かぼちゃの馬車の一件以来、不動産購入のための融資は厳しさを増す一方といった状況です。スルガ銀行はもちろん、これまでサラリーマンの方への融資を積極的に行っていた金融機関も、次第に融資基準が厳しくなっているのを感じます。 かつては当然だった「フルローン」「オーバーローン」という言葉も死語になりつつあり、購入価格の2割+諸費用の拠出で残額の融資が受けられるなら十分だ・・というような状況にもなってきました。 1億円の物件を買うためには、3千万円近い現金を実際に拠出するということですから、物件購入のハードルは相当上がったと言えます。 そんな中、注目を集めつつあるのが「日本政策金融公庫」です。 実は金融公庫は、ぼくが14年前に不動産投資をスタートさせる際に初めての融資を受けた金融機関ですし、今でも継続的な取引があります。 今日は、知っているようで知られていない、公庫のお話をしていきましょう。 ■公庫と