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大谷翔平
seven-ate-nine.hatenablog.com
www.youtube.com テレビ東京がYouTubeにウクライナ情勢をまとめたドキュメントをUPしています。テレビ東京のこの報道の特色は、いったい何が起きているのか、ロシアとNATO、そして、ウクライナの住民、さらにウクライナにおける対立をできるだけ多角的に入手映像や撮影映像を豊富に盛り込んで描いていることです。 ウクライナとの国境沿いにロシア軍を集結させているプーチン大統領の会見で「(NATOが)口頭で約束したことが守られていない。だから保証が必要だ」と語っていたのが印象的です。つまり、NATO側が、NATOのこれ以上の東方拡大をしない、と口約束していたと受け取れる発言です。(ここはもっと知りたいところでしょう)ウクライナが将来的にNATO加盟を目指している、というウクライナの首脳陣の方針がロシアをこのような行動に駆り立てていることが理解できました。
この数年を振り返ってみると、引っ越しをして生活が大きく変わったことがあります。激しい台風で一人だけ最後まで住み続けていた集合住宅が痛んでしまって、そこを 退去しなくてはならなくなったのです。この引っ越しの作業はきついものでした。30年近い間に倉庫などにため込んでいた壊れたプリンターやラジカセ、デッキ、蛍光灯といった無数の廃物、自転車、木製箪笥や金属製の組み立て式の本棚、それに大量の本やCDを処分することになりました。また、10数年分の撮影済みのミニDVテープも1本1本壊しながらすべて処分しました。昔、情熱をこめて撮影した1時間、1時間のテープはたしか300本以上ありました。ある種の自分の生前葬をしているような気がしたものです。 私がTVのディレクターとして働き始めた1990年代はまだインターネットはほとんど発達していなくて、調べものも図書館や役場、関係者に足を運んで情報を得るのが基本でした
昨日、自民党の総裁選の4人の候補者の討論を見ていました。河野太郎氏も候補者の一人でした。河野氏は安倍政権で閣僚になって、昔と異なるイメージになった、はっきり言えばあまり好ましくない印象を受けていました。しかし、この2017年の国連総会の際に立ち寄ったコロンビア大学における学生たちへの講演と質疑応答を見ていると、奥行きのある政治家のように感じられました。確かに、安倍政権の方向性は日米同盟の強化と中国や北朝鮮への圧力あるいは対峙ということにありましたが、河野太郎氏の話を聞いていると、北朝鮮には国際包囲網の強化を訴えているものの、武力による解決を目指していないことは感じられましたし、そのことは対中国に関しても、「中国語を勉強したい」とか、「友好関係を目指す」とも言っています。河野氏は当時、外務大臣だったから、という事情もあるでしょうが、安倍首相よりははるかに、深く戦略を考えているという気がしまし
共感したコラムがこれです。ニューヨークタイムズのコラム「アフガンからの撤退がいけないことであるかのようなふりをするのはやめよう」。タリバンが勢力を挽回してしまったことをもってして、バイデン大統領を非難する人が多いのですが、現実を直視せよ、とコラムニストのエズラ・クラインが述べています。このコラムにはオバマ政権の外交アドバイザーや米議員などの話が引用されていますが、この20年間の駐留がいかに途方もない無駄であり、結局、効果がなかったかが示されています。それだけでなく、ブッシュ政権以後のテロとの戦いで米軍が駐留したイラク、リビア、イエメン、ソマリアといずれも事態はむしろ悪くなったことが示されているのです。 www.nytimes.com 私がフランス語を社会に出て学び始めた動機が9・11だったことは前に書きましたが、ニューヨークタイムズで当時読んだ1つの記事が圧倒的な衝撃を私に与えたのを昨日の
proxy(プロキシー)という言葉は、代理という意味で、proxy war =「代理戦争」という風によく使われます。ここで書きたいのはアフガニスタンではなく、リビアです。リビアでは、「アラブの春」を、フランスや米国などが一気にカダフィ政権討伐の機会に利用しました。ところが独裁者がいなくなって、国民は幸せになったかというと全然幸せになっていないどころか、全土が液状化して戦争が10年続いています。これもシリアやアフガニスタンと同じです。リビアではフランスとトルコがそれぞれの意を汲む地元勢力に加勢して武器などを提供している結果、終わりの見えない殺し合いが続いています。世俗政権だったカダフィ政権の方が、反政府運動をしていた原理主義グループよりはるかに女性の権利を広げていたと思います。 以下はリビアの代理戦争に関する2020年の討論番組です。 www.youtube.com 今、対立しあっているのは
毎日、英単語に仏単語それぞれ20くらい覚えています。ある意味、年を取ったらどのくらい語学の勉強ができるのか、という通説に挑戦しているような毎日。でも皮肉なことなのですが、言語を持ってしまったことが人間の幸せにつながっているのかどうか疑問に思うこともあるのです。 以前、「極短小説」(新潮文庫)というショートショートの中でももっとも短い単語数(最大55の英単語)で物語を作るアメリカのコンクールで出版された作品集を読んでいて、興味深かったのはこんな話でした。飼い犬に主が人間の言葉を教えるうちに、少しずつ犬が言葉が話せるようになってきます。すると、ある日、犬は飼い主に犬と人間の序列をやめて、首にロープをつけるのを撤廃してほしいと要求。しかし、飼い主がそれを渋ったところ、犬は以後、二度と人間の言語を話すのをやめた・・・・ この話はペットを持っている人々には不安な物語ではないでしょうか?少なくともペッ
フランス語には時々、1つの単語で正反対の意味を持つものがあります。たとえば、dépister(デピステ)という動詞です。よく使われるのは①です(旺文社のプチ・ロワイヤル仏和辞典を参照しています) dépister ①(後を追って)見つけ出す、~を探り当てる たとえば例文としては以下のようなものがあります。 dépister un criminel =犯人を探し出す dépister une maladie =病気を見つけ出す ところが、次のような逆の意味もあるのです。 ②~の追跡をそらす dépister la police=警察をまく さっき、(犯人)を探し出したはずなのに、(警察)をまく、という意味もあるのです。なんでこういう意味があるのでしょうか。 私なりに推測してみると、②では①の意味を当てはめると「(警察)を探し出す」という意味になります。なので、警察に気づいた結果、警察をま
テニスの大坂なおみ選手と言えば、日本人の母親を持つ日系アメリカ人のテニス選手ですが、お父さんはハイチ出身のアメリカ人で黒人ということはすでに知られています。その大坂さんは自分の知名度を活用して、黒人差別への反対メッセージをテニス場で示すなど、自分の信念をダイレクトに発信していく人でも知られています。大坂さんは商業広告にも絡んでいますが、しかし、自分の好きではないものには決して関わらない姿勢を示していることがニューヨークタイムズに書かれていました。そんな大坂選手が今、PRしているのがサラダを作って販売している新らしい会社です。スウィートグリーンという名前で、代表はまだ30代半ば。2007年に学生たちが始めた事業だそうです。 www.sweetgreen.com 大坂さんはこのサラダを3日に一度は食べている、ということです。下のビデオを見ると、ちょっとSubwayをイメージしてしまいましたが、
ジャック・プレヴェールは反抗する若者の心をユーモアを込めて詩にしたり、空襲に襲われる町にいる愛する女性を歌ったりと、愛と抵抗の精神の詩人として、今日もフランスで読み継がれています。プレヴェールを知っているかどうかはフランスを、パリを理解する上で極めて重要だと思うのです。それは私のような年配世代のおじさんが少年だったころからそうでしたが、今も変わらずそうでもあるのです。 パリの広場での抗議運動などを訪ねると、ポスターや落書き、さらにはギターで歌われている歌にプレヴェールの精神の片鱗を見ました。今日もその精神は生きていて、抵抗する若者たちにインスピレーションを与えているのです。そういうのがとても似合う詩人なんですね。バゲットみたいにどこにでもあり得る、庶民性があります。プレヴェールはシナリオの台詞も書いていましたのでマルセル・カルネ監督の「天井桟敷の人々」や「陽は昇る」「霧の波止場」「夜の門」
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