「県政の混乱は斎藤元彦知事(46)の問題だけではありません」 ある兵庫県政関係者はこう語り、憤りを隠さない。 辞任表明も…混乱の兵庫県「さらなる追求」が予想されるもう一人のキーマン 「『斎藤知事は興味があることでしか動かない』というのは、職員の間では有名な話。自転車、生殖医療、ドローンなど、自分が好きな分野、体験したことには口は出すけど、その他のことへの動きは鈍い。一部の幹部職員以外とは全くコミュニケーションを取らないから、現場を知らないし、県政の状況にも非常に疎い印象です。そのため、Aさんの告発文にあった阪神とオリックスの優勝パレードやパーティ券を巡る問題は、とても知事一人で絵を描ける疑惑だとは思えないのです。『知事は早々と辞職した片山安孝副知事(64)の傀儡だった』というのが我々の見方です」 片山副知事は「自分の辞職と引き換えに百条委員会の設置を考え直してくれないか」と最大派閥の自民党