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2023年1月27日にオンラインセミナー『業務システムのUI設計・改善の勘所。ノンデザイナー向けに基礎から解説』を開催いたしました。 動画で見る 多くのユーザーが優れたUX/UIを提供するサービスに触れている現代は、業務システムにおいても、より良いUXを期待するユーザーが増えています。 UXを重視したUI設計はユーザーの評価を得る重要な要素の一つであり、業務効率にも影響を与えます。 利用頻度の高い業務システムだからこそ機能的で効率よく使えるUI設計に改善したいという方も多く、当社へのご相談も増えてきています。 今回は、ノンデザイナーの方でも分かりやすいUI設計の基礎を中心に、次の5つの視点でそれぞれの改善ポイントや注意点を説明します(以前実施した同テーマのセミナーでは別のポイントを紹介していますので、併せてご覧ください)。 レイアウト 階層 コントラスト ユーザー思考、習熟度 ルール 改善
Scrum Inc.認定スクラムマスターの局です。 一般的なアジャイル方法論やスクラム開発のプラクティスをベースとしつつ、NCDCのこれまでの経験を取り入れた独自の方法論「NCDC Agile Development Process」の概要を全6回に分けて説明します。 (2024年2月 一部変更を加えました) NCDC Agile Development Process(NADP)解説記事 キックオフ(Kick-off)←本記事 要求(Requirements) デザイン(Design) スプリント計画(Sprint Planning) 開発(Development) 総合テスト(System Testing) 今回はプロジェクト開始時のキックオフについてです。 多くのプロジェクトでキックオフ会議は開催されていると思いますが、その内容はスケジュールの確認や体制の紹介、会議体の確認などが一般
こんにちは。デザイナーの伊藤です。 このコラムでは、ソフトウェアやユーザーインターフェース(UI)を持つハードウェアの開発に携わっている人であれば知っておいて損のない「OOUI(Object-Oriented-User-Interface)」について、デザイナーの観点からご紹介しようと思います。 OOUIは、使いやすいUI設計の基礎ともいえる考え方・取り組み(=フレーム)です。名称を知らない人は大勢いると思いますが、UI設計に関わったことがあれば知らずに実践しているかもしれません。 知っている方も知らない方も、この記事でOOUIの概念から効果まで理解を深め、使いやすいUIを実現するために役立てていただければ幸いです。 OOUIとは? ざっくり解説 OOUIとはObject-Oriented-User-Interfaceの略称で、日本語に置き換えると「オブジェクト指向UI」となります。198
こんにちは。シニアITコンサルタントの茨木です。 社内の勉強会でKubernetesを取り上げたので、その内容(+勉強会以降に補足した情報)をここで紹介します。 すでにゴリゴリとKubernetesを触っているエンジニア向けの勉強会ではないので、概念的な話や、Kubernetesがどういう案件に向いているかという話が中心です。 Kubernetesの利用を検討している方はぜひご覧ください。 Kubernetes(K8s)とは? 正式名称はKubernetesで、操舵手やパイロットを意味するギリシャ語が語源だそうです。 読み方に迷う人が多いと思います。日本人にとっては、ギリシャ語由来の名称を英語圏の発音を経て日本語化するという複雑な流れを経ているので、いろいろな解釈があり、クバネティス / クバネテス / クーベネティスなどの読み方をされています。 またKubernetes はK8sとの略称
こんにちは。CTOの十川です。 この記事では、エンジニア視点でデザインシステムについて書いてみたいと思います。 NCDCでは、Storybookというソフトウェアを活用してデザインシステムを構築した実績があるので、Storybookを使ったデザインシステムの構築例を中心に、導入のメリットや管理方法を紹介します。 デザインシステムとは? デザインシステムとは、デザインの概念、原則などをまとめたドキュメント、それらを具体的なデザインに落とし込むためのスタイルガイド、コンポーネント集、そしてその管理・運用ルールや、コード化されたコンポーネントの管理に用いるツールなど、さまざまな構成要素で成り立つ仕組みです。 デザインシステムの活用により一貫したUIデザインを短期間に実装できるようになるため、大規模なWEBサイト・システムの構築などのプロジェクトでは多くのメリットが得られます。 (詳細は別の記事「
ITコンサルタントの久光です。 Reactを使ったWebアプリ開発を習得した後、次はReactNativeでモバイルアプリも開発できるようになりたいな、と思っているエンジニアの方は多いのではないかと思います。 そこで今回は、ReactNativeやその開発ツールであるExpoについて、特徴や使い方を調査した結果を紹介します(NCDCの社内勉強会で共有した内容です)。 ReactNativeとは? ReactNativeは、Facebookが開発したモバイルアプリケーション開発言語で、JavaScriptフレームワークであるReactがベースになっています。開発の方法がReactと大きく変わらないので、Reactを使ったことのある人にとっては学習コストの低いフレームワークと言われています。 ReactNative を開発したFacebookにより運営されている公式サイト 通常、iOSやAnd
NCDCのマーケティング担当、播磨です。 先日、社内のエンジニア勉強会で「マイクロサービス」が取り上げられていました。 僕自身はエンジニアではないので、少し前まで「マイクロサービスって何? それ食えんのか?」というレベルの知識しか持っていませんでしたが、勉強会の資料を参考にして少し学んでみたので、非エンジニアでもわかるコンテンツとしてアレンジしたものを公開します。 具体的にマイクロサービスの導入を検討されている方は、マイクロサービス導入支援サービスの紹介ページや実際にマイクロサービスを取り入れた下記の事例記事も参考になると思いますので、ぜひ併せてご覧ください。 システムアーキテクチャの刷新とアジャイルの導入で、ビジネス要求への迅速な対応を実現 (ライフネット生命保険株式会社様 事例紹介) マイクロサービス(マイクロサービス アーキテクチャ)とは? マイクロサービスとは、複数の規模の小さなサ
一時期UXがバズワード化してきたころ、UXとUIの違いなどの記事を多く見かけました。最近はUXとCX(カスタマー・エクスペリエンス)の違いを聞かれることも多いので、現時点での解釈を整理してみたいと思います。こういった概念のキーワードは国や時代、状況によって多少異なることもありますので、あくまで私達が感じている概念を整理してみたいと思います。新しい分野なので、ちょっとややこしい世界ですよね。 実は私は最初のこの2つのキーワードを聞いた時、単語の違いだけを捉えて、ユーザーとは使う人のこと、カスタマーとはお客さまのこと、つまりユーザの方が広い概念で、その中にカスタマーがあるのかと思いました。つまり、CXとはお客さまのエクスペリエンスに特化したUXのことなのかなと。 さて、実際はどうなのでしょうか?幾つかの切り口で違いを整理してみたいと思います。 対象数の違い UXはウェブサイトやアプリ、電化製品
デザインとテクノロジーの力でビジネスを成功に導く 私たちNCDC株式会社(旧社名NCデザイン&コンサルティング株式会社)は、新規サービスの企画からデザイン、システム開発までを一元的に行う、日本発のデジタルイノベーションファームです。 デザインシンキングやUXデザイン、アジャイル開発などプロセスや方法論を活用してクライアントのデジタルビジネス推進を支援します。多様なバックグランドを持つプロフェッショナルメンバーで構成された企業です。
UXデザインの仕事をいくつも経験して常々思うことがあります。それは、UXデザインは、それだけでは何もできないということです。誤解して欲しくないですが、「UXデザイン無用論」を言っているつもりではありません。UXデザインはよりよいもの(ここでは製品もサービスも以降「もの」と表現します。)を作るためには必須です。しかし、UXデザインだけにフォーカスし過ぎても良いものはできないことがわかってきました。 NCDCの仕事はUXデザインから始めて、多くの場合、アプリやシステムの実装までを行います。しかし、一部の仕事ではUXデザインまでを担当し、実装は他の会社が担当することもあります。そうなるとUXデザインの成果物を開発会社のアプリやシステムの設計に使用するものとして提供することになりますが、この成果物の引き継ぎが結構なタスクになることが往々にしてあります。その理由はUXデザインではフィジビリティ(実現
こんにちは。NCDCの北村です。 今年の5月からNCDCにジョインし、在宅勤務になりました。NCDCはオフィスがなく、全員が在宅かノマドワーカーです。他のメンバーは東京か大阪に住んでおり、私は滋賀の家で仕事をしています。このような状況の中で、3ヶ月間勤務したので、その感想をまとめたいと思います。 前職の勤務体系 前職ではユーザー系SIerに勤務していました。通勤時間は1時間程度。8:45にオフィスに出社し、17:30に定時を迎えます。大体、2〜4時間程度の残業をしており、帰宅は9時〜11時の間、子供が寝静まってからの帰宅が一般的でした。そのため、転職への期待はいろいろありましたが、NCDCへのジョインに対しては、勤務体系の変更により家族との時間を増やす事への期待も含まれていました。 主な業務内容 自社製品の設計・開発 製品開発には、国内外のパートナーにも参加してもらっています。 UXやエン
NCDCでUXやiOS、Enterprise Systemを担当している金成哲です。(> _O) ここ数年、UXデザインを取り巻くビジネス環境がすごいスピードで変わりつつあることを身をもって実感しています。 ちょうど4年ほど前までは、UXデザインの概念はそれほど広く注目を呼んでいることはありませんでした。しかし、去年あたりはバズワード化していると感じるほど関心を集めています。 そして、今年に入って新たな変化が見えてきています。それは、単にUXデザインの話ではなく、サービスデザイン、あるいはビジネスプランニングの手段としてUXデザインを使っているケースが増えつつあることです。NCDCへのUXデザインの依頼はこういった案件が非常に多くなってきています。今回はこのような場合にUXデザインがどのように役立つかを述べてみます。 既存のサービスに更なる方向性を模索したい、あるいは新しいマーケットを見つ
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