2007/11/10 「ウェブ時代をゆく」(梅田望夫)を読む・1--「見晴らし」と「構造化」 カテゴリ:カテゴリ未分類 梅田望夫の最新著「ウェブ時代をゆく」(筑摩新書)を読んだ。 梅田の「ウェブ進化論」「フューチャリスト宣言」はそれぞれ刺激的だったが、この本はIT技術革命の時代にあって若者は「いかに働き、いかに学ぶか」をテーマに書き下ろしたものである。話題となった「ウェブ進化論」に関する書評や感想を2万近く読み、ノートをつくり、フレーズを抽出しするという営為に1000時間以上の時間と労力をかけた上で、出来上がったのが本書である。ウェブ時代ならではの本の書き方である。 「ウェブ時代をゆく」は重要な書であるので、何回かに分けて私の考え方とシンクロする部分を中心に自由に書いていきたい。 梅田は本書の冒頭で「1975年から2025年までの半世紀」は、百年後に「情報技術(IT)が世界を大きく変えた時