福島第一原発で出た汚染水について、海洋放出に反対する「海の日アクション」と同じ7月17日の夜、福島県郡山市内で市民と経産省・東電との意見交換会が行われました。海洋放出したい経産省と反対する市民たち。どちらの話に理があるかを読んでみてご判断いただければと思います。(文・写真/ウネリウネラ牧内昇平) 意見交換会は17日午後6時半から郡山教組会館でスタートしました。「国・東電と住民との説明・意見交換会を郡山で開く会」という市民グループの要請で実現したものです。主催発表によると約80人が参加しました。政府・東電側の代表者は、経済産業省資源エネルギー庁・参事官の木野正登氏と、東京電力リスクコミュニケーターの佐藤暢秀氏でした。 前半約30分間が経産省と東電からの説明でした。今月6日の会津若松での意見交換会と同じく、東電の佐藤氏は冒頭で(定型句ではあるものの)「謝罪」をしました。経産省の木野氏からの謝罪