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大鹿村内で工事を進めているリニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(約8・4キロ)を巡りJR東海は6日、小渋川―釜沢非常口間の先進坑約1600メートルが貫通したと発表した。準備ができ次第、引き続き東側の品川方面に掘り進める。貫通した先進坑区間は来年1月以降、残土や資機材の運搬に利用する。 先進坑は、地質や湧き水の調査などを目的に本坑(本線トンネル)に並行して掘削するトンネル。同工区では約8・0キロの掘削を予定しており、小渋川非常口から本坑に接続する斜坑(作業用トンネル)の先から品川方面に掘り進めている。 小渋川側からの掘削は2019年8月に着手。釜沢非常口からの斜坑掘削の完了に伴い、今年9月からは釜沢側からも先進坑を掘削し、6日午前につながった。 同社広報部によると、現在は工事用車両が通行できるように坑内の舗装などを進めている。除山非常口や釜沢非常口から発生した残土、仮置きしている残土
フィギュア、コスプレ、痛車、ドールなどのサブカルチャーを中心とした約35のイベントと250余りのブースが一堂に会する「第12回飯田丘のまちフェスティバル」が3日、飯田市中心市街地を会場に開かれた。 フィギュアが大集合する「インターナショナル・フィギュア・マーケット」をはじめ、南信州のおいしいものが集まる「南信州グルメサミット」、県内の酒造が集合する「南信州酒メッセ」と、多彩なイベントが同時開催され、市街地は終日多くの人出でにぎわった。 午前11時のオープニングイベント「餅投げ」では、銀座2、3丁目が多くの人で埋め尽くされた。商店街のアーケード上から、フェスティバルキャラクター・ナミキちゃんに扮した、PR大使で声優の高木美佑さんらが約5000個の餅や景品などを放り投げると、「こっちにも投げて!」と、大きな声が飛び交った。 毎年コスプレ姿で登場する高木さん。今年は「コスプレを通じ、今一度日本の
下條村立図書館は6日、開館記念行事の「一日図書館長」を開催した。利用者代表をはじめ小中学校の図書委員ら8人が図書館業務を体験。図書館の使命や役割について理解を深めた。 同図書館は平成7年7月7日に開館。以来毎年、開館日に合わせて同行事を実施している。この日一日館長になったのは、同館の依頼に応じた利用者代表4人と、小学校PTA副会長、中学校PTA副会長、小学校児童会図書副委員長、中学校生徒会図書委員長の計8人。 伊藤喜平村長から辞令を受け取った8人は、司書から、図書館の概要や貸し出し状況、他の施設にはない特長などについて説明を受けた。同館は、県下でもトップクラスの利用率(2位)を誇るとともに、幼児や親子向けのイベントも充実。また、児童による読み聞かせボランティアも活躍している。 説明に続いては実際に図書館の業務を体験。蔵書庫を見学したり、貸し出し返却の業務を行ったりと、普段とは逆の立場で図書
東京―名古屋を結ぶJR東海のリニア中央新幹線計画で、飯田下伊那地域に設ける県内駅は、飯田線の元善光寺駅以西、飯田市座光寺―上郷エリアに設置する方向で調整が進められていることが、本紙の調べで分かった。天竜川に面する段丘最低地部ではなく、飯田線や国道153号線が整備されている住宅・商業エリアに設置される可能性が浮上。飯田線との結節や座光寺の恒川遺跡群の回避の行方が注目される。 複数の関係者からの話で明らかになった。 飯伊に設置する中間駅についてJR東海は、環境影響評価方法書で「天竜川右岸平地部に設置する」とし、元善光寺駅―高森町下市田駅を中心とする直径5キロをエリア指定している。 関係者らによると、調整は元善光寺以西のエリアを中心に進められており、適地が固まりつつあるという。 元善光寺駅以西は、幹線道の国道153号線や飯田線が整備されていて、商業店舗や住宅が集積。上伊那地域を含む広範囲からのア
リニア中央新幹線の中間駅設置や路線設定をめぐり、飯田市などが回避を求めている座光寺の恒川(ごんが)遺跡群について、同市教育委員会が約500メートル四方の全域を史跡指定する方針をJR東海に伝えていたことが31日、分かった。JR側は不快感をにじませ、同市などが望む飯田線駅との近接に対し「折り合いをつけることが難しい」と疑問を呈した。 市教委が史跡指定する方針を示したエリアは、元善光寺駅を挟む東西約500メートル、南側約500メートルのエリア。JR東海によると昨年末に行った環境影響評価をめぐるヒアリングで、市教委が全域を史跡指定する方針を伝えたという。 これについてJR東海・環境保全事務所長野の奥田純三所長は「遺跡群に重要な文化財があることは承知しており、環境影響評価で適切に調査する」とする一方、「すでに宅地化が進んでいるエリア全体を史跡指定することは聞いたことがない」と不快感をにじませて「仮に
JR東海ツアーズの秘境6駅探訪の旅が17日から25日にかけて行われた。飯田線秘境駅号に乗って千代、金野、田本、為栗、中居侍、小和田の6つの秘境駅を探訪する人気のツアー。無人駅に毎回150人ほどの人々が降り立ち、駅の姿を撮影していた。 JR飯田線の愛知―長野県境にある、民家から遠く厳しい地形条件の中にある駅は秘境駅と呼ばれ人気を集めている。秘境駅をめぐる同ツアーは、都会の喧騒を離れて山と長いトンネルが広がる電車の旅を楽しもうと多くの人が訪れる。 各日とも特急伊那路号で天竜峡駅に降り、天龍峡散策を楽しんだ後に秘境駅号で千代から小和田までの6つの秘境駅を堪能。このうち、泰阜村にある田本駅では15分の停車のうち5分ずつ3グループに分かれてホームに降り立った。 民家から険しい山道を通らなければたどり着けない同駅は日ごろは物好きな人が乗降するのみだが、秘境駅号が降り立つとホームが満員電車のような状態。
山梨リニア実験線の延伸・設備更新工事を進めるJR東海は22日、このほど製作が完了した、営業線仕様の超伝導リニア新型車両L0(エル・ゼロ)系の車体を、同実験線車両基地=山梨県都留市=へと搬入し、報道公開した。今回搬入されたのは、先頭車2両、中間車3両の計5両の車体。今後、延伸工事終了後、2013年末までに開始予定の走行試験に向け、同基地で編成し、機器の初期調整や編成の機能試験など整備を進める。 「L0系」の「L」はリニアを、「0」は営業線仕様の第一世代を表す。新型車両の先頭形状は、従来車両をベースにより滑らかな形にするとともに、これまでの試験結果を踏まえ、社内空間の確保と空力特性を考慮して、先頭長を15メートルとした(先頭車両の全長=28メートル)。また、居住性を向上するため、従来の車両では丸型だった車体断面を角型へと変更。東海道新幹線N700系と同様に、座席の頭上空間と荷棚収納スペースを拡
飯田市は29日、臨時記者会見を行い、2009年度から実施している東和町周辺の交差点改良工事について、地域の望んでいた5枝交差点を維持するため、信号機を撤去しラウンドアバウト型交差点を導入すると発表した。近くの吾妻町ロータリー交差点(ラウンドアバウト)で10、11年度の2年間実施した社会実験で技術的知見が得られ、災害などによる停電時の対策として、関係機関の理解も得られたことから、12年度中の完成を目指す。 記者会見で牧野光朗市長は「信号機を撤去してラウンドアバウトに変えることができるのは画期的。これがモデルとなって全国にラウンドアバウトが広がっていくことを期待している」、市と協働で社会実験を行った国際交通安全学会のプロジェクトリーダーを務める名古屋大学大学院工学研究科の中村英樹教授は「日本で交差点から信号機を撤去してラウンドアバウト化する最初の先進的事例。最新の技術的知見を生かした設計に関わ
リニア中央新幹線計画のJR東海の環境影響評価(環境アセス)方法書について、県環境部は13日、飯田下伊那の7市町村を含む県内ルート沿線自治体とのヒアリング会議を飯田市追手町の県飯田合同庁舎で開いた。自治体担当者からは、水資源の保全や磁界の影響など、自然・生活環境への配慮を求める意見が相次いだほか、事業を通じての積極的な情報開示や地元との十分な協議を望む意見が目立った。県に対しても連絡、調整窓口としての機能の発揮を望む声が上がった。 2月末までにJR東海に提出する知事意見に地元市町村の要望を的確に反映させようと企画。JR東海が示した県内ルート(3キロ幅))沿線に該当する飯田、松川、高森、大鹿、豊丘、喬木、阿智の7市町村と南木曽町の担当者らが意見を述べた。8市町村は同日までに、県側の照会に応じた地元意見を文書でも提出した。 水資源の保全に関する意見のうち、喬木村と豊丘村は、ルートの想定区域内にあ
リニア中央新幹線計画でJR東海は、東京―名古屋間で行う環境影響評価のうち、猛禽類調査を6日から開始するのを前に5日、1都6県にJR東海が開設した環境保全事務所で、調査を請け負う事業者との打ち合わせを行った。 長野県内では、JR東海が示す事業実施想定区域(概略ルート)にかかる8市町村(飯田市、松川町、高森町、大鹿村、喬木村、豊丘村、阿智村、南木曽町)の、計40―50地点で調査を実施。環境庁が定める「猛禽類保護の進め方」に従い、営巣期(12―8月)と非営巣期(9―11月)に分け、稀少猛禽類の生態や繁殖・営巣活動、個体種の特定、行動範囲などのデータを収集する。 主な対象はイヌワシ、クマタカ、オオタカなど。営巣期には月に1、2回(1回の調査=3日間)、非営巣期には月に1回、上空が見通せる地点で、日の出後から日の入りまでの明るい時間帯に双眼鏡や望遠鏡を使った目視での定点観察を行い、営巣地の絞り込みや
県の環境影響評価技術委員会(委員長・亀山章東京農工大名誉教授)は4日、大鹿村でリニア中央新幹線計画をめぐる初審議を開き、JR東海が提示した環境影響評価方法書について審議した。委員からは動植物の保護をめぐる調査を中心に資料や項目の不足を指摘する意見が相次ぎ、JR側に対応を迫った。 亀山委員長ら13人が出席。概略ルート沿線の南木曽町、喬木村で現地調査を行った後、南アルプスを貫くトンネルの坑口に近接すると見られる大鹿村釜沢地区を訪問。引き続き、大河原の村交流センターで委員会を開いた。 最初に同社環境保全事務所長野が解説ビデオを交えて方法書の概要を説明。奥田純三所長が補足し、「本委員会や知事の意見を踏まえ、手続きを進めて環境保全に努める」と述べた。 その後に行った意見交換では、委員からアセス方法をめぐる資料の不備を指摘する意見が相次いだ。 中村寛志信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究
飯田下伊那地域に設置するリニア中央新幹線の県内駅について、JR東海は5日、飯田市座光寺―高森町下市田付近を候補とする位置案を提示した。飯田市や南信州広域連合が求める現飯田駅併設も参考案として示したものの、3キロの路線延長、500―600億の費用増が必要で困難とする見方を示した。今後、関係自治体と調整しながら絞り込む。飯伊側の評価に注目が集まる。 発表を見送っていた県内分の環境配慮書を提示。同社の金子慎専務ら幹部が長野県庁を訪れ、阿部守一知事に説明した。 ルートは大鹿村役場の東部と中津川市山口付近を結ぶ3キロ幅のほぼ直線的な線形で、中間駅の位置は下市田―座光寺地区を中心とする直径5キロのエリアで示し、「天竜川右岸平地部(河岸段丘の下段)に設置する」とした。 現飯田駅併設の場合のルート案も検討対象案として示し、路線が3キロ、工事費で500―600億の増が予想されるなどとした。 県内駅をめぐって
リニア中央新幹線計画をめぐるJR東海との意見交換会が24日、伊那市であった。上伊那地域の首長らがJR東海の宇野護東海道新幹線21世紀対策本部長と会談。飯田線や中央道の利活用を含め、中間駅へのアクセス性の向上を求めた。飯伊で焦点になっている中間駅の位置に関する言及はなかった。4地域の意見聴取を終えたことから、JR東海は県内のルート設定や中間駅位置の公表に向けて「考えをまとめる」とした。 白鳥孝伊那市長や杉本幸治駒ケ根市長ら上伊那地域の首長と経済団体の代表者ら17人が参加。非公開で1時間余にわたって意見交換した。 会合後、上伊那広域連合長の白鳥伊那市長は、飯田線の高速化やダイヤ改正、中央東線との連絡充実などによる同線の利便性向上、中央自動車道や一般国道による便も踏まえたアクセス性の高い場所への中間駅の設置などを求めたことを明かした。 宇野本部長は「飯田線に関する要望が多かった。高速化については
リニア中央新幹線のルートや中間駅の位置などについて、JR東海が地元の意見を初めて聞く懇談会が9日、飯田市役所であった。地元窓口となる飯伊地区期成同盟会の正副会長8人と、同社の専務取締役(総合企画本部長)以下6人が面談した。冒頭、牧野光朗会長、金子慎専務がそれぞれあいさつ。牧野会長が金子専務に要望書を手渡した後、非公開で約1時間懇談した。終了後、金子専務は報道陣のぶら下がり取材に応じ、牧野会長は副会長全員と一緒に会見を行い、懇談内容についてそれぞれ説明した。 懇談会の冒頭、牧野会長は「リニア中央新幹線の基本計画が策定された翌昭和49年、当同盟会は他地域に先駆けて結成された。37年間、早期実現と飯田駅設置の運動を重ねてきた。県協議会の一員としても活動してきており、リニアの整備効果が広く長野県に波及できる形にしていかねばならない。整備計画決定、建設指示と飯田駅設置が確実になってきた中で、当同盟会
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