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円安とは
souxouquit.hatenablog.com
そもそも、パンダやトキと同じ絶滅危惧種をスーパーで大量販売している状況って、どこかおかしくありませんか? 消費者は、この狂騒の片棒を担いでいるのみならず、真犯人ともいえる存在なのではないでしょうか? 「一の丑」の日に土用の丑の日はウナギの旬でも何でもないという記事をアップしたばかりですが、反響も大きく、また、調べているうちに大変な事実も判ってきたので、こりゃ来年の夏まで待てない!と思い立ちました。 週末にやってくる「二の丑」に向かい、駆け込み需要喚起に躍起になっているスーパーの喧騒などを憂い、再びの緊急提言です。 2014年11月現在の国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載状況 【出典】水産庁 ウナギをめぐる状況と対策について 夏の土用をターゲットに半年前から蠢く闇 追跡「うなぎ」のアジア闇ルート(NHK 特集 2016年12月) ウナギ密輸の実態を暴く(WEDGE REPORT
熱心な読者の方から、「そろそろウナギを書いて欲しい」とリクエストされました。忸怩たる思いをグッと堪えつつ、「一の丑」である本日、ウナギについて少し書きたいと思います。 そもそも「土用の丑の日」とは 「土用の丑の日」には何故ウナギを食べる? ところでウナギの旬はいつなのか 天然ウナギの旬は秋~冬 養殖ウナギには旬はない ますます希少になる天然ウナギ ニホンウナギは絶滅危惧種 養殖モノと全く異なる天然モノの味わい 天然モノを喰うべきか喰わざるべきか、それが問題だ そもそも「土用の丑の日」とは 「土用」というのは、季節の変わり目にあたる立夏・立秋・立冬・立春直前の、約18日間を言います。ですから、「土用の丑の日」とは、「土用期間中に訪れる丑の日」のことです。2017年の土用の丑の日は、具体的には以下のとおりです: 1月26日 4月20日 5月2日 7月25日 8月6日 10月29日 今年は夏に土
「石をも噛み砕く歯を持つ魚」イシダイは、コリコリした歯ごたえと、ほのかな磯の風味を持った、まさに夏の白身魚の王者です。 西日本では良く知られた魚 鮮やかな縞模様は老成して消える 人懐っこい人気者 旬 栄養成分と効用 イシダイを選ぶポイント ぬめりに注目 エラの色 美味しい食べ方いろいろ 刺身 煮物 揚げ物 焼きもの ポワレ 西日本では良く知られた魚 北海道以南の浅海、および南シナ海沿岸など日本各地にいるが、特に西日本沿岸に多く見られます。沿岸域の岩礁帯に棲息し、暖流の影響を受けた浅い海に多く分布します。 成熟した個体が春先から群れで南下し、4~7月ごろ南日本で産卵します。ふ化した稚魚は流れ藻について表層を漂い、動物プランクトンなどを食べながら育ちます。河川などの汽水域へも進入することがあります。 幼魚は、堤防の周辺や海水浴場などでも観察できます。全長3~4cmくらいに達すると生活の場を海表
これから旬を迎えるイワガキ。生食が絶品です。 先ずマガキとの違いを認識しよう 食べ応えたっぷりなイワガキは、夏の味覚の王様 今や全国に流通するイワガキ イワガキ養殖の草分け「隠岐いわがき」 海のミルクの秘密 おいしくいただくために押さえるべきポイント 選び方 調理法 生食 蒸しガキ カキフライ 炊き込みご飯 先ずマガキとの違いを認識しよう 牡蠣と呼ばれる仲間の中で最も一般的なのはマガキ(真牡蠣、[英] True Oyster)で、世界でも一番多く食べられています。日本で流通してるマガキは、ほぼ全て養殖もので、広島県、宮城県、岡山県産が多く、また、韓国などからの輸入品も相当量あるようです。 マガキは秋口(September)から入荷し始め、冬に旬を迎え、春(April)に終了します。「Rのつく月は食べられる」と言われるのは、5~8月が産卵期にあたり、味が落ちるからです。 【出典】www.ya
イサキは、初夏の代表的な魚。 「梅雨イサキ」は非常に旨いのですが、水温が下がる秋から春は、まるで別の魚のように味が落ちます。これほど旬がはっきりした魚も珍しいです。 肉食で、夜行性で、鍛冶屋殺し 漁獲量は安定的に推移 ブランドイサキもあり升 値賀咲(ちかさき) 長崎いさき | 長崎県 紀州いさぎ 和歌山南漁業協同組合 腹に張りのある大きな個体を選ぼう 刺身と塩焼きが基本だが、他にもいろいろ旨い 刺身 焼き物 ポアレ 煮つけ 潮汁 皮のサラダ 白子煮 その他 肉食で、夜行性で、鍛冶屋殺し イサキ(伊佐木、伊佐幾、鶏魚)は、スズキ目 イサキ科 コショウダイ亜科 イサキ属に属します。 「イサキ」という標準和名は、礒に棲む「磯魚」(イソキ)、幼魚の縞に因んだ「班魚」(イサキ)に由来すると言われます。「伊佐木」「伊佐幾」は当て字です。また、背鰭がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることから、「鶏魚」と
マアジは暖かい海を好み、北海道南部から東シナ海までの浅瀬や湾内から深海にいたるまでに広く生息しています。日本では昔からもっとも馴染みのある魚で、釣りの対象としても人気があります。 回遊性のマアジは瀬付いて脂が乗る 一年中どこかで水揚げされるマアジ 漁獲量は安定的に推移 いろんな料理で楽しみましょう たかがアジと侮るなかれ! 全国に存在するブランドアジたち ごんあじ [旬:5~6月、10~11月] 旬あじ(ときあじ)[旬:4~8月] 野母んあじ(のもんあじ) [旬 4~6月、10~12月] 関あじ(せきあじ)[旬:3〜10月] ブランド化の闇! 認定返上に至る偽装が発覚!! 岬あじ(はなあじ) 回遊性のマアジは瀬付いて脂が乗る アジ科の仲間は30属150種もいると言われますが、一般にアジと言えばアジ科 マアジ属のマアジ(真鯵)の事を指します。 腹は光彩を放つ銀色で、体長は40cm程になります
白く透明で美しいスタイルから「渚の貴婦人」と形容されるキス。江戸時代から見舞いや祝い事にやりとりされ、鱚という漢字のとおり、お目出度い魚でもあります。 特に東京では、天種としてなくてはならない素材の一つで、冷凍物、鮮魚ともに入荷の多い魚です。中でも鮮魚は、年中高値で取引されています。 清楚で美しいキスは今や希少 近海に棲息する肉食性の魚 選ぶポイントとさばき方 料理の万能魚! 上品な味の秘密 生で刺身 汁もの 焼き物 揚げ物 清楚で美しいキスは今や希少 名前の由来としては、清楚・淡白な魚という意味のキスゴ(「生直(キス)」+魚名語尾「ゴ」)と呼ばれていた語尾の「ゴ」がいつしか省かれ、キスという名で定着した、という説が有力です。 キスは、スズキ目 スズキ亜目 キス科の魚類の総称ですが、市場では一般に、キス科キス属の「シロギス」のことを差します。 日本の沿岸にいるキス科キス属には、シロギス(S
アオリイカはイカの王様と呼ばれ、数あるイカの中でも最も旨いとされています。 また、自分より大きい魚にも攻撃するアオリイカは、脳が非常に大きく「魚介の霊長」と呼ばれるほど賢い生き物でもあります。危機回避能力に優れ学習能力も高く、捕獲が難しい点で釣り人にも人気です。 賢く好戦的なイカれた生態 冬場を除きほぼ周年で漁獲される 僅かしか流通しない国内モノ 様々な名で呼ばれるアオリイカ 旨みも食感もイカしてるぜ 調理法も万能と言っていい 生食 沖漬け、ルイベ 天麩羅 イカリングのフライ 墨汁 一夜干し その他 賢く好戦的なイカれた生態 アオリイカは、ツツイカ目 開目亜目 ヤリイカ科 アオリイカ属。寿命は1年です。 春〜夏にかけて、海藻や岩の隙間に、一ヶ所に固めて寒天質の卵鞘(らんしょう)を産みつけます。卵鞘内のバクテリアが魚の嫌いな物質を出し、卵が食べられる事はありません。夏になると孵化し、体長数c
2017 - 04 - 04 サワラ 春の季語ともなっているサワラですが、産卵後の夏場を除き、ほぼ一年中旨い魚です。 呼び名とその由来 スマートな体形で、「狭い腹(さはら)の魚」が語源と言われています。 春に外海から産卵のために瀬戸内海沿岸に入り込むことから、関西では古くから「はるのさかな(鰆)」と書いたようです。 地方によっても呼び名がそれぞれで、カマチ( 壱岐 )、グッテリ(香川)、アカキュウベイ(三重・静岡)など。それだけ愛されていた旨い魚だということでしょう。 また、 出世魚 でもあります。関東では、50㎝前後・1kg以下をサゴチと呼び、サワラはそれ以上を差します。また関西では、50㎝前後・1kg以下をサゴシ、50~70㎝・1~2.5㎏をヤナギと呼び、サワラはそれ以上の大物を差します。 生態と旬 5~6月にかけ、直径1.5~2㎜というサバ科の中でも特に大きい卵を産卵します。産卵数は
2017 - 03 - 28 ホタルイカ ホタルイカ は、和名も「 蛍烏賊 」ですが、英名も「firefly squid 」といいます。 発光のメカニズムは未だ解明されていないようですが、神秘的に光るこの小さな一年魚を、人々は洋の東西を問わず昔から愛でていました。 晩春の季語にもなっている ホタルイカ は、春の味覚としても魅力的な食材です。 身投げする ホタルイカ の大群は 特別天然記念物 世界には、40種類ほどの ホタルイカ の仲間が確認されています。日本近海では、 鳥取県 、 兵庫県 、 京都府 、 福井県 、 富山県 など 日本海 全域、特に 兵庫県 と 富山県 で多く水揚げされます。 相模湾 、 駿河湾 、外房など一部の太平洋岸でも揚がりますが、量は多くありません。 ホタルイカ は、日中は水深200~600mの深海に生息していますが、夜になると海面近くまで浮上します。産卵するのは、
2017 - 03 - 13 初鰹 江戸時代の俳句に 目には青葉 山 ホトトギス 初鰹 というのがあります。この句は、春~初夏の浮き立つような気分を詠んだ見事なものですが、裏を返せば、当時の「初鰹」が如何に人気だったかを物語っています。 新鮮なものが大好きで「初モノ」には目のなかった江戸っ子は、 「まな板に 小判一枚 初鰹」 「女房を 質に入れても 初鰹」 と言われるほど高価な(一説によると1匹10万円もしたとか)初鰹を食べるのが、最高の「粋」だったようです。 太平洋を回遊するカツオ カツオは、南の海で生まれ、19~23℃程度の暖かい海を好みます。「遠洋カツオ漁」は、ほぼ一年中(船のメンテナンス期を除く2月~11月にかけ)行われています。早いものだと2月のうちに「初鰹」として魚屋さんに並びますが、一般には日本の沿岸で獲れた「近海モノ」を初鰹と呼ぶことが多いようです。 季節回遊魚であるカツオ
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