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ノーベル賞
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2016.08.20 HiGH&LOWとは何だったのか(新書風タイトル) テーマ:最近観た映画。(39367) カテゴリ:映画感想 今月ずっとおかしな状態になってる作品について語ります。 うっかりシンゴジラの2時間後に観てしまったために脳がショートしてしまい、前回の記事を書ける程度に回復するまで時間がかかりました。エグザイル耐性がなさすぎただけでしょうか。 久保茂昭『HiGH&LOW THE MOVIE』 (2016年/日本/130分)&ドラマシリーズ『HiGH&LOW』 なんでしょうね、このヤンキー版プリキュア大集合みたいな図は… ◼︎EXILE王国の国威発揚計画 日本芸能界に死ぬほど疎い私の独断ですが、深夜枠の30分ドラマから始まった『HiGH&LOW』は、EXILEみのある様々な「漢(おとこ)」集団が登場するヤンキー抗争ドラマをEXILEメンバーを中心にキャスティングして映像化し、彼
2015.06.22 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のPC観 カテゴリ:映画感想 ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 (原題 Mad Max: Fury Road) (2015/オーストラリア・アメリカ/120分) いやー最高ですね!!!結局夏の間に5回観ました。 過去シリーズからの小ネタや、膨大なフォロワー作品群への回答のような逆オマージュなど流れで語れる部分もたくさんありますが、今作から観ても何一つ問題ない内容なので皆さんとりあえずDVD借りてきて大音量(ここポイント)で観てください。 ストーリーすべて語っても映像そのものさえ観なければネタバレにならないのでは?と思います。 〜あらすじ〜 核戦争により荒廃した火と油のみの世界。 元警官のマックスは、旅の途中、荒くれ者たちに捕まってしまう。彼らのボスは、地下水脈を管理することで民衆を支配する「イモータン・ジョー
2015.06.30 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』にストーリーはあるのか? カテゴリ:映画感想 前回の軽い感想文を書いて以降、目にするマッドマックス評のほとんどが「ストーリーがない」「ノリだけの映画」「話がわかりにくい」などで激おこだったので、これがいかに物語と呼ばれるものの原型のような話であるかを書こうと思いました。 ソ連映画クラスタ的には「まずパラジャーノフ映画を3本観てからこれにストーリーがあるかないかを語れよ」の一言で済ませたいんですが、以下ざっくりとこの物語の構造を分解しましょう。 ●英雄叙事詩としてのストーリー ざっくり言って「出発して元来た道をまた戻った」というあらすじは、フュリオサをいわゆる英雄叙事詩、貴種流離譚の主人公と考えるとすんなり理解できるモチーフにあふれています。 冒頭、イモータン・ジョーの名代として近隣都市との貿易に出向くフュリオサ。彼女の首筋の焼き印
2013.09.01 オーガストウォーズ鑑賞メモ【ネタバレ有】 テーマ:最近観た映画。(39823) カテゴリ:映画感想 やあみんな! 今年の夏はパシリムったよね!? などという書き出しで、大ヒット作品『パシフィック・リム』の感想を以前ここでも感想を書いた同監督作品『パンズ・ラビリンス』とも絡めて書こうと思ってたんですが、同時期公開された「ロシア版パシフィック・リム」こと『オーガストウォーズ』に全部もってかれた感あったので今回はこちらについて書こうと思います。 オーガストウォーズ ◆ ◆ ◆ ジャニック・ファイジエフ『オーガストウォーズ』 (2012年・ロシア・130分) 完全ネタバレです。 ストーリーは、 2008年8月、南オセチアにグルジア軍が侵攻した南オセチア紛争を舞台に、モスクワ在住の若きシングルマザーが元夫の実家に休暇旅行中の息子を助け出すため、単身戦争のさなかに飛び込んでいくと
2016.08.20 HiGH&LOWとは何だったのか(新書風タイトル) テーマ:最近観た映画。 カテゴリ:映画感想 今月ずっとおかしな状態になってる作品について語ります。 うっかりシンゴジラの2時間後に観てしまったために脳がショートしてしまい、前回の記事を書ける程度に回復するまで時間がかかりました。エグザイル耐性がなさすぎただけでしょうか。 久保茂昭『HiGH&LOW THE MOVIE』 (2016年/日本/130分)&ドラマシリーズ『HiGH&LOW』 なんでしょうね、このヤンキー版プリキュア大集合みたいな図は… ◼︎EXILE王国の国威発揚計画 日本芸能界に死ぬほど疎い私の独断ですが、深夜枠の30分ドラマから始まった『HiGH&LOW』は、EXILEみのある様々な「漢(おとこ)」集団が登場するヤンキー抗争ドラマをEXILEメンバーを中心にキャスティングして映像化し、彼ら全員のテーマ
2012.09.14 無謬の理想の吹き溜まり ―『おおかみこどもの雨と雪』― (1) テーマ:最近観た映画。(39124) カテゴリ:映画感想 半年ぶりの更新です。 『おおかみこどもの雨と雪』を鑑賞しました。 私は上映期間ぎりぎりに観たのですが とりあえず私より先に観ていた周囲の反応は、 男性 →とりあえず感動 →いい話だよ~ →獣萌えるよ~ →でも女子大生相手に避妊くらいしろよ… 女性20代半ば以降) →なんか怖い……いい話だろうけど怖い… →雨くんエロい萌える 女性(私よりかなり若いかかなり年上かのどっちか) →感動したわー母親ってああなのよねー私も大変でねー →いいなーあんなお母さんになりたいなー ……という感想が目立ちました。 これから結婚したり出産したりという可能性やプレッシャーが 少子化の中でびしびしかかってきている世代の女性や、 若いママさんの中では激しく賛否両論という感じで
2011.12.06 「サマーウォーズ」鑑賞メモ テーマ:アニメあれこれ(26968) カテゴリ:映画感想 今更観てみました。 「サマーウォーズ」。 ただ連れて来られただけの主人公や、 ああいう保守的共同体からはパージされがちな侘助も取り込んで どこまでも増殖していきそうな「大家族」というものが デジタルな世界にアナログの強みを活かして、 コミュニケーションを武器にする感じがいかにもジュブナイルで よかったんだけど、その分瑣末なところでひっかかった。 「もにょる」って同人板由来の用語ってイメージ強くて 個人的にはあんま使いたくないんだけど、 「サマーウォーズ」は、まさに瑣末なところで盛大にもにょった作品。 田舎の旧家の大家族の強みを出すなら出すで、 そこにありがちな確執とか淀んだ人間関係みたいなものを もうちょっとくらい批判的に描いてもよかったんじゃないの? いや手塚治虫の『奇子』はちょっ
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