7月17日におこなわれた「大阪・関西万博推進特別委員会」の会見で、横山英幸・大阪市長が、無料招待する府内の小中高生らのために、万博会場の夢洲(ゆめしま)にアクセスする大阪メトロ中央線で「子ども専用電車」を走らせる構想を明らかにした。 【写真あり】大阪万博の曰くつき350億円リング 「夢洲への公共交通機関は、原則として地下鉄かシャトルバスになるため、選択肢が少ないんです。観光バスの直接乗り入れは限定的ですから、多くは近くの舞洲(まいしま)、尼崎、堺などに止めてシャトルバスに乗り換える必要があります。 そのため大混雑が予想され、『児童たちの安全が担保できない』と学校単位での参加を躊躇する自治体もあります。そうした心配の声に応えるため、『子ども専用列車』構想が生まれました」(週刊誌記者) 子どもたちの安全確保に関し、かねてから教育現場では「事前に会場を下見したい」という要望が多く寄せられていたと