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衆院選
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2023年の私的「ベストミュージック」 投稿日 2023-12-30 Author TOKION EDITORIAL TEAM MUSIC 発見する 2023年に発表された作品から「TOKION」ゆかりのアーティスト・執筆陣が年間のベスト・アルバムを紹介する。音楽家・渋谷慶一郎が選ぶマイベスト5。 長引くコロナ禍の収束を感じながら幕開けした2023年。揺り戻しから、街は以前の活気を取り戻したようだった。一方で、続く紛争や事件、流行り廃り、AIとNI……多くのトピックを巻き込みながら、日常の感覚にあらゆる変化をもたらした。 そんな2023年に生まれたたくさんの素晴らしい作品群から、ベスト・アルバムを音楽家・渋谷慶一郎が紹介する。 渋谷慶一郎 東京藝術大学作曲科卒業。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ 、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションまで多岐にわたり、東京・パリを拠点に活
投稿日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー後編。ほぼ前人未踏だったと言っていい実験的ターンテーブル奏者としての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com ギターもターンテーブルも今まさに最高のプレイができる——前編のインタビューで大友良英はそのような手応えを語っていた。『Sol
投稿日 2023-12-21 Author 小林英治 MOVIE 観察する 12月15日に公開となったアキ・カウリスマキ監督の6年ぶりとなる新作映画『枯れ葉』。主演を務めたアルマ・ポウスティに、監督の演出術や制作の現場などについて尋ねた。 フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキ監督が、引退宣言を撤回して作りあげた新作『枯れ葉』が12月15日(金)より公開中だ。カラオケバーで出会った女と男は、名も知らぬまま惹かれ合い、約束を交わすが、不運な偶然と現実の過酷さに幾度もすれ違う。労働者にとって厳しい社会と戦禍の絶えない世界に対し、ささやかな連帯と音楽や映画への愛とユーモアをちりばめ、おとぎ話のようなラブストーリーを通して、人間にとって本当に大切なものを問いかける。つましい生活を送りながら生きる喜びを求める芯の強い現代の女性像を見事に演じたアルマ・ポウスティに、監督が込めた作品への思いを聞いた。
投稿日 2023-12-26 更新日 2023-12-27 Author 細田 成嗣 MUSIC 観察する 35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英インタヴュー前編。ギタリストとしての活動を中心に話を訊く。 大友良英 1959年生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽を作り続け、世界中で活動する。映画音楽家としても100作品以上の音楽を手掛ける。震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、現在に至るまで様々な活動を継続している。福島を代表する夏祭り「わらじまつり」改革のディレクターも務める。 https://otomoyoshihide.com 1980年代後半からライヴ活動を本格化させ、35年以上にわたって唯一無二のキャリアを築いてきた音楽家・大友良英。インディペンデントなノイズ
投稿日 2023-12-21 Author Kana Yoshioka LIFESTYLE 観察する 路傍の編集人、都築響一が手掛ける向島の美術館「大道芸術館」で、大衆・昭和・性をテーマにアートの真髄を知る。 都築響一 都築響一 1956年、東京都生まれ。作家、編集者、写真家。1989年から91年にかけて美術選集『アート・ランダム』にて『アウトサイダー・アート』と『アウトサイダー・アートⅡ』を出版し、欧米のアウトサイダー・アートの動向をいち早く日本に紹介。現在に至るまで、独自の視点で世界各国のアウトサイドに属するアート、ファッション、民俗など幅広く紹介し続けている。これまでに昭和のラブホテル、世界の地獄アートなど、長年追い続けてきた数々の出版書籍は、年代、人種を超え多くのコアなファンを持つ。現在は大道芸術館のキュレーションを行う他、自身が発信するWEBメディア「ROADSIDER’s we
投稿日 2023-11-17 Author おぐらりゅうじ LIFESTYLE 冒険する テレビ東京の開局60周年を記念した「テレ東60祭」内でのイベント「祓除」について、大森時生と梨の2人に話を聞いた。 テレビ東京の大森時生(左)と梨(右) 大森時生(おおもり・ときお) 1995年生まれ、東京都出身。一橋大学卒業。2019年にテレビ東京へ入社。2021年放送の『Aマッソのがんばれ奥様ッソ』でプロデューサーを担当。『Raiken Nippon Hair』で「テレビ東京若手映像グランプリ」優勝。その後『島崎和歌子の悩みにカンパイ』『このテープもってないですか?』『SIX HACK』を担当。Aマッソの単独公演『滑稽』でも企画・演出を務めた。 X(旧Twitter):@tokio____omori 梨 作家。ネット上で数多くの怪談を執筆。2021年の『瘤談』が大きな話題となる。2022年に初の書
投稿日 2023-10-27 Author 柴崎祐二 MUSIC 育てる ミュージシャン、鈴木慧がこれまでの経歴や音楽活動の変遷、今回のリリースのきっかけなどを語る。 鈴木慧 鈴木慧(すずき・さとし) 1958年7月、東京生まれ。1977年以来の現役ライブハウス・ミュージシャン。担当楽器はジャズピアノだが、好む音楽はソウルミュージック。従って出来上がる音はAOR。 http://litera.in.coocan.jp/tealive.htm 鈴木慧。1980年代からソロ音源を制作し、これまで幾枚かのアルバムをリリースしてきた、「シティポップアーティスト」。今もなお現役パフォーマーとして活動し、コンスタントにライブ演奏を行う都会派ミュージシャン。そのように紹介したとしても、実際のところ、彼の名前にピンとくる読者はごく限られているだろう。それもそのはず。鈴木慧は、これまでのキャリアの中でヒット
投稿日 2022-01-18 更新日 2022-03-02 Author 大石始 MUSIC 観察する 日本の原風景や歴史をもとに作品制作を行う音楽家・冥丁が新作『古風II』をリリース。特異な音楽を生み出すその哲学をひもとく。 冥丁は現在この列島で活動する音楽家の中でも特別な人物の1人である。彼が現行エレクトロニック・ミュージックの領域で活動する音楽家であることは間違いないが、小唄や純邦楽の音源や日本の伝統楽器を用いてノスタルジックな情緒を描き出すスタイルは唯一無二。そこには凡百の和風アンビエントとは異なるディープな感覚が宿っている。 冥丁 一方で、冥丁はどこか謎めいたところのある音楽家でもある。ネット上にも限られた本数のインタビュー記事がアップされている程度であり、彼自身、SNSで自身の思想を積極的に発信しているわけでもない。そのため、彼の音楽世界の背景にあるものの多くはいまだ語られてい
投稿日 2023-07-28 更新日 2023-08-13 Author 伏見瞬 MOVIE 観察する 宮﨑駿による10年ぶりの新作映画『君たちはどう生きるか』を批評家の伏見瞬はどう観たのか。 宮﨑駿監督による10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)が7月14日に公開された。事前の宣伝活動を一切行わないことも話題となり、公開から10日間で観客動員232万人、興行収入36億円を突破し、好調なスタートを切った。一方でネットではさまざまな考察記事がアップされるなど、多様な解釈ができる作品となっている。本作を気鋭の批評家の伏見瞬はどう観たのか。コラムを依頼した。 ※記事内には映画のストーリーに関する記述が含まれます。 ©2023 Studio Ghibli 論評が増える 『君たちはどう生きるか』とは、「増える」と「崩れる」によって形成されたアニメーションである。 宮﨑駿
投稿日 2023-07-21 更新日 2023-07-25 Author 宮崎敬太 MUSIC 発見する 音楽家の250はなぜ韓国の大衆音楽・ポンチャックをテーマに選んだのか。映画『母なる証明』から〈MAD DECENT〉、YMOまでさまざまな話を交えながら250の創作源を探る。 250(イオゴン) 韓国の音楽プロデューサー。2011年からヒップホップのトラックメーカーを始める。2014年から〈BANA〉に所属し、自身の制作と並行してBOAやNCT、ITZY等K-POPの作曲も行う。2022年8月デビューしたNewJeansの楽曲プロデュースも手掛けている。韓国大衆音楽の根底に潜む「ポン(뽕)」を探究し続け、2022年3月にアルバム『Ppong』を〈BANA〉からリリースした。 NewJeansの「Attention」「Hype Boy」「Ditto」を手掛けた音楽プロデューサーの250(
投稿日 2023-05-31 更新日 2023-06-28 Author imdkm MUSIC 育てる ニュー・アルバム、『e o』をリリースしたceroの高城晶平と荒内佑にその制作の過程について話を聞いた。 ceroの荒内佑(左)と高城晶平(右) ceroの新しいフェーズを感じさせるニュー・アルバム、『e o』。リズムやグルーヴの世界を探求した『Obscure Ride』(2015年)や『POLY LIFE MULTI SOUL』(2018年。以下『PLMS』)から一転して、アンビエントやポスト・クラシカル的な響きを湛えた、静謐(せいひつ)でありながら緊張感に満ちたアルバムだ。 メンバー3人のソロ活動やシングルリリースもあったし、ライヴをコンスタントに行ってきたこともあって、5年のブランクがあっても決して停滞は感じさせなかった。しかし、『e o』に耳を傾けると、5年の間に、このバンドが
投稿日 2023-05-25 更新日 2023-06-18 Author おぐらりゅうじ LIFESTYLE 思い切る 『Aマッソのがんばれ奥様ッソ!』や『このテープもってないですか?』を手掛けたテレビ東京の大森時生インタビュー。 テレビ東京の大森時生 大森時生(おおもり・ときお) 1995年生まれ、東京都出身。一橋大学卒業。2019年にテレビ東京へ入社。2021年放送の『Aマッソのがんばれ奥様ッソ』でプロデューサーを担当。『Raiken Nippon Hair』で「テレビ東京若手映像グランプリ」優勝。その後『島崎和歌子の悩みにカンパイ』『このテープもってないですか?』を担当。Aマッソの単独公演『滑稽』でも企画・演出を務めた。現在は5月18日に放送開始の新番組『SIX HACK』を手掛ける。 Twitter:@tokio____omori 「悩める奥様たちをお助けする」をテーマに芸能人を一
ランジャタイ国崎和也インタビュー 投稿日 2023-03-31 Author てれびのスキマ/戸部田誠 LIFESTYLE 遊ぶ ランジャタイ・国崎和也へのインタビュー。後編ではバイト時代の「魔の部屋」や『お笑いの日』のダイアン津田とのコラボ、漫☆画太郎の影響、これからの芸人人生について。 ランジャタイの国崎和也 国崎和也(くにざき・かずや) 1987年富山県生まれ。2006年に伊藤幸司とお笑いコンビ、ランジャタイを結成。2021年『M-1グランプリ』決勝出場。趣味は漫画。特技はバスケットボール危険物取扱者乙種第4類免許を所持。 Twitter:@ranjyatai_staff Instagram:@ranjyatai_staff YouTube:@user-xj3kn9yc5b https://grapecom.jp/talent_writer/ranjyatai/ お笑いコンビ・ランジ
ランジャタイ国崎和也インタビュー 投稿日 2023-03-30 更新日 2023-03-31 Author てれびのスキマ/戸部田誠 LIFESTYLE 遊ぶ ランジャタイ・国崎和也へのインタビュー。前編では子供時代の話から、バイト時代の同僚のおじさん、相方・伊藤幸司や芸人仲間との出会い、そして憧れのダウンタウンとの共演について。 ランジャタイの国崎和也 国崎和也(くにざき・かずや) 1987年富山県生まれ。2006年に伊藤幸司とお笑いコンビ、ランジャタイを結成。2021年『M-1グランプリ』決勝出場。趣味は漫画。特技はバスケットボール危険物取扱者乙種第4類免許を所持。 Twitter:@ranjyatai_staff Instagram:@ranjyatai_staff YouTube:@user-xj3kn9yc5b https://grapecom.jp/talent_writer/
投稿日 2023-02-16 Author 草野虹 MUSIC 観察する Spotify Japanの音楽部門担当・芦澤紀子に2022年のランキングについて聞く。 世界で4億8900万人以上のユーザーが利用するオーディオストリーミングサービスSpotifyが発表した2022年のランキングをもとに、2021年からの変化、藤井風の世界的ヒット、日本のボーイズグループの台頭など、日本の音楽シーンの現状を、Spotify Japanの音楽部門担当・芦澤紀子に聞いた。 Spotify Japanの芦澤紀子 芦澤紀子 Spotify Japan 音楽企画推進統括。ソニーミュージックで洋楽・邦楽の制作やマーケティング、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)で「PlayStation Music」の立ち上げに携わった後、2018年にSpotify Japan入社。 ——まずSpotifyとし
投稿日 2023-01-12 更新日 2023-01-18 Author 天井潤之介 MUSIC 観察する 注目のUKバンド、ブラック・ミディのヴォーカリスト/ギタリストのジョーディ・グリープへのインタビュー。 ブラック・ミディのメンバー。左からモーガン・シンプソン、キャメロン・ピクトン、ジョーディ・グリープ ここ数年の活況を見せる英国のロック・シーンにおいて、ブラック・ミディ(black midi)がその最前線を走るフロントライナーの筆頭であることは誰もが認めるとおり。古今東西のジャンルからインスピレーションを得た創造性あふれる音楽アイデア、それを具現化する高い作曲能力と演奏スキル、その表現力とどれを取っても頭一つ抜けた存在であり、この夏にリリースされた彼等のニュー・アルバム『Hellfire』はそのことをあらためて強烈に印象づける作品だった。 そしてそんなバンドにあって、とりわけ強烈な
2022年の私的「ベストミュージック」 投稿日 2022-12-31 Author 藤川貴弘 MUSIC 発見する 2022年に生まれた聴き逃がせない音楽を「TOKION」ゆかりのアーティスト・執筆陣がガイドする。音楽家・渋谷慶一郎が選ぶマイベスト5。 終息に至らないコロナや大国による軍事侵攻、歴史的な円安などなど。2022年に刻まれた様々な出来事は、私たちの日常のありかた・感覚に少なくない変化をもたらした。しかし、そんな変動の時代の最中においても、音楽は変わらず鳴り続け、今年も素晴らしい作品がいくつも生まれた。その中でもとりわけ聴き逃せないベストミュージックを、音楽家・渋谷慶一郎が紹介する。 渋谷慶一郎(しぶや・けいいちろう) 音楽家。1973年、東京都生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、2002年に音楽レーベル ATAKを設立。代表作は人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』(20
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