろうか。 そこで今回は、外国人側のビジョンを探るために「日本の学習塾に対する外国人の意見」を集めてみた。日本の将来を担う子どもたちには、どんな学習環境が好ましいのだろうか。彼らの意見を聞いてみて、これを機に少し考えてみようと
筆者は現在、フランスの自動車学校で路上教習を受けているのだが、フランスで車を運転していると、改めて気づかされることがある。それは、 赤信号無視する歩行者の多いこと! だ。たとえ歩行者の信号が赤であっても、「渡れそうなら渡る」というのがフランスでの歩行者ルールのようだ。車の信号が青でも、スピードを下げすぎると次々と歩行者が渡ってしまうので、「もっとスピードを上げて!歩行者に渡らせないようにしなくちゃだめだ」と何度も教官に注意された。それほど、フランス人歩行者の赤信号無視は日常茶飯事なのである。 5445人の歩行者観察による調査結果2017年2月15日にフランスで発表された研究でも、同じような結果が出た。ストラスブール(3か所)と名古屋市(4か所)の歩行者信号を渡った5445人の歩行者の行動を調査したものである。調査によると、41.9%のフランス人歩行者は赤信号でも信号無視して渡る一方で、日本
日本の若者が恋愛しなくなったと言われて久しい。少子高齢化が進むなか、いよいよ日本人の人口減少は危ない段階になっていると言われているにも関わらず、子どもの数はおろか、結婚する人の数まで減ってきている。このまま生涯独身の日本人が増えてしまったら、日本はどうなってしまうのだろうか。 「日本人の恋愛離れ」は度々海外メディアでも紹介されているが、Japan Timesで紹介されていた記事に対する外国人たち反応が意外なものが多かったので、今回はそれを紹介しようと思う。あなたは若者の恋愛離れをどう見ているだろうか。 For many young Japanese, marriage — and sex — are low priorities 多くの日本人若者にとって、結婚とセックスは優先度が低い(以下、本文から抜粋・編集して翻訳) 18歳の大学生、ナカムラは女性とデートする情景をイメージするといつもひ
日本とアメリカの大学生を対象に調査を行った結果、アメリカにおいては個人主義傾向と親しい友人の数や幸福感には関連が見られなかったものの、日本においては個人主義傾向が高い人は、親しい友人の数が少なく、幸福感が低いことが判明した。 この研究結果を知って、筆者は「なるほど、確かにそうだな」と感じた。筆者自身がとても個人主義的な人間で、日本で生活している頃は周りと合わせなきゃいけないことに生きづらさを感じていたタイプだからだ。 現在は個人主義社会のフランスで生活して8年目になるが、滞在期間が長くなるほど、やはり個人主義社会というのは肌に合っているなぁと感じる。慣れるまでは大変だったが、今となっては日本にいた時よりも居心地がいいし、何といっても窮屈さがない。自由に呼吸ができる感じがとても気持ちがいい。 一般に、日本人を含むアジア人は集団主義者、欧米人は個人主義者というように周知されているようだが、筆者
あれだけ人種差別的な発言を繰り返していたトランプ氏が、正式に大統領に就任しようとしている。しかし、何も「右翼化傾向」は、アメリカだけに限定されるものではない。ロシアではプーチン、中国では習近平、フィリピンではドゥテルテ、トルコではエルドアン、オランダやハンガリーやフランスなど多くの国でも、それまでは弱小だった右派政党が、近年は大きな支持を集め始めている。 世界が右翼派に傾きつつある現代、私たち日本人は「移民」や「外国人」にどのような対応をし、彼らにどう思われているのだろうか。ネットの「海外の反応記事」を見ていると、「日本人では人種差別が少ない」といったものをよく目にするが、これは本当なのだろうか。 そこで今回は、日本在住外国人のための情報サイトGaijin Potより、「日本は外国人に優しい国?(IS JAPAN FOREIGNER FRIENDLY?)」に寄せられた意見をいくつか紹介しよ
筆者はフランス語と英語を話せますが、「この2つの言語はどっちが難しいの?」と聞かれることがあります。それはもう、文法や発音、学習教材の手に入りやすさも含めて、 フランス語が圧倒的に難しい といつも答えています。それでは具体的に、フランス語のどんなところが英語より難しいのでしょうか。そこで今回は、フランス語の習得が難しいと言われる理由を、英語と比較して紹介します。あなたは英語とフランス語、どちらが難しいと思いますか? 発音が面倒臭い フランス語は発音が難しい言語だと言われますが、本当にその通りだと思います。例えば、Rの発音。英語でもRは難しいですが、フランス語もかなり難しいです。フランス語初心者はRを発音するとき、タンを切るようにカーッと音を鳴らしたり、スペイン語のように舌を巻く人がいますが、これはフランス人からすると「汚い音」だそうです。もっとかすかに、上品に”エール”を発音しろと言われる
海外のサイトを見ていると、たまに英語でコメントしている日本人を発見します。「私は日本人です」とはっきり書かれていなくても、何となーく文体から「この人は日本人だろうな」と想像がつくのですが、これってどうしてでしょうか?筆者自身、こういう「日本人らしい英語」をおそらく書いているので、他人のことを悪くは言えませんが、書かれた英語から”日本人らしさ”が醸しでてくるのはなぜだろう?と以前から思っていました。 その答えとなるのが、今回紹介する『日本人の英語』という本です。日本の大学で日本人の書く論文を添削する仕事もしているアメリカ人の著者、マーク・ピーターセン氏の作品です。1988年に第一刷が発行されて以来、英語学習者の定番本として多くの人に読まれてきました(2016年3月4日現時点で、第77刷が発行されるほど!)アマゾンのカスタマーレビュー評価も非常に高い一冊です。 この本は、ある程度英語を使う環境
LSD(エルエスディー)という違法ドラッグを知っているだろうか。 LSDは、最も強力な幻覚剤のひとつで、ライ麦やその他の穀物に寄生する「麦角(ばっかく)」と呼ばれる菌の中に含まれる化学物質、リゼルギン酸から作られるものだ。一般にLSDは感覚や感情、記憶、時間が拡張、変化する体験を引き起こす。効能は摂取量や耐性によって、6時間から14時間ほど続くと言われている。 日本では1970年に麻薬に指定されたLSDだが、毒性がなく、中毒性もない幻覚剤の一種とされ、死亡事例が少ないため、未だに人間の致死量は分かっていない薬である。 それに加え、Appleの創始者であるスティーブ・ジョブズが、「LSDの体験は人生で最も重要な経験の1つ」としてすすめたことで、アメリカを中心にLSDの効用が注目されるようになった。海外のサイトでは、「LSDを服用すれば、創造力が増し、ストレスを減らして、多幸感を味わえる」とい
外国語を学ぶと、日本語にはない表現や言葉を知ることができる。反対に、日本では多用しているのに他の言語では使用されない言葉がある。そのなかのひとつが、自分の国に好意的な人かどうかをカテゴリわけする「親○」「反○」という言葉だ。 筆者も日本にいたころは当たり前のように使っていたが、今、日本のメディアなどで頻繁に登場してくるこの言葉を聞くと、ハッとして、小さなショックを受けてしまう。「親日」という言葉が存在することにもビックリだが、その使われ方や使われる頻度にもビックリだ。 「親日」という言葉は、例えば来日してきた海外スターを指して、「レディーガガは親日家だ」とか、国を指して「台湾は親日国だ」といった使い方をされることが多い。ウィキペディアの定義によると、親日とは、日本語では、日本や日本人、日本文化に好意的な言動を示す外国人を指す言葉である。 しかし、この定義には無理がある。中国や韓国など、日本
NOOOOOOO! 突然、旦那の叫び声が地下鉄の駅構内にこだました。手をつないでいた彼は走って私のもとを離れ、通ったばかりの改札へ引き返し、「おぉー」と大声をあげて助けを呼んでいる。 どうしたの?何があったの?私は茫然と立ち尽くした — それから30分前。 私たち夫婦は、パリの高級ブランド店が並ぶヴァンドーム広場にいた。世界初のシャツ専門店、シャルベ(Charvet)パリ本店で、ネクタイとハンカチーフを購入した帰りである。ネクタイ150ユーロ(約1.7万円)と、ハンカチーフ80ユーロ(約1万円)を買い、「お金使っちゃったね」と会話しながら旦那と手をつないで歩いた。 パリの高級紳士アクセサリー店、シャルベの店内買ったばかりのシャルベの袋を片方の手に持っていた旦那が、言った。 「こうやってブランド物の袋を持っていると、危ないよ。バックにしまったほうがいい。」 しかし、私のバックのなかはすでに荷
マダムリリーが以前、フランスで失業手当をもらっていた頃の話だ。フランスのハローワーク(ポール・アンプロワ)との面談で、ビジネスフランス語を学べる講座があることを知り、さっそくオリエンテーションに行ってみることにした。パリ・イルドフランス地方の外国人失業者全てが集まる会で、郊外(バンリュー)南のかなり辺ぴなところで催された。 当日、会場に行ってみると、50人くらいの外国人がいた。アフリカ系、アラブ系、東ヨーロッパ系…。 オリエンテーションでは、まず主催者が出席者リストを回し、それにサインをするよう指示された。すると、あるアフリカ系の女性が困ったようにこう言うのだ。 字が読めないのでわかりません。 どうやら自分の名前をリストのなかから見つけられないらしい。仕方なく周りにいた外国人が彼女の代わりに名前を探し、サインをしてあげる。その後も、同じように自分の名前が読めない人が数人いて、私も近くにいた
「セックスをしない日本の若者たち」は海外のメディアで、度々話題になる。それらの記事のどれもが、「若者の恋愛離れ&セックス離れが少子高齢化と人口減少の原因になっている」という結論で締めくくられているが、これは本当なのだろうか? そこで今回は、世界のメディアで伝えられる「日本人のセックスレス」について疑問を抱いた日本人ブロガーのYuta Aokiさんが書いた記事がとても興味深かったので、ここで紹介しようと思う。あなたは海外のメディアが伝える「日本」にどのような印象を持っていますか? 誤解1 :セックスレス=低い出生率海外のメディアでは、日本人のセックスレスと出生率を関連付けて捉える記事が多い。つまり、日本の若者がセックスに対する興味関心を失い、その結果として少子化が深刻な状況に陥っているというものだ。 しかし、実際に詳しく調べてみると、セックスの頻度と出生率には相関性がないことがわかる。 上の
海外メディアで取り上げられる「日本人」を検索してみると、頻出してくる記事がある。その一つが、「日本人のセックスレス」だ。ざっと調べてみても、日本メディアが取り上げる頻度とさほど変わらないくらい、海外でも話題になっているようだ。それだけ、セックスしない日本人というのは、海外の人からすると奇異に映るらしい。 英語で書かれたネット記事は、1日で多言語に翻訳される。筆者の義姉にも、「日本人はセックスしないっていう記事(フランス語)を読んだんだけど、本当?」と聞かれ、この話題が欧米人の注意を引くものなのだと改めて気づかされた。 日本ではタブーとされがちな「性の話題」だが、今後の日本の文化的・経済的な展望を考えると、このトピックからは逃れられないのではないだろうか。かつては、若者を消費に駆り立てるものが「恋愛」だったが、最近はセックスはおろか、恋愛自体を面倒だと感じる若者が増えている。この現象が続けば
相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件から2か月がたった。これを受けて今月21日、全国の知的障害者およそ1000人が参加し、犠牲者を追悼する集会が開かれた。 参加者には、「障害者である前に一人の人間だ」、「地域社会での自立生活を営む選択肢を確保すべき」といった声が上がった。ニュースでこれだけを聞くと、筆者も「全くその通りだ!」と納得していたのだが、聞いただけで納得することと、自分が実際に経験してみるのでは、全く違う現実が見えてくるということが実感した出来事が最近あった。 それは、筆者の住んでいる地域が主催する、外国人のためのフランス語教室での話だ。 筆者が数年前からこのフランス語教室に通うことにしたのは、フランス語のレベルを上げることが、自分の生活の快適さに直接関係すると考えたからだ。週に2時間程度のレッスンだし、先生も語学の専門家ではなく、定年を迎えた地域のボランティアだが、それでも年
前回は、日本人女性と離婚した外国人男性が書いた記事を紹介した。彼いわく、「日本人女性は世界でもてはやされるほどイイ女ではない」らしい。むしろ、日本人女性には気をつけろ!という少々過激な内容だった。 日本人と離婚した僕が思う「日本の女には気をつけたほうがいい」理由6つ 素直で従順なんて大嘘だから 結婚したらお金の管理すらさせてもらえなくなるから 直接的な言い方をさけるので、腹を割った話し合いができないから メンヘラ女子が案外多いから 離婚すると、親権は女性にいくから 日本人と結婚=セックスレスライフのスタートだから離婚のうっぷん晴らしのような記事に対し、多くの外国人からの様々な意見が寄せられていたので、今回はそれを紹介しようと思う。この記事に寄せられたコメントの数は、何と615にも上る。これらの外国人の意見を見て、あなたはどう思うだろうか? 「日本の女には気をつけたほうがいい」理由6つに対す
以前書いた記事、【日本でモテない白人女性】なぜ日本人男性は外国人女性を避けるの?ではマダムリリーのブログを始めて以来最多のコメントを頂いた。なぜ日本人男性は欧米人に惹かれないのか?というテーマは日本人だけではなく、日本に興味のある外国人も注目のトピックらしい。 そこで今回は、海外の掲示板サイトより「なぜ日本人男性は欧米人男性と付き合わないのか?」に寄せられた外国人の意見を紹介する。日本人男性のあなたは、これらの意見に賛成しますか? 【質問者 】 なぜ欧米人女性とデートする日本人男性は少ないの? みなさん、こんにちは。私の名前は、ミナです。現在、大学院で「日本人と欧米人の関係」について研究しています。 私が日本に住んでいた頃、日本のどこに行っても(札幌、東京、大阪、田舎)、欧米人男性×日本人女性というカップルはたくさん見かけたのに、欧米人女性×日本人男性というカップルはなかなか見かけませんで
日本人は有休があっても、消化できない…。そんな話を外国人にすると、いつも驚かれる。 先日、筆者がパリのフランス語教室で、”バカンスの過ごし方”について外国人たちと議論した時の話だ。 その場にはロシア人、ウクライナ人、トルコ人、アイルランド人、ポーランド人、オランダ人、フランス人がいたのだが、彼らヨーロッパ人のバカンスの過ごし方と言ったらすごい。毎年夏になれば小型船を貸し切って、メイドを雇ってご飯や掃除などをしてもらい、自分たち家族はゆっくり過ごすという豪華なバカンスを楽しむトルコ人。親子で2週間キャンプをするオランダ人。バカンス村に子どもを預けて夫婦だけで3週間海外旅行にいくフランス人。 それぞれがそれぞれのバカンスの過ごし方を説明するなかで、筆者は日本のバカンスをこのように説明した。 「日本はあまりバカンスがありません。8月に1週間、お正月に1週間程度です。有給休暇は年20日近くはありま
マダムリリーが大学生のころの話だ。当時はまだ、海外長期滞在の経験もなく、外国人留学生の友だちが少しずつでき始めていたぐらいで、あまり海外の事情や欧米に詳しくなかった。そんなある日、飲みの席でアメリカ人の男女2人にまじまじと顔を見られて、こう言われた。 “君は日本人なのに目が大きくて、丸いんだね。 日本人はみんな、もっと目が細いものだと思っていたよ。”こう言われた瞬間、正直カチンと来た。馬鹿にしてるのか?と。日本人はみんな目が細いと思ってたのか?こう言えば、日本人は喜ぶとでも思っているのか?自分たち(白人)の目の大きさを、暗に自慢しているのか?目が大きいと褒めつつ、実はマウンティングしているのかと疑って、ものすごく嫌な気分になったのを覚えている。 しかし、こちらの嫌な気分とは裏腹に、アメリカ人たちはとても無邪気だった。話している様子に全くもって、悪気がない。失言したと悪びれる様子もないし、馬
以前の記事『日本在住外国人が語る!日本語を”学ばない”ほうがいい理由』では、時間をかけるわりに見返りが少ない日本語学習のデメリットを紹介しました。実は、日本在住の外国人のなかには日本語を学んでもあまりメリットはないと語る人が案外多いです。日本景気の衰退や、アジア他国の経済成長など、経済状況をみても、日本語学習者にとっては追い風となっており、海外の日本語学習者をどのように増やしていくのかが今後の課題となっています。 しかし、第2外国語に他の言語ではなく日本語を選択する優位性もある、とマダムリリーの旦那は日頃から言っています。彼はフランスの大学で日本語を3年間学び、日本の大学へ留学した経験がありますが、「日本語を学んで本当に良かった」と常々思っていたそうです。 そこで今回は、そんな彼に聞いたヨーロッパ人がアジア言語のなかで「日本語」を選択するべき理由を6つ紹介します。外国人にとって、日本語を学
先日、国際恋愛中のわたしが「日本人男性と付き合いたくない」5つの理由という記事を読んだ。日本人男性を見下している内容に批判が集まり、大いに炎上したようだが、実を言うと、マダムリリーはこの記事を読んで「懐かしいなぁ」と思った。 マダムリリーも、国際恋愛中はこれと似たような記事を書いて炎上させたことがあるからだ。今振り返ると、「調子に乗っていたなー」、「若かったなー」と反省しているが、当時は優越感の極みを存分に堪能していた時期なので、自分が図に乗っていることすら気が付かなかったのである。正直にザンゲすると、 え?私、勝ち組ですけど、何か? ぐらいに思っていた。もちろん、全ての国際恋愛中の女性がこんな風に勘違いしているわけではない。しかし、一つ確実に言えるのは、「国際恋愛は、女を調子にのさせる要素が強い」ということである。 外国人との恋愛は、極上の優越感を与えてくれる恋なのだ。国際恋愛をする年齢
12日、フロリダ州の同性愛者が多く集まるナイトクラブで銃乱射事件が起きた。このような乱射事件が起きると、毎回アメリカでは銃規制の甘さや銃社会の問題点が挙げられる。 しかし、アメリカの銃問題で本当に怖いのは、乱射事件ではない。銃を誰でも簡単に手に入れられる社会というのは、あらゆる点で問題をはらんでいるのである。 そこで今回は、アメリカ銃問題をチャートでまとめた海外の動画をもとに、あなたが知っておきべき「米国銃社会の真実」を17紹介する。あなたはこれを見て、どう思うだろうか。 銃乱射事件は14年間で133件 2000年~2014年間にかけて、公共の場でのアメリカ国内での銃乱射事件は全部で133件あった。これはギャング抗争やテロリズムを除いた数字である。これは、他の先進国と比べても圧倒的に多い。 アメリカは人口の多い国だから、銃乱射事件件数も多くて当たり前だろうと思われるかもしれないが、人口10
2015年にフランスで起きた同時多発テロ事件以降、パリへ旅行に来る観光客の数が激減した。なかでも日本人旅行客の数は大幅に減り、日本の旅行代理店によると、フランスへの日本人観光客は今でも4割程度減少しているという。日本人観光客はフランスでの支出額の平均が最も多いだけに、現地の日本人を対象にした旅行業者は大きな打撃となっている。 このブログでもテロ以降は、「パリに行っても大丈夫ですか?」と聞かれることが多かった。それほど、日本人はヨーロッパのテロを警戒しているということだろう。そこで今回は、世界の様々な統計を発表する海外サイトWorld Atlasより、「ヨーロッパで最も治安が悪いランキング」の最新版を紹介する。 ※このランキングは、Numbeo.comの「犯罪インデックス2016」を元に作成された。このインデックスは、欧州各都市に対する人々の感想や、犯罪レベルの最新動向、一人で街歩きができる
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