近年、世界中の投資家に活用されている金融商品のひとつがETF(上場投資信託)だ。その名の通り、株式と同様に“上場している”投資信託となる。 ETFは各国の証券市場で取引されており、東京証券取引所でも多くのETFが上場されている。では、この「東証上場ETF」に対して“投資のプロ”はどんな印象を持っているのだろうか。どういった使い方が良いと考えるのか。 そこで今回話を聞いたのは、総利益100億円超え(※含みベース税引き前)の個人投資家・テスタ氏。東証上場ETFに対する率直な意見を尋ねていったところ、いつしかテスタ氏が「東証の課題」を厳しく指摘する展開に……。 東証上場ETFを担当する東京証券取引所 株式部株式総務グループ兼ETF推進部・上場推進部の岡崎啓さんが対談相手となり、テスタ氏の考えに迫っていった。 個人投資家に普及しないのは「東証の情報が分かりにくいから」 岡崎 東証上場ETFは国内だ