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【大切なお知らせ】2021/3/31をもってShe isはサービス終了・更新停止いたしました 受け取ってくださったひとりひとりによって引き継がれ花ひらくことを願って She isをご覧いただき、誠にありがとうございます。 She isでは2021年3月31日(水)をもってMembersに向けたサービス提供を終了することが決定いたしましたが、このたび、運営会社の経営判断で、記事・コンテンツの更新も停止いたしました。 自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティとして、たくさんの方々と共にこの場所をつくってまいりましたが、このような決断がくだり、編集部として心苦しい気持ちです。申し訳ございません。 She isという場所自体は2021年3月末をもって、現状の形での運営を停止いたしますが、培われてきた精神性は、受け取ってくださったひとりひとりによってこれからもあらゆる場所に引き継
恋愛する人がマイノリティとなり、現在とは異なるかたちの男女のパートナーシップが一般化した近未来の世界を描いた『ルポルタージュ‐追悼記事‐』も話題となった漫画家・売野機子さん。現在のマジョリティ・マイノリティが逆転した社会が描かれ、当たり前となった価値観に対し異なる角度から考える視点を投げかけると同時に、人と人との関係で生まれる多様な感情の尊さが際立つ作品です。売野さんの作品で描かれる、さまざまな感情を抱えながら誰かとの関係性の中で少しずつ変化し、自ら選択をしていく登場人物たちを見ていると、「自分らしさ」は誰かとの関係性から浮かび上がってくるものなのでは、と気づかされます。 今回は、売野さんの作品を愛し続けているライター・翻訳家の野中モモさんが聞き手となり、「自分らしく?」をテーマにお話を伺っていただきました。今月の特集のメインビジュアルに寄せていただいた双子の女の子のイラストのお話をはじめ
好きだけど、私よりも好きな人がいるかもしれない。好きな気持ちをうまく表現できない。そんな思いに悩まされて、友だちに堂々と話せなかったり自信を持てなかったりする人は多いと思います。自分のための「好き」なのに、どうして誰かと比べて、苦しくなってしまうのでしょう。 ファッション、アート、映画、苔や鉱物と、好きなものが多岐にわたる伊藤万理華さん。アイドルグループ乃木坂46卒業後は、俳優として活動しながら2度個展を開催し、「好き」を表現し続けています。しかし、そうした活動にたどり着くまでには、様々な葛藤があったそう。「自分を見失わないために、“好き”を自分から発信することを忘れたくない」と伊藤さん。軽やかに踊るようにたたずみながらも、客観性と主観性のいいバランスで自身の情熱を見つめる伊藤さんに話を聞いた、『出会えた“好き”を大切に。』調査隊コラム4回目です。 言葉では表現できないものに興味がある。
個人の在り方は多様化し、都会では「どんな生き方でも肯定されるべき」という風潮が広まりつつあります。しかし、実際に「結婚適齢期」と言われる年齢を迎えても「おひとりさま」を楽しんでいる人に対する社会の目は、肯定的なものでしょうか。親世代から脈々と続く、「人生の物語の平均を歩むべき」という圧力が、いまだに私たちに無言で迫ってくる場面も少なくありません。 映画『私をくいとめて』の主人公・黒田みつ子は、31歳・独身・恋人なし。休日にはひとり焼肉に挑戦するなど能動的に「おひとりさま」ライフを謳歌しています。彼女が「おひとりさま」を楽しめる理由、それは脳内で「A」という相談役と対話をしているから。些細な日常の出来事から、爆発寸前の怒りまでみつ子のあらゆる思いをAが受け止めてくれます。そんな彼女が恋をして、他者との関係に一歩踏み出していくーーその様は、女性たちがぶつかる葛藤をありありと描いています。 今回
音楽界で最も権威のある賞『グラミー賞』。2020年はビリー・アイリッシュが主要4部門を独占したことでも話題になりましたが、そのビリーからも慕われ、2019年に続き2年連続で司会を務めたアリシア・キーズは、アーティストでもありながら、アクティビストとしても知られています。 自らの楽曲を通じてコロナ禍で苦境の中にある人にエールを送ったり、Black Lives Matterの動きと連動する発信を行うほか、自分に正直に生きるためにノー・メイクアップ・ムーブメントを立ち上げ、音楽業界で女性も公平に活躍できるための活動「She is The Music」を立ち上げるなど、数え切れないほどのアクションを行っている彼女。今回She isでは、今年10月7日に約4年ぶり7作目のニュー・アルバム『ALICIA』を発表したタイミングで、変化を恐れず、一歩先を歩きながら、軽やかに導いていく力強さを持つアリシアの
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 1990年代から写真家として活動し、「わたしの身体はわたしのもの」という主張を、表現を通じて発信し、多くの女性たちに勇気を与えてきた長島有里枝さん。昨年出版された著書『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトヘ』では、1990年代にHIROMIXさんや蜷川実花さんらと共に「女の子写真」と称された新しい写真潮流に対し、大学院で学んだフェミニズム理論を駆使した「異議申し立て」を行いました。アート棚だけではなく、社会学やフェミニズムの棚にも並び、多くの女性の手に届いた同著。「写真」を通して長島さんが行う問題提起は、私たちが毎日の暮らしの中で当たり前だと思って飲み込んでしまっている違和感に置き換えられ、気づ
ジェーン・スーさんによるエッセイ集『これでもいいのだ』の発売に際して、She isではスーさんに「年齢」にまつわるさまざまな疑問をインタビュー(「ジェーン・スーに聞いた、年齢と女性と社会をめぐるモヤモヤのあれこれ」)。あわせて、読者の方々からお悩みを募集し、そちらに対してスーさんに答えていただいたものをこの記事では紹介します。 「明日のほうがきっとよくなる」という予感を得ることは、人によっては、あるいは時と場合によっては、かんたんなことではないかもしれません。でもここに登場するお悩みとそれに対するスーさんの答えを読んでいると、きっとなにかしら身に覚えがあることが見つかり、能動的に希望を見つけ出してみようかな、と気持ちになれるのではないかなと思います。では、お悩み相談のはじまりです! ~お悩み・質問はこちら。答えやいかに?~ Q.「若いこと=価値がある」という風潮に違和感がある Q.漠然と3
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 年齢を重ねることについてどう感じ、なにを考えますか。10代、20代、30代、40代……どの年齢にもそのときどきで経験できることや感じられることがあり、それが自分自身を形づくっていきます。自分の過去を振り返ることはできるけど、未来はどうなるかわからない……そう思ったときに、「私の私による私のためのオバさん宣言」などの言葉を著書『これでもいいのだ』で書かれるなど、40歳を過ぎて女性として生きることについて、明るく鋭くアップデートされているジェーン・スーさんにお話をうかがいたいと考えました。 この日におうかがいしたのは、「年齢」を主なトピックとしながら、「キャリアを重ねるときに、できないことを克服するのか、自分に合ってい
誰かの生きる姿勢や活動を見て、思わず応援してしまいたくなったことは、ありませんか。その相手は身近な人だったり、手の届かない距離で輝く存在だったり、さまざまだと思いますが、応援したり、されたりすることは、お互いに少なからず力を分け与えあって、日々の足取りを軽やかにしてくれる糧になるもの。 She isとネスレ日本“キットカット”によるコラボレーション企画<わたしが応援するあの人たち。そこから生まれる景色。>では、She isのGirlfriends8名が、応援したいと思う個人を紹介。それぞれが、同じ時代に、共に頑張りたいと思える人たちと対話を行なっていきます。 連載最終回となる今回登場してくださったのは、コラムニストの山崎まどかさん。『アメリカン・スリープオーバー』『タイニー・ファニチャー』をはじめ、日本未公開の映画を中心に上映・配給などを行ってきた「Gucchi's Free School
She is 読者のみなさま、こんにちは。自炊料理家として活動している山口祐加です。まずは白湯でも飲んで、読みはじめてみてください。お茶がなくとも、白湯で十分ほっとできます。 料理研究家でなく「自炊料理家」ってなんぞやという話ですが、わたしの仕事は「料理する人を増やす」をモットーに、料理初心者や苦手な人向けに買い物のしかたから残り物の使い方までお伝えすること。外食や中食など食の選択肢が増える中でも、自分で作ってみたいと思っている人をサポートするのが役目です。 さて、今回の記事では「セルフケアとしての自炊」をテーマに3つほどレシピをご紹介していきます ・「菜っ葉のオイル蒸し」の記事はこちら ・「菜の花の茹で上げ」「丸ごと焼きピーマン」の記事はこちら 200円の贅沢「鶏ガラ汁麺」 家で過ごす時間が増えた今、「時間はかかるけど手間がかからない料理」を作ってみるのは」いかがでしょう。例えば、味付け
「STAY HOME」という言葉が世界中で呼びかけられるようになって、はやくも2か月経とうとしています。家のなかで過ごす時間が増えることで、あらたに見えてきた発見もあれば、同じ日々の繰り返しにふと心が塞いでしまう瞬間もあるのではないでしょうか。そうしたときに、同じ部屋のなかにいても目の前の景色が変わって見えるような、少しでもわくわくして感じられることを明日の予定に加えてみたら、流れていく日々にアクセントがつき、塞いでいた心に光が差し込んでくるような気持ちになれるかもしれません。 Girlfriendsたちに「家でしていること」について聞いてみたところ、その答えはさまざまでした。ひとりひとりが日々のなかで見つけた、毎日を心地よく乗りこなすための工夫をご紹介します。また、仕事や環境などさまざまな理由で外出をしている人は、家や安心できる場所にいられる時間だけは心地よく感じられるように、短い時間で
こんにちは。グラフィックデザイナー・イラストレーターの惣田紗希です。栃木県の南部に住んでいます。町を囲む山々は美しくて眩しいツヤツヤの新緑であふれていて、ものすごい勢いと密度で咲いているツツジやモッコウバラを見かけると、身を埋めたい衝動に駆られます。社会がどれだけ混乱していても、自分の過ごしている時間が伸びたり縮んだりしているように感じても、きちんと季節は巡っている。そういうことを忘れないでいたい。 みなさん調子はいかがでしょうか。わたしは4月頭ごろまで正直うつに近い状態でした。ウイルスや政治がもたらす混乱や不安に、個人的なかなしいことが相乗して参っていました。日々刻々と変化はしているけど国民の生活や医療の現状への想像力が足りていないと感じる政府の対応や、大きな進展が見られない会見に振り回されたり、情報を追うのもしんどい。仕事は世に出ることなく延期になる案件が続き、仕事や金銭面の不安が増し
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 朝起きて証券アプリを開き株式市場を眺めてみる。3月19日、KOSPI(韓国総合株価指数)が1400台に大きく暴落した韓国株式市場は恐怖に怯えたが、再びぐんぐん成長し4月中旬現在、1800台をキープしているところだ。IMF危機の際、金(Gold)を集める運動が起きたように、コロナ時代の蟻投資家(個人投資家のことを例えた表現)たちが懸命に国内の株を買い集め、下落するKOSPIの株価を守り抜いているそうだ。これを株式市場では「東学蟻運動(1894年に起きた「東学農民運動」に例えている)」と呼んでいる。しかしこれが本当に株価を守るための動きなのか、投資ではなく投機のためなのかは把握することができない。 価格が瞬く間に決まる
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 何を信じていいかわからない!情報が溢れる時代の、メディアとの付き合い方 無いとは言えない偏向報道や情報操作、不安や対立を煽るデマにフェイクニュース……。本当かどうかいちいち調べる余裕はないけれど、せめてざっくり見極めて振り回されずに暮らしたい。政治1年生としてニュースを追うようになった長田&かんが、情報のエキスパートに取材。「新聞を読みなさい」では済まないネット時代に改めて身に付けたい、「使える」メディアリテラシーについて教えてもらいました。 ※この鼎談は2019年12月に収録し、記事化にあたり、コロナ対応等について加筆修正を行いました。 <前回までのおさらいはこちら> 政治音痴のための7.21参院選 長田杏奈&か
<Where do I belong?(私の居場所はどこ?)>。Rina Sawayamaさんの1stアルバム『SAWAYAMA』の収録曲“Chosen Family”はそんな一言から始まります。 1990年に新潟で生まれ、4歳の時にお父さんの転勤でロンドンに移住したRinaさんは、両親の離婚後もお母さんとロンドンに残り、13歳の時から音楽制作を開始しました。ケンブリッジ大学卒業後から本格的にアーティスト活動を始め、モデルとしても多くの世界的な雑誌に登場。2019年にはTBS系『情熱大陸』で密着されました。 大学で人種差別的な言動を受けたというRinaさんは、LGBTQのコミュニティと出会い、居場所を見つけることができたのだそうです。自身が家族だと思っているクィアな友人たちに捧げられた“Chosen Family”では、<We don’t need to be related to rel
誰かの生きる姿勢や活動を見て、思わず応援してしまいたくなってしまったことは、ありませんか。その相手は身近な人だったり、手の届かない距離で輝く存在だったり、さまざまだと思いますが、応援したり、されたりすることは、お互いに少なからず力を分け与えあって、日々の足取りを軽やかにしてくれる糧になるもの。 She isと“キットカット”によるコラボレーション企画<わたしが応援するあの人たち。そこから生まれる景色。>では、She isのGirlfriends8名が、応援したいと思う個人を紹介。それぞれが、同じ時代に、共に頑張りたいと思える人たちと対話を行なっていきます。 写真家として、また、キャスティングや展覧会のキュレーションを通して、個人の魅力を伝え続けている小林真梨子さんが紹介してくれたのは、映画監督の枝優花さんと、バンド・羊文学のギターボーカル、塩塚モエカさん。分野は異なれど、同世代のつくり手と
She is Safe Projectをたちあげます 大切なみなさまへ まずはじめに、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方々に心よりお悔み申し上げます。そして、現在闘病中の方々のご回復をお祈りしています。 たくさんの方々が、日々不安な気持ちで過ごしていることと思います。ひとことで「不安」といっても、その言葉のなかにもさまざまな感情があると想像します。どんな不安や感情もなかったことにはならず、その大きさや小ささの優劣はありません。いま抱えているさまざまな感情や考えを、どうか責めることなく、ないがしろにすることもなく、大切にされてくださいね。 いまは不安に感じていない人がいたとして、ずっとその状態でいられるかも誰もわかりません。なぜなら世界のほとんどの人が、2020年に目に見えないウイルスが広まって、外に出ることが誰かの命の存続にかかわり、世界中が混乱に陥るだなんてことを想像していなかった
今年1月にエッセイ集『これでもいいのだ』を上梓したジェーン・スーさん。1月28日(火)に、東京・有楽町で刊行記念のトークイベントが行われました。ゲストは、盟友・土岐麻子さん。お二人はスーさんの会社員時代から親交があり、2015年にはスーさんが土岐さんのアルバム『Bittersweet』のコンセプト・プロデュースも担当。同世代ということで、親の近況から、これまでのジェンダーロールを受け継いではいけないという話など、「これからの40代」はどう生きるかについて大いに盛り上がりました。今回はそんなトークの様子をお届けします。 現実は思っていた未来とちょっと違う。もっと大人になると思ってました。(ジェーン・スー) スー:突然ですけど、土岐さんは背中のハミ肉とか気になります?(笑) 土岐:そうですね、後ろから写真を撮らないでほしいとは思いますね(笑)。 左からジェーン・スーさん、土岐麻子さん スー:わ
わたしたちはなんだってできる。 90年代のパンクシーンに現れたライオット・ガール SNSがなかった時代に始まった、草の根から始まった大きな革命 She isでは、特集テーマをもとに選曲したプレイリストをSpotifyで配信中。1月の特集テーマ「これからのルール」では、ライター・イラストレーターとしてさまざまな媒体で海外のガールズカルチャーなどを中心に執筆されるほか、zineをつくりつづけているaggiiiiiiiさんが、ライオット・ガールをテーマにコラムとプレイリストを寄せてくださいました。 2014年にzine『KAZAK』で「OUR GENERATION/アワ・ゼネレーション』と題しフェミニズムがテーマの号をつくった aggiiiiiiiさん。そこでも触れられていた、1990年代にアメリカのパンク・シーンに登場したライオット・ガールたちが主張した「もっと好きに生きていい」という考えは、
私は香港の取材をするにあたってテレビやインターネットを通じてしか見てこなかった景色に飛び込んだ。現地で知り合った年の近い女性達とでデモに参加したり警察から逃げる中で、メディアを通して見ていた現象そのものの中にいた。香港に滞在する中でもっとも有意義で貴重な経験の一つに「法を破った」ことが挙げられる。 2019年10月31日に尖沙咀(Tsim Sha Tsui)で勃発した衝突で、火のバリケードを作り始めた人々 香港での反政府デモが活発になっていく中で一時期施行された「覆面禁止法」(現在は裁判所の違憲判断で廃止)。街や地下鉄にある防犯カメラから個人を特定されることを日頃より抗議者達は恐れており、デモに参加するほとんど全員がマスクを着けた状態で抗議活動へ参加する。香港政府は2019年10月の始めにデモ隊の沈静化を図り、議会での審議を通さないまま条例を制定することができる「緊急状況規則条例」を使い、
和田彩花は悩みながらも勇敢だ。「これからは自分の表現を大切にしたい」 敏感だから生み出せるものがきっとある「freeplus YELL project」 日々の出来事にゆれ動く心や、そのときどきにうつろってゆく身体。強さとは、ぶれず傷つかないタフさを持つことのように感じたりもするけれど、柔らかいものほど折れにくいように、ざわめき、たゆたう感覚を保ったままだからこそ得られる、しなやかな強度がきっとあるはず。 今回She isでは、敏感肌研究から生まれたスキンケアブランド・freeplusがおくる「freeplus YELL project 2020」とコラボレーション。敏感な感受性を肯定し、一歩先へ踏みだそうとする人の背中を優しく押すこのキャンペーンと連動し、柔らかな感覚を持ってそれぞれの道を歩む3名の女性にインタビューを行います。 お話を伺ったのは、自身が信じるアイドルのあり方を体現するた
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 2018年にゲイ男性・サムソン高橋さんと「結婚(仮)」をした能町みね子さん。最新作『結婚の奴』は、サムソンさんとの結婚に至るまでのプロセス、そして二人の生活を綴った私小説。こちらの刊行を記念して、能町さんとジェーン・スーさんのトークイベントが12月22日に日比谷コテージで行われました。 選択的夫婦別姓や同性婚を求めるアクションが活発な今、従来の「結婚」は窮屈だと感じている人も多いのではないでしょうか。それでも人が「結婚」を選ぶのは一体なぜ……? 結婚について考え抜き、新しい形の結婚生活を実践しているお二人のお話は、結婚したい人もしたくない人も考え中の人も、必見です。 完璧な結婚式に行って、再度結婚に打ちのめされる。
She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 人は、その個人が持っている「言葉」で世界を捉えています。ならば、その人をつくるルールというのは、「言葉」でつくられているのではないか。だとすると、自分のなかの「言葉」の幅をどう広げ、どのように使っていくのかということが、その人の生きていくルールをつくっていくのかもしれません。 She isの1月特集「これからのルール」では、最果タヒさんに詩を書いていただき、佐々木俊さんがデザインをした「詩の水筒」をつくりました。多くの人がSNSを使い、「見られている」状況で言葉を発信することが当たり前になったいま、「わかりやすい言葉」や「他人が定義づけた言葉」をそのまま使ってしまうことも少なくない状況において、自分の言葉で語る人が
社会運動ってちょっと怖い? 社会学者に声を上げるコツを聞きました 趣味とか仕事とか忙しいし、できれば政治はプロにお任せしたい。でも、税や法に不満や不安が募ったり、日々の暮らしの雲行きまで怪しくなったときはどうすればいいの? 前回の取材で、「黙っていてもエライ人の思うツボ。社会を変えるには、騒ぐことが大事」と学んだあんな&かん。これまで大人しく生きてきた私たちが、危険な目に合わずに効率よく主張を聞き入れてもらうにはどうすればいいの? 騒ぎ方のプロ……すなわち「社会運動」の研究者である富永京子先生に、教えてもらいました。 <前回までのおさらいはこちら> 政治音痴のための7.21参院選 長田杏奈&かん(劇団雌猫)が緊急取材 政治1年生のための消費税。長田杏奈&かん(劇団雌猫)が経済学者に取材 教えてくれるのは 「社会運動、研究するけど参加はしない」 富永京子(とみなが きょうこ) 富永京子 19
1976年、大阪府生まれ。 2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』が第137回芥川賞候補に。同年、第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、短編集『ウィステリアと三人の女たち』など著書多数。『早稲田文学増刊 女性号』で
消費税に関してあふれる疑問。気鋭の経済学者にぶつけました。 7.21の参院選を前に付け焼き刃で勉強してからはや4か月。選挙で“争点”と言われていた「消費税10%」が、サクッと導入され、1万円の買い物をしたら1000円の消費税を払わなければならない年の瀬がやってきた。そんな中、「消費税の増税は既定路線」と今さら教えられた長田&かん。政治も経済もよくわからないけど、「消費税10%にあげていい?」って民意問われた記憶がないのに、どんどんお金抜かれるのひどくないですか? 使い途、どうなってるんですか? 今からでも止められませんか? あふれる疑問を、気鋭の経済学者にぶつけました。 教えてくれるのは 「都合の悪い経済学者」 松尾匡(まつお ただす) 松尾匡 1964年、石川県生まれ。立命館大学経済学部教授。専門は理論経済学。著書に『この経済政策が民主主義を救う』(大月書店)、『ケインズの逆襲、ハイエク
She isの特集「よそおうわたし」のインタビューにも出ていただいた和田彩花さんをゲストにお迎えしたトーク企画が、10月に行われたカルチャーフェスティバル『NEWTOWN』で開催されました。テーマは「自分で選ぶこと、決めること」。15年間在籍したアンジュルム及びハロー!プロジェクトを卒業し、これまでと環境が一変した和田さん。「私の未来は私が決める」と表明し、周りと自分と対話をしながら強くしなやかに歩みを進められている中で、無数の選択と決断を和田さんはどのように積み重ねているのでしょうか? She is編集長の野村由芽がモデレーターを務め、前半はトーク、後半は参加者ひとりひとりに持参いただいた「今の私を形作る一冊」の紹介と交換会を行いました。30人限定という小さな空間で生まれた親密なやり取り、すこしでもその温度と喜びを共有できたらと思います。 自分で進んでいきたい道を選んで、それを口に出せた
田嶋陽子さんは、討論バラエティ『ビートたけしのTVタックル』への出演で高い知名度を得た、日本を代表するフェミニストだ。時は1990年代、平成がはじまったばかりのころ。フェミニストがどういう人なのか、フェミニズムがなんなのかまったく知らなかった当時のわたしも、この番組でのやりとりを面白おかしく見ているうちに、「フェミニスト=田嶋陽子」と同義語のようにすり込まれていった。そしてそのイメージは、世間一般にも深く浸透した。 なにしろキャッチーな存在だったのだ。おかっぱヘアにメガネの組み合わせ、低く落ち着いた声できっぱりと物申し、相手があのビートたけしでも一歩も引かない。議論に熱くなっているときの険しい表情と同じくらい、「ガハハ」という擬音語がしっくりくるビッグスマイルも印象的だ。誰とも似ていない強いキャラクターは、テレビが絶大な影響力を持っていた時代、圧倒的な拡散力でもって日本中に広まった。その人
我慢ならない言葉がある。 「女らしい」シルエット。「女らしい」色づかい。一匙の「女らしさ」。 気になるのは「女」ではない。「らしい」の方だ。 「あなたらしいね」と言ってもらうときには、よほどの嫌味でない限り褒められていると思っていいだろう。「あなたをあなたたらしめる明確な要素が存在し、それが正しく現れ、あなたがあなたである状態を強化していて、いいね」。私はどう考えても「私」である、と思えるのは素晴らしい。私がきちんと正しく「私」に見えるのなら、それに越したことはない。私は私であるためにひどい目に遭ったり、いやいやながら努力したり、ときには妥協したり、やや盛ってみたり、色々あってようやく私になったのだから。 しかし代入されるのが「女(または男/以下略)」になった途端、この「褒められ」はにわかに不安定になる。「女を女たらしめる明確な要素が存在し、それが正しく現れ、女が女である状態を強化していて
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