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ノーベル賞
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■Twitter と自殺について (内田樹の研究室) とりあえず世界中のすべての国民に汎通的に妥当する規則は一つしかない。それは「戦争中は自殺者が減る」ということである。これには例外がない。欧米もアジア圏も含めて、すべての社会集団に共通する自殺率の増減についての法則はこれ以外には何も見つかっていない。日本に限って言えば、自殺率は社会が変動期に入ると低下し、安定期・停滞期を迎えると上昇するという全般的傾向が指摘できる。 近代史上、日本で自殺率が有意に低い値を示したのは5回ある。 日露戦争(1905-6年)、第一次世界大戦(1914-18年)、日中・日米戦争(1937-45)、ベトナム反戦闘争・全国学園紛争(1964-71年)、バブル経済末期からバブル崩壊期(1989-95年)である。 で、最終的に友愛が足りないんじゃないかってことになってるけど、引用したとこだけ読むと、敵を作ればいいん
スティンクポット学習帳('03/10/30) スティンクポット(ミシシッピニオイガメ)の飼い方について、ネットと本で調べたことをまとめた。自分が飼い始めるために調べたもので、私には飼育経験も専門知識もないので参考程度に。 *参考図書 クリーパー 9号・10号 青春出版社 監修:霍野晋吉 著:ミニペットクラブ 『カメに100%喜んでもらう飼い方 遊ばせ方』 ■カメ 和名:スティンクポット / スティンクポットニオイガメ ミシシッピニオイガメ(ミシシッピーニオイガメ) 英名:common musk turtle / stinkpot 学名:Sternotherus odoratus(Kinosternon odoratum) 分類:カメ目 潜顎亜目 スッポン上科 ドロガメ科 ドロガメ亜科 ニオイガメ属 成長しても12センチ程度にしかならない(最大記録13.6センチ)。気の荒いニオイガメの中では
■「マイクロ一眼」オリンパス・ペンE-P1が出た。ミラーを省いて小さくしたとか書いてある。けど、ミラー取っちゃったら一眼レフじゃない。確かに一眼“レフ”とは言ってない。「一眼」だけなら間違いじゃない。言わんとすることもわかる。が、どーもやっぱり、もやもやとしたものは残る。 ということで、何が一眼レフなのか、ついでにレンジファインダーって何なのか、知ったかぶって説明してみた。 やたら長いんで畳みます。 ■ファインダーの形式でフィルムカメラを分類すると、撮影レンズが結ぶ像を直接見れるものと、見られないものに別れる。まずは直接見る方。 カメラを自作することを考えてみる。遮光した箱にレンズを取り付け、焦点位置にフィルムをセットする。あとはシャッターをどうにかすれば撮影できる。けど、写る範囲も何もわからない。 ちなみに絵は今どきヘタウマでかわいこぶってるわけじゃなく、ハンパな図を書くと不正確
■前回はとりわけどうでもいい話をしましたが、今回は「誰が読むねん」みたいな話です。 最近InDesignに切り替わって、写植と同様の文字組ができるようになった。写植時代にやってた本文組はこんなん。 文字組をちゃんと勉強したことないんだけど、'85年のブルータス見たらやっぱりこんな感じだった。アサヒカメラとカメラ毎日は母体がお堅いからちゃんとしてるかと思ったけど案外不統一だった。 ポイントは約物、特にカッコ類がほったらかしなこと。行末を見てほしい。3行目の閉じカッコ、5行目の句点、6行目の引用符のあと、半角空いてますね。行末じゃないけど5行目の(笑)。の起こしカッコの前も空いてる。写植はこんなだったし、これでいいと思うんだけどな。 今はわりと、アキが出るのが嫌われるんですよ。丸パーレンと引用符は詰めろと言われたりする。(笑)を詰めろというのはまあわかる。記号みたいなもんだし。あ、閉じ
■また動ナビ見て書いてんですけど、ハイビジョンになると肌荒れが目立って大変だとか。実際アナログよりシビアなのは確かだろう。けど、肌荒れ目立つのって本当に解像度のせいだけなのかな。 例えばテレビを通さない生の視界は超高画質なはず。生では人の顔じろじろ見ないから、見つめてみれば厳しいケースもあるだろうし、テレビがデカくなって生より拡大されるせいもあるだろう。でも、サブラとか雑誌を広げると20型くらいになって凄い解像度ですよ。それでも問題になってない。 スチルカメラでは「マクロレンズは高解像度だから女の人を撮ると厭がられる」とか言うんだけども、これも変だなと思ってて。ならフィルムがデカい分高解像な中判・大判はどうなんだ。 結局のところ、入力(ソース画像)と出力が、カリカリだから肌荒れが目立つわけで。そのうちソースが多少柔らかくなったり、出力の味付けが変わるかもしれない。 ウチのテレビはア
■ポニョ観てきた。オモロかった。 わけがわからない、もはやカルトムービーなんて聞いてたんで、どんだけムチャなのかと思ったら、そういう意味では期待はずれだった。リアルな話じゃないが、夢みたいな話として違和感なく観れた。 いままでジブリの作品ちゃんと観てないんだけど、宮崎駿はちゃんと話が作れない人って印象を持ってた。人に通じない言葉で話を作ってるから、謎解きとか深読みなんかする価値がないと。 けど凄いちゃんとできてた。変な話なりに、入っていけるように周到に作ってあるなと思った。俺が間違ってたすんませんでした。まあ、それでもわからんのだけど。っていうか、竹熊さんが言うような怖さをあまり感じない時点で俺は全然わかってない可能性大。 以下、思い付くままネタバレ含むメモ。長いです。 ・冒頭の海のシーンが凄くて、水棲生物好きとしては、もうこの時点で来て良かったと思った。 ・ポニョは宗介の血を舐
■昨日のついでに、ちょっとメタな話を。 いろんな種類の作品があるけども、全部「どのくらい面白いか」で評価を統一できないか。泣ける、笑える、抜ける、怖い、考えさせる、新しい、珍しい、気持ちいい、気持ち悪い、とか、いろいろまとめて総合点的に。 普通にそうしてるつもりだと思うけど、「泣ける」方が「笑える」より偉いとする人は多いし、逆に「泣ける」は下らないとする人もいる。 普段から熱心にエロいものばかり集めてても、エロを他より落として考えがち。エロマンガを褒めるときに「エロいだけじゃない」と言ってみたり。「どのくらいエロいか」も「どのくらい泣けるか」などと同列に置けばいいんじゃないか。エロに優れていて、さらにエロ以外も優れたエロマンガはお得で総合点は高いが、基本エロマンガはいかにエロいかで評されるべきじゃないか。「エロだけじゃない」はエロに対して失礼じゃないか。まあエロはプライベートなものだ
■最近、花園神社近くの会社に通ってる。副都心線の出口が花園神社の横にあるから便利になるなあと思ったら、この出口までがどこまでも、どこまでも真っ直ぐに続く一本道で笑ろた。地図見たら、花園神社って新宿三丁目駅からそんなに近くないのな。 まあでも渋谷から若干速く行けるようになったし、空いてるし、車内アナウンスの声が心地いいしで良かった。 ■暗黙共同体へ-秋葉原事件で考える 私はここ数ヶ月、「情報共有圏」という言葉を考えている。 しばらく前、硫化水素で自殺者が相次いだとき、アマゾンで興味深い現象が起きた。トイレ用の洗剤として良く知られている商品を調べると、「この商品を買っている人はこんな商品を買っています」というレコメンドに、自殺に関する書籍が多数表示されるようになったのだ。ついでに書籍と並んで、「薬用入浴剤」「天然湯の花」「特大ポリ袋」「結束ロック」「タイマーコンセント」などの商品もお勧め
■明日から2〜3カ月、通勤することになったので、出勤先で必要なものをまとめてた。ついでに仕事に関係ないものまで含めて自分の必須ソフト一覧を作ってみた。前書いたのの増補改訂版。ウチのマックには余計なソフトも入ってて、ややこしくなってきたんで整理する意味もあって。Safariとか最初から付いてるのとiアプリは除外。フリー/シェアウェアは開発が止まってるものもあって、インテルマック+レパードの環境でちゃんと動くのかわからん。 ○=3000円以上 △=3000円未満 ・=フリー ■アドビ ○略 ■テキストとか △Jedit(テキストエディタ) ○NoteTaker(アウトラインプロセッサ) ○ATOK(IM) ○AppleWorks(請求書書くのにまだ使ってる) ・NeoOffice(Office互換) ■ウェブ ・Cyberduck(FTP) ・Firefox(ブラウザ)
アマゾンでむちゃくちゃ安いヨーヨーを見つけた。これ。このヨーヨー自体は前からあって、コストパフォーマンスがいいと評判だった。それはバインドヨーヨーだが、こっちは初期状態が引き戻しヨーヨー。そして、おまけが付いている。ケース、バインド用ベアリングとアクセル、ベアリングリムーバー、アーレンキー、ストリング12本。これだけ付いて1599円。ベアリングリムーバーを買おうとしてたところだったんで調度よかった。 ベアリングが安物らしいが問題ない感じ。耐久性についてはわからないが。1000円くらいのベアリングを追加購入するにしても安い。 色は一見きれいだが、夜店で売ってそうな安っぽさがある。それが味っちゃ味。ロゴがちゃんと入ってるのは高ポイント。エッジの丸みが足りなくて、手にした感じが優しくない。 最初は引き戻しヨーヨーで使って、上達したら付属のベアリングに交換してバインドにでき、長く楽しめる。安いんで
■マンガ喫茶で古谷実『ヒミズ』と『シガテラ』読んだ。 『ヒミズ』は「なるようにしかならない」で、『シガテラ』は「なるようになる」、みたいな話だった。シガテラのラストは地味っちゃ地味だけど、こうでしかないんだろう。 シガテラには明るいノリもある。不幸の予感はあるものの、決定的にマズいことにはならない。一応ハッピーエンドで終わる。けどもどっかで、ヒミズみたいな方向に、なるようになってしまう可能性はあった。ただこの話はこう終わるように描かれたということかもしれず、だから後味は良くない。 どっちも人殺しが身近にある。 ヒミズでは主人公が人を殺してる。殺すには理由があったし、殺したことで話が進んで、オチもある。だからこの殺しについては、わりとすっきりする。全編シリアスでしんどい話だが、こういうのには慣れている。けど友人の方は単なる強盗殺人で、発覚しないままうやむやになってる。これは気持ち悪い
■女性っていうとピンクに花柄に丸文字ってのはどうなんだ。 と思っていろいろ試してみた。 書体だけ変えてみた。若干堅いけど問題ないのでは。なんとなく美容整形っぽい。 書体を戻して色を変えてみる。オレンジは全然いける。 黄緑もいいんじゃないか。模様は雑貨風にしてみた。 女性向けの逆を考えてみる。女=ピンクなら、男はブルーかなあ。女=花柄に対して男は? フロイト的に剣とかか? というわけで、剣っぽくも見える百合の紋章にしてみた。書体も四角いものに。男っぽくもならないが女っぽくはない。 GIFにプロファイルが埋め込めなかったんでマックのブラウザでは明るいブルーに見えるんだけど、水色に近いと案外いける。けど、オレンジ・黄緑もそうだが、薄い色はコントラストが低くて視認性に劣る。それに、汚れるとみっともないかも。 黒じゃ流石にダンディー。 行き先は……地獄……。 黄色は工事現場っぽい。
■宮沢章夫『東京大学「80年代地下文化論」講義』読んだ。 80年代は「スカ」だったのか。80年代を語る切り口はバブルとオタクが一般的だけど、ほかにあるんじゃないか。ということでこの本は、原宿にあったクラブ『ピテカントロプス・エレクトス(ピテカン)』をキーに80年代を語ってる。著者は劇作家でラジカル・ガジベリビンバ・システムやってた人。「地下」ってのはアングラじゃなくてピテカンが地下にあったから。 本書でピテカンが象徴するものをまとめると、批評性、ニューウェイブ、かっこよさ(美学)、不合理性(=儲からないもの=文化)、みたいなことになると思う。ピテカンはかっこよくて、ニューウェイブで、批評性があって、儲からなかったと。まとめすぎだけど、そんな感じかと。ピテカンは当時の文化人にとってすら敷居の高い、センスエリートの集まる場所だった。 「ピテカントロプス・エレクトス」という文脈がひとつ、こち
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