今日は処女膜について書きます。 かつてベストセラーになった西丸 興一先生の「法医学教室の午後」(朝日文庫)の中に「約束」と「美しい業を見た」いう小話があります。 ストーリーは読んでのお楽しみということで割愛させていただきますがそこでのキーワードは「男の純情」と「女性の過去」です。 時々処女膜再生の御依頼があります。 その中でも印象深かったのはもうずいぶん前になりますが彼氏との御来院で膣縮小まで御希望される方でした。。 不可解な手術の御依頼の組み合わせなのでなぜそのようなことを御希望されるのか尋ねると「彼に出会う前にレイプされて処女を失ったので元の体にもどりたい」とのことでした。 あまりもの痛々しさにしばし言葉を失いました。 おそらく彼も彼女も悩み苦しみぬいて御来院されたのだと思います。その時はつまるところをお互い気にする処女性が精神的なものである故、彼がすでにあなたの事を愛しているなら肉体