世界にはたくさんの山がある。 1953年にエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイの2人がエベレストの登頂に成功してから63年。それ以降も多くの冒険家たちが未知なる山頂を目指し、未踏峰に足を踏み入れていった。 ニュージーランド出身のエドモンド・ヒラリーは2008年、残念ながら亡くなってしまったが、ニュージーランド紙幣にはエドモンドヒラリーの肖像とエベレストが描かれている(しかも存命中から)。未踏峰の制覇はそれくらいの栄誉なのだ 科学技術は発達し、登山家の装備も60年前とは比べものにならないほど進化した。世界各国の未開の地が人間によって征服される中、現在に至るまで未だに足を踏み入れられていない山もある。いまだに登山者を拒む厳しい未踏峰とは、一体どのようなものなのだろうか? 今回は世界の未踏峰を紐解いていきます。 1. ガンケルプンスム(Gangkhar Puensum)7,570m 世界で最