※10月3日に、国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所 平城分室へ提出しました。 国土交通大臣殿 文化庁長官殿 世界遺産「平城宮跡」で始まった埋立て・舗装工事に抗議する緊急声明 2012年9月25日、平城宮跡中心部の造成工事が、突然始まりました。国土交通省が、国営公園の「第一次朝堂院の広場整備」として行っています。記者発表は20日、新聞の第一報は24日、工事着工が25日と、国民に説明がないままの性急な着工でした。 千年以上にわたって遺物を守ってきた草原と湿地を埋め立て、土とセメントで舗装する計画で、その面積は45,000平米、東京ドーム1つ分にも及びます。 これにより、東西210m×南北260mの区域の動植物の全滅が明白であるばかりでなく、平城宮跡全体として一体化していた生態系が大きく乱されることは必至です。 最大の懸念は、地下水の枯渇による埋蔵文化財の破壊。地下水によって千三