パフォーマンスの美学 作者: エリカフィッシャー=リヒテ,Erika Fischer‐Lichte,中島裕昭,平田栄一朗,寺尾格,三輪玲子,四ツ谷亮子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2009/10/01メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (9件) を見る 「いま、ここで起こり、現在であるがゆえに、全体を把握することができない、そういう現在を、人目を惹くように作り出し、際立たせること」(マーティン・ゼール) 身体化された言語行為による規範の変容を目指すバトラーのパファーマティヴ理論、それから言語では言い表せない曖昧な雰囲気を分析するベーメの新現象学、両者の中庸をいく、意味と現象のパフォーマンス理論。 演劇研究界のエリカ様こと(?)、エリカ・フィッシャー=リヒテは、記号と雰囲気、政治的なものと美的なもの、演者と観客、舞台と客席、と通常分けて考えられている問題圏同士が