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大そうじへの備え
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2024.07.19 CNNがジャーナリストの魂を放棄し、プロパガンダに徹するようになった瞬間 カテゴリ:カテゴリ未分類 プロパガンダは支配の重要な要素である。アメリカではウッドロー・ウィルソン政権下の1917年4月に設立されたCPI(広報委員会)が組織的プロパガンダの始まりだと言えるかもしれない。委員長に選ばれたのはジョージ・クリールだ。(Chris Hedges, “Death of the Liberal Class,” Nation Books, 2010) クリールの下で働いていたエドワード・バーネイズは精神分析学の創始者であるジークムント・フロイトの甥にあたり、1929年には女性の喫煙を推進した「自由のたいまつ」なるキャンペーンを成功させ、54年にはユナイテッド・フルーツに雇われてCIAのグアテマラにおけるクーデターを正当化する宣伝を展開した。 第2次世界大戦後におけるアメリカ
2023.02.16 ウクライナで対露戦争に敗れた米国は対中戦争で日本を前面に出す動き カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカの亜音速巡航ミサイル「トマホーク」を日本政府は2023年度に一括購入する契約を締結する方針だと浜田靖一防衛相は2月14日に語ったという。トマホークは核弾頭を搭載でき、地上を攻撃する場合の射程距離は1300キロメートルから2500キロメートル。「反撃能力」が強調されているが、このミサイルには言うまでもなく先制攻撃能力がある。主なターゲットとして想定しているのは中国だろうが、その戦略的同盟国であるロシアも視野に入っているはずだ。 言うまでもなく日本はアメリカの属国であり、トマホークの購入はアメリカの戦略に基づいている。アメリカの対外戦略を支配しているのはネオコンだ。 ネオコンは1991年12月にソ連が消滅した直後、アメリカが「唯一の超大国」になったと認識、1992年2月にネ
2022.12.14 米英やキエフ政権がウクライナでの戦闘に執着する歴史的な背景 カテゴリ:カテゴリ未分類 ウクライナの戦乱はイギリスやアメリカの支配者、つまり明治維新から現在に至るまで日本に強い影響力を及ぼしている勢力によって引き起こされた。 彼らの長期戦略が始まったのはアヘン戦争の頃、中期的には1991年12月のソ連消滅、あるいは2001年9月11日の出来事、そして短期的には2013年11月から14年2月にかけてキエフで実行されたネオ・ナチのクーデターだ。クーデター後、ドンバスやクリミアを制圧するために戦力を増強するが、そのための時間稼ぎがミンスク合意だった。 アメリカやイギリスの支配層がウクライナを征服しようとしている理由のベースには19世紀から続く世界制覇戦略がある。ユーラシア大陸の周辺部を支配して内陸を締め上げ、ロシアを征服しようとしているのだが、そのロシアの喉元にナイフを突
2022.10.25 ネオコンの世界制覇プランを無謀で大義がないと統合参謀本部は考えている カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシア軍がウクライナでの新たな軍事作戦の準備を進める中、キエフ政権やネオコンは核攻撃やダムの爆破を口にしてロシアを牽制、ルーマニアで軍事演習しているアメリカの第101空挺師団が軍事介入するという話をアメリカの有力メディアは流している。 現在、ネオコンの宣伝マンを務めているデイビッド・ペトレイアスはアメリカ中央軍やISAF(国際治安支援部隊)の司令官、そしてCIA長官を務めた人物。欧米のメディアに登場して「プーチンは絶望的な状況にある」と主張、核兵器が使用される可能性があると人びとを脅す一方、アメリカ軍が登場してロシア軍をウクライナから追い払うと宣伝している。(例えばココやココ) ペトレイアスはネオコンの一派で、ISW(戦争研究所)を創設したキンバリー・ケイガンと親し
2022.09.01 ロシア人に嫌われ、西側の支配層に好かれているゴルバチョフが死亡 カテゴリ:カテゴリ未分類 ソ連で唯一の大統領だったミハイル・ゴルバチョフが8月30日に死亡したという。ヨシフ・スターリンと対立していたニコライ・ブハーリンを「別の選択肢」として研究していたグループに属し、西側の「民主主義」を無邪気にも信じていた人物でもある。 こうした無邪気さはウラジミル・プーチン時代に入っても残っていたようで、今年6月20日にアメリカのNBCが放送した番組の中でロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は「西側を再び信用することはない」と語った。その段階まで信用していたということであろうが、これは驚きだ。そうした「西側信仰」によってドンバス(ドネツクやルガンスク)でも少なからぬ人びとが西側の手先に殺されている。 ゴルバチョフがソ連で台頭する前、アメリカで支配システムが大きく変化している
2022.07.31 戦争犯罪行為を命令されたと証言した親衛隊の捕虜をキエフ政権がミサイルで殺害 カテゴリ:カテゴリ未分類 ドンバスのエレノフカにある兵舎が7月29日にミサイルで攻撃され、50名以上が死亡したと伝えられている。その兵舎はキエフ政府軍が送り込んだ親衛隊「アゾフ特殊作戦分遣隊(通称、アゾフ大隊)」の戦争捕虜をドネツク共和国軍が収容していた。ミサイルの残骸からHIMARS(高機動ロケット砲システム)による攻撃だと判明。つまりキエフ政府軍が撃ち込んだわけだ。その目的は口封じ以外には考えられない。 親衛隊は住宅地に攻撃拠点を築き、住民を人質にとって抵抗したので時間はかかったが、3月には結果が見えていた。親衛隊に拘束されていた住民が解放されると、人びとは異口同音に親衛隊が脱出を試みた住民を虐殺したなど残虐行為を告発、救出したロシア軍に感謝している。そうした証言をする住民の映像がツイ
2022.07.17 安倍晋三と統一教会の歴史はウクライナのネオ・ナチにつながる カテゴリ:カテゴリ未分類 安倍晋三が7月8日に奈良市の近鉄大和西大寺駅前で射殺されて以来、「統一教会(現在の名称は世界平和統一家庭連合)」が話題になっている。銃撃した山上徹也が海上自衛隊の元隊員だということは早い時点で伝えられていたが、その後、統一教会の名前が浮上したのだ。山上の母親が統一教会に多額の寄付をし破産したという。 山上家の状態はデイリー新潮などが伝えているが、それによると、母親は統一教会の前に「朝起会」なる団体へのめり込み、それが原因で夫は精神を病んで自殺している。 ところで、統一教会は、1954年に韓国で文鮮明により創設され、日本では1959年から伝道が開始された。日本では1964年に久保木修己を初代会長として宗教法人の認可を獲得、68年には「国際勝共連合」を設立している。 統一教会が創設さ
2022.06.02 マリウポリで人質になっていた住民が解放され、偽情報を流していた人権担当解任 カテゴリ:カテゴリ未分類 ウクライナの人権オンブズマンを務めていたリュドミラ・デニソワを同国議会は5月31日に解任した。この人物はロシア軍の兵士が捕虜になったウクライナ軍の女性兵士を拷問したり虐待したなどとロシア軍を悪魔化する話を流していたのだが、その主張には根拠がないことを否定できなくなり、そうした話はウクライナを傷つけるだけだとして解任したようだ。 デニソワの話を垂れ流していた西側の有力メディアは事実を確認する作業をしていなかったということでもあるが、そうした話はウォロディミル・ゼレンスキー政権の意向に沿うもので、それはアメリカ政府やイギリス政府が望んでいることでもある。 アゾフ大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)が拠点にしていたマリウポリを含むドンバス(ドネツクとルガンスク)はクリミアやオデ
2022.05.25 ウクライナで追い詰められたネオ・ナチがジハード傭兵と連携する必然性 カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカのロイド・オースチン国防長官は5月13日にロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣に電話し、ウクライナの即時停戦を求めたと伝えられている。両者の会話は2月18日以来だ。 住民を人質にしてマリウポリのアゾフスタル製鉄所に立てこもっていたウクライナ内務省の親衛隊などの兵士が降伏したのは5月16日。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「撤退」と強弁しているが、降伏としか言いようがない。人質がいなければ4月中旬には決着がついていたはずだ。 アゾフスタル製鉄所に立てこもっていた配下の戦闘員が降伏することを知ったジョー・バイデン政権がオースチン長官に電話させ、「停戦交渉」を演出して敗北のイメージを弱めたかったのだろう。「お人好し」と揶揄されているウラジミル・プーチン政権だが
2022.05.08 米国やウクライナの政府にとって不都合な住民証言を独誌が間違って報道して混乱 カテゴリ:カテゴリ未分類 マリウポリのアゾフスタル製鉄所から住民が脱出している。そのひとりであるナタリア・ウスマノバの証言をシュピーゲル誌は3分間の映像付きで5月2日に伝えたのだが、すぐに削除してしまった。この事実はドイツの日刊紙ユンゲ・ベルトによって報道されている。 シュピーゲル誌はこの映像をロイターから入手したとしているが、ロイターが流した映像は1分間。アメリカのジョー・バイデン政権やウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー政権にとって都合の悪い部分を「編集済み」だった。日本のマスコミが垂れ流しているゼレンスキー政権の主張もそうした種類のものだが、そうした話が事実に反していることを明らかにするウスマノバの証言をシュピーゲル誌は伝えたのだ。脱出したほかの住民と同じように、彼女は西側有
2022.05.06 EU諸国の経済を破壊する政策を加盟国に要求する欧州委員会 カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカはEUがロシアから天然ガスや石油を購入することを嫌ってきた。ロシアとEUとの関係が強まり、アメリカのEUに対する影響力が弱まるからだ。 ロシア政府は「非友好国」が同国の天然ガスを購入する場合、決済は4月1日からロシアの通貨ルーブルに限ると発表していたが、ポーランドとブルガリアはそれを拒否、ロシアのガスプロムは4月27日、ポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止すると発表した。ポーランドは国内消費の約5割、ブルガリアは約7割をロシア産の天然ガスに頼ってきたという。 この決定はアメリカ政府が始めた「経済制裁」、つまり経済戦争に対する反撃だが、ロシアが求めた決済の仕組みは1970年代にアメリカが始めた「ペトロダラー」と基本的に同じである。ロシアの天然ガスを購入するためにはルー
2022.05.02 国民弾圧が強化されているウクライナに対する支援を米国の政府や議会はアピール カテゴリ:カテゴリ未分類 アメリカ下院のナンシー・ペロシ議長に率いられた下院議員団が4月30日にウクライナを訪問、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対してウクライナへの支援継続を誓った。アメリカがウクライナ側に立っているというメッセージを全世界に示すことが議員団訪問の目的だという。 4月29日にはアメリカ国防総省のジョン・カービー報道官が同国はドイツでウクライナ軍の兵士に榴弾砲やレイダーの扱い方を訓練すると発表、リトアニアはNATO加盟国がウクライナへ供給している武器の使い方をウクライナ兵に教える準備をしているという。 その5日前、4月24日にはアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官とロイド・オースチン国防長官がウクライナのキエフを極秘訪問、ゼレンスキー大統領と3時間ほど会談したと
2022.04.28 米政府の命令に従い、露国からの天然ガス購入を断たれたポーランドとブルガリア カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシアのガスプロムは4月27日、ポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止すると発表した。ロシア政府は「非友好国」が同国の天然ガスを購入する場合、決済は4月1日からロシアの通貨ルーブルに限ると発表していたが、ポーランドとブルガリアはそれを拒否、ロシアは通告通りに供給を停止したわけだ。ポーランドは国内消費の約5割、ブルガリアは約7割をロシア産の天然ガスに頼ってきたという。 ガスプロムの供給停止はアメリカが始めた「経済制裁」、つまり経済戦争に対する反撃だが、ロシアが求めた決済の仕組みは1970年代にアメリカが始めた「ペトロダラー」と基本的に同じである。ロシアの天然ガスを購入するためにはルーブルをかき集めなければならない。それは必然的にペトロダラーの仕組みを揺さぶるこ
2022.04.21 米国の戦争犯罪などを暴いたアッサンジを米国へ引き渡すよう英裁判所は命令 カテゴリ:カテゴリ未分類 イギリスのウェストミンスター治安判事裁判所は4月20日、内部告発を支援する活動を続けてきたウィキリークスのジュリアン・アッサンジをアメリカへ引き渡すように命じた。戦争犯罪を含むアメリカ支配層の権力犯罪を明らかにしたことが「スパイ行為」にあたるとして、オーストラリア人のアッサンジを処罰するとアメリカ政府は主張、それをイギリスの裁判所が容認したわけだ。 つまり、アメリカの支配層にとって都合の悪い事実を明らかにしたなら、その国籍がどこであろうと、どこに住み、どこで活動しているかに関係なく誰でもアメリカ政府に処罰されることになる。今回の判決は「言論の自由に対する死刑宣告」に等しい。もっとも、西側の有力メディアはすでに言論を放棄、権力者の宣伝機関になっているので関係ない話かもしれな
2022.04.18 スウェーデンがNATOと緊密な関係を結んだのはパルメ首相が暗殺された1986年 カテゴリ:カテゴリ未分類 フィンランドとスウェーデンがNATO(北大西洋条約機構)への加盟を検討していると伝えられているが、アメリカの支配層にとって都合の悪い情報を公表してきたウィキリークスのジュリアン・アッサンジを逮捕する切っ掛けを作ったのはスウェーデンにほかならない。 ウィキリークスは2010年4月、アメリカ軍のAH-64アパッチ・ヘリコプターが2007年7月に非武装の一団を銃撃、十数名を殺害する場面を撮影した映像を公開した。犠牲者の中にはロイターの特派員2名が含まれている。その映像を見れば、武装集団と間違ったわけでないことは明白だ。 その情報源だったアメリカ軍のブラドレー・マニング(現在はチェルシー・マニングと名乗っている)特技兵は逮捕され、スウェーデンの検察当局は2010年11
2022.04.15 米英の特殊部隊はすでにロシア軍と戦闘状態にある カテゴリ:カテゴリ未分類 ル・フィガロ紙の特派員、ジョージ・マルブルノはウクライナでの取材を終えて帰国、米英の特殊部隊、つまりアメリカ陸軍のデルタ・フォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)やイギリス陸軍のSAS(特殊空挺部隊)が戦闘に参加している事実を伝えている。 1991年12月にソ連が消滅したが、その2カ月後にアメリカ国防総省はDPG(国防計画指針)草案として世界制覇プランを作成した。その最高責任者は国防長官だったリチャード・チェイニーだが、作成の中心は国防次官のポール・ウォルフォウィッツだったことからウォルフォウィッツ・ドクトリンとも呼ばれている。 まず旧ソ連圏の制圧に着手するが、1993年1月に大統領となったビル・クリントンは戦争に消極的。その流れが変わったのは1997年1月に国務長官がクリストファー・ウォーレン
2022.04.11 仏大統領選挙は富豪の代理人であるマクロンと米国に嫌われているル・ペンの戦い カテゴリ:カテゴリ未分類 フランス大統領選挙の第1回目の投票が4月10日に実施され、エマニュエル・マクロンが27.6%でトップ、マリーヌ・ル・ペンが23.4%で続いた。4月24日に行われる第2回目の投票はこのふたりで争われる。これまで有力メディアはル・ペンに「極右」というタグをつけ、彼女の国民戦線をファシスト政党だと宣伝してきたが、人気を維持している。 ウクライナのネオ・ナチを擁護している西側の有力メディアがル・ペンを批判するのは、彼女がアメリカの支配層が主導する政策に反対しているからだ。アメリカ/NATOがウクライナでネオ・ナチを使っていることをル・ペンは正面から批判していた。 2014年2月にアメリカ政府はネオ・ナチを使ったクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ大統領を暴力的に排除することに成
2022.04.10 米政府の意向にそう形でパキスタンの首相を交代 カテゴリ:カテゴリ未分類 パキスタンで内閣不信任決議案の採決が4月10日にあり、賛成多数でイムラン・カーンは排除された。次期首相になると見られているシェバズ・シャリフは軍との関係が強く、アメリカとの軍事同盟強化を打ち出している。 パキスタンはアメリカの戦略にとって重要な意味を持っている。パキスタンはアメリカと一線を画し、中国やロシアと友好的な関係を築きつつあった。カーンの排除はアメリカ政府にとって急務だったのである。 カーンによると、アメリカのドナルド・ルー国務次官補はパキスタンのアサド・マジード公使に対し、カーン政権が継続されたなら、アメリカとの関係に影響が出ると脅したという。アメリカ政府は否定しているようだが、そうした発言が出てくることは十分にありえる。 パキスタンと同じようにアメリカの世界戦略にとって重要なインド
2022.04.08 西側の偽情報は次々に発覚、人びとに考えさせないため、新たな嘘をつき続ける カテゴリ:カテゴリ未分類 マリウポリにある産婦人科病院を3月9日に破壊したのはロシア軍だという話を西側の有力メディアは広げている。そうした「報道」でアイコン的に使われたマリアナ・ビシェイエルスカヤはその後、報道の裏側について語っている。 彼女は3月6日、市内で最も近代的な産婦人科病院へ入院したが、間もなくウクライナ軍が病院を完全に占拠、患者やスタッフは追い出されてしまう。彼女は近くの小さな産院へ移動した。最初に病院には大きな太陽パネルが設置され、電気を使うことができたので、それが目的だろうと彼女は推測している。 そして9日に大きな爆発が2度あり、爆風で彼女も怪我をした。2度目の爆発があった後、地下室へ避難するが、その時にヘルメットを被った兵士のような人物が近づいてきた。のちにAPの記者だとわ
2022.04.06 ブチャの虐殺を討議する国連安保理を開催するよう露国が求めたが、英国は拒否 カテゴリ:カテゴリ未分類 ウクライナのブチャにおいて住民が虐殺されたとされる情報が流れている。ウクライナだけでなく欧米の政府がロシア軍の仕業だと非難しているが、それに対してロシア政府は国連安全保障理事会で討議するように要求した。その要求をイギリス政府は拒否したとロシア外務省のマリア・ザハロワは自身のテレグラムで明らかにした。 ブチャからロシア軍は数日かけ、3月30日に撤退を完了させ、31日には市の職員がフェイスブックで喜びを伝えているが、虐殺の話は出ていない。テレグラムのチャンネル、ブチャ・ライブでも31日まで虐殺の話は出てこない。 しかし、4月1日夜にツイッターへアップされた自動車から撮影されたビデオには、ヤブロンスカヤ通りに死体がある様子が映されている。現地を取材したAFPの記者はその通
2022.04.05 不自然な点が多すぎるブチャの虐殺話 カテゴリ:カテゴリ未分類 キエフから63キロメートルほど北にあるブチャで住民が虐殺されたと4月3日に報道された。ウォロディミル・ゼレンスキー政権はロシア軍によるものだとしているが、不自然な点が指摘されている。 ロシア軍は3月30日にブチャから撤退を完了、31日には市の職員がフェイスブックで喜びを伝えているが、虐殺の話は出ていない。ニューヨーク・タイムズ紙によると、4月2日にはネオ・ナチを主体に編成された親衛隊のアゾフ大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)がブチャへ入っている。 ロシア軍が住民の犠牲を厭わなかったならば、はるか前にキエフは制圧されていたが、そうしたことにはなっていない。ニューズウィーク誌によると、軍の情報機関DIAは長距離ミサイルが攻撃しているターゲットは軍事施設だと説明、住民が狙われているとする話を否定している。ま
2022.04.03 ルーブルでの支払いを拒否したEUへの天然ガス輸送を露国は止め、東へ流し始めた カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシアのウラジミル・プーチン大統領は同国の天然ガスを購入する場合、非友好国はロシアの通貨ルーブルで支払うように求めていたが、ドイツをはじめEUはその要求を拒否した。ロシアは4月1日にヤマル-ヨーロッパ・パイプラインでドイツへ流していた天然ガスを止め、東側へ流れを変えたと伝えられている。 アメリカのジョー・バイデン政権に歩調を合わせ、ロシアと敵対する政策を進めてきたEUは深刻な危機に直面している。現段階では別のパイプラインから天然ガスはEUへ供給されているが、今後、それがどうなるかは不明。もしロシアからの天然ガスが全て止まると、EUは生産活動だけでなく社会生活を維持することも難しくなると見られている。 アメリカやカタールから入手するとしても生産量には限界があり、価
2022.04.01 米国の制裁に穏健な反撃しかしてこなかった露国が天然ガス取引をルーブルに限定 カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシア政府は3月23日、「非友好国」が同国の天然ガスを購入する場合、決済は4月1日からロシアの通貨ルーブルに限ると発表した。アメリカが「制裁」の対象にしていないロシアの銀行にルーブルの口座を作り、そこでやり取りするとしている。アメリカ政府に比べて穏健な処置だが、西側諸国は混乱しているようだ。 この仕組みは1970年代にアメリカが始めた「ペトロダラー」と基本的に同じで、ロシアの天然ガスを購入するためにはルーブルをかき集めなければならない。いうまでもなく、エネルギー資源は暖房のためだけに使われているわけでなく、手に入らなければ製造業は機能しなくなる。COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動で生産活動や商業活動は麻痺していなければ、ショックは今より大きかった
2022.03.31 アゾフ大隊の恐怖支配から逃れた市民の証言をウクライナ政府が封印する動き カテゴリ:カテゴリ未分類 マリウポリから脱出した市民が「アゾフ大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)」の実態を告発、西側の政府や有力メディアが描いてきた「勇敢な市民が邪悪な侵略軍に立ち向かい、勝利する」という「ダビデとゴリアテ」的なストーリーが事実でないことを明らかにしている。(例えば、ココやココ) 脱出して間もない市民の声が外へ伝えらているのは現地で取材している記者がいるからである。例えば、ドンバス・インサイダーの記者によると、彼女はフランスの有力メディアTF1やRFIのほか、ロシアやイタリア人の記者とマウリポリへ入ったとしている。 早い段階で記事も出ているが、脱出した人の証言映像をツイッターに載せていた人もいた。ところがその人のアカウントをツイッターは削除。知られたくない事実だからだろう
2022.03.24 米英金融資本の手先として活動してきたチュバイスがロシアを離れた カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシアの気候問題特使を務めていたアナトリー・チュバイスが辞任、国外へ出たという。イギリスやアメリカの金融資本によるロシア経済支配の中核人物がロシアを去ったと言うことだ。 チュバイスは1992年11月にボリス・エリツィンが経済政策の中心に据えた人物で、エリツィンの娘であるタチアナの利権仲間。HIID(国際開発ハーバード研究所)なる研究所と連携していたが、ここはCIAの工作資金を流していたUSAIDからカネを得ていた。(Natylie Baldwin & Kermit Heartsong, “Ukraine,” Next Revelation Press, 2015) エリツィン時代にチュバイスはエゴール・ガイダルと同じようにラリー・サマーズの命令で動いていた。サマーズは1983
2022.03.24 ネオ・ナチが敗走、市民が西側メディアにとって都合の悪い事実を語り始めた カテゴリ:カテゴリ未分類 西側の有力メディアはウクライナの戦況について、「勇敢な市民が邪悪な侵略軍に立ち向かい、勝利する」というダビデとゴリアテ的なハリウッド風の話を流しているが、ネオ・ナチの親衛隊は敗走、ロシア軍は作戦通りに支配地を広げているようだ。 ロシア軍の支配地域が拡大するにつれ、ネオ・ナチへの恐怖から解放された人びとが口を開き始めた。マリウポリから脱出できた住民のひとりはカメラの前で市内の状況を説明している。 市街戦で住民が死亡することを避けるため、ロシア軍はマリウポリからザポリージャをつなぐ市民の脱出ルートを設定、そのプランをICRC(赤十字国際委員会)へ通知している。3月5日午前11時から脱出が始まる予定だったが、ウクライナ兵に阻止された。親衛隊は住民が脱出することを嫌い、外へ出
2022.03.20 ロシアへの攻撃は自らの破滅につながると西側に警告する攻撃をロシア政府は実施 カテゴリ:カテゴリ未分類 ロシア軍は3月18日、超音速(マッハ10)ミサイル「Kh-47M2キンジャール」でウクライナ西部にあるデリャテンの地下武器庫を、また沿岸防衛システムの「K-300Pバスチオン-P」でオデッサ地域の無線監視センターをそれぞれ破壊したという。バスチオンの主要な役割は艦船に対する攻撃だ。 3月13日にロシア軍は8機の巡航ミサイル「カリブル」を使い、ポーランドとの国境から約25キロメートルの場所にあるヤボリウ基地を攻撃した。キンジャールと同様、約1000キロメートルを飛行、ターゲットを正確に捉えている。 いずれのミサイルも実際に軍事施設を破壊しているが、それだけでなく、ロシアが保有する最新鋭兵器の性能をデモンストレーションしているのだろう。 ウラジミル・プーチン露大統領は20
2022.03.15 ユダヤ系富豪がネオ・ナチと手を組んでいる事実がユダヤ人社会を揺るがし始めた カテゴリ:カテゴリ未分類 イスラエルのナフタリ・ベネット首相は現在、ウクライナ政府とロシア政府の仲介役を務めている。そのベネットが3月8日、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領に対し、ロシアのウラジミル・プーチン大統領の要求を呑むように求めたとウクライナ政府の高官が語ったという。 しかし、この話をイスラエル政府は否定、情報源の信頼度を疑問を示した。話はゼレンスキー大統領や限られた彼の側近へ直接伝えているとした上で、本当に政府高官なのかどうか怪しいとし、またイスラエルはそうした要請をロシア政府から受けておらず、従ってウクライナ政府へもそうした話を伝えていないともしている。 事実は明確でないが、ウクライナ政府がイスラエル政府に不満を持っていることは間違い無いだろう。ベネット政権がウクラ
2022.03.11 米国による生物化学兵器の研究開発が明確になったウクライナへ傭兵を投入 カテゴリ:カテゴリ未分類 ウクライナ大統領のボロディミル・ゼレンスキーは1万6000人の外国人傭兵がロシア軍と戦うために入国すると語っている。シリアのイドリブから約450名のジハード傭兵(アル・カイダ系武装集団の戦闘員)がウクライナへ向かうという報道もあるが、その一方で、約70人の日本人が「義勇兵」に応募、そのうち約50名は元自衛官だという。 本人たちがどのように思っているかは別にして、アメリカが使う戦闘員は傭兵である。その時の役回りによって「自由の戦士」というタグが付けられたり「テロリスト」というタグが付けられたりするが、侵略の手先としての傭兵である。 2014年2月にアメリカのバラク・オバマ政権は傭兵としてネオ・ナチを使い、暴力的なクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒した。ヤヌ
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