梅原真先生が講演に来られました。 あまり、ご存知ない方もおられるかと思います。 梅原先生は高知のデザイナーで、地方の疲弊している一次産業を 次々とデザインの力でよみがえらせているすごい先生であります。 最初の商品は 「一本釣りの藁で焼いたカツオ」だったのですが、 一本釣りは効率が悪く、外国の船が巻網で一網打尽にするのに対抗できず、 魚の値段も漁師が決める事ができず、明神丸は潰れそうになっていたそうです。 それを、藁で焼いたカツオ二本と、たれ二個、高知のニンニク丸ごと、ショウガ丸ごとをセットにし、 「漁師が釣って漁師が焼いた」とコピーを考え、真っ赤なパッケージもデザインして、 5500円で売った。 これが、8年で20億を売り上げる商品になった。 最初は、焼く場所もないから軒先でカツオを焼いていたのが、 工場を立ち上げ、水産会社を設立と大躍進を遂げたそうです。 そんな梅原先生が手掛けたデザイン