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ノーベル賞
tiaokumura.exblog.jp
2009年は「雑誌の休廃刊が相次いだ年」としても記憶されるかもしれませんね。多くのジャンルの雑誌(ゲームやアニメやファッション関係はどうだったんでしょう)でのその現象は、日本出版界がデフレスパイラルに巻き込まれた象徴のよう。こないだの朝日新聞朝刊1面トップに出版業界の不振が載ってましたよね。こういう記事が1面トップに来る国であることがまだ救いですが(大岡信が朝日新聞に連載していたのも今は懐かしい思い出です)、今日のお昼のNHKラジオのニュースで僕にはショックなニュースがあった。日本の大手製紙会社2社が海外に生産拠点をシフトしたとかいうニュース。こっからはボクの素人考え(幻想)ですが、やがて紙の海外依存までもが当たり前の時代になったある日、突然某国中心のカルテが発効して紙の禁輸がなされ日本への輸出がストップ。「オイルショック」ならぬ「ペーパーショック」。戦後の出版の話などを読むと、紙配給制?
編「外国につながる子どもたちの物語」編集委員会 まんがみなみななみ 『まんが クラスメイトは外国人 多文化共生20の物語』 2009年4月10日初版第1刷 明石書店 1200円+税 本書、私のような日本語教師には待望の書である。 本書の「20の物語」の主人公と「つながる外国」(国籍または出身国・地域または関連国・民族)はそれぞれ、ディエゴ(ブラジル)・ユヘ(在日韓国人3世)・リカルド(ボリビア)・フォン(ベトナム)・ネブローズ(クルド)・ブライアン(フィリピン)・ソフィーラ(カンボジア)・アリ(イラン)たち。彼ら・彼女らの共通点は、自ら選んで主体的に日本に来た(いる)わけではないこと、絶対的少数派(マイノリティ)であるがゆえの差別や偏見にさらされていること、だろうか。学校に行きたい・日本にいたいと希望してもさまざまな困難がある。アイデンティティをどこに見出せばいいのか五里霧中である。日本人
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