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こんにちは! 藤井雅範です。 リアル店舗の売上をアップさせるコンサルタントです。 このブログでは主に、“VMD”という「見せることでお客さんに店舗の価値を伝える」手法、に関して書いています。 お客さんが笑顔になって売上につながる、そんな風にお客さんとの交流を楽しみながらお仕事できたら素敵ですよね〜 今朝、近畿地方で地震がありました。 久しぶりに緊張が走った長めの揺れ。 棚の上の額やトロフィーが落下しました。 阪神大震災は経験しているけれども、喉元すぎればなんとやら・・・ ちょっと反省です。 今回の地震でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。 『売上』を分解すると 売上を改善するにはたくさんの方法があります。 下の表の中のどの項目をあげても売上は上がる。 『売上』というものを分解すると、『客数』✕『客単価』・・・全ては掛け算だから。 『客数』を分解すると『入店客数』と『購買率』になりま
残念なお店 実は7月に芦屋でセミナーに開催する予定にしていました。 探し出したお店は芦屋の少し山手にある、まるで一軒家のようなカフェ。 ロケーションは最高、店内のムードも良い、料理やドリンクやコストも申し分ない、広さも充分。 スケジュールもバッチリ空いていた。 だけど、やめました。 ここでやっても、良いセミナーにはならないと思ったから。 このお店ではいつもプロジェクターで映画を流しています。パーティやイヴェントにどうぞ、ともうたっている。 だからボクのセミナーにもうってつけだ、と思ってました。 しかし・・・ 『やったことないからわからない!?』 打ち合わせは担当者がいないと出来ない、担当者は留守電入れても掛け返してくれない。 何度か留守電を入れるとやっとかかってきました。 電話口でプロジェクターにパソコン繋げるか?って聞くと「やった事ないからわからない」 マイクも繋げるか?って聞くと「それ
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 一昨日の記事、「ファッションは楽なビジネスである」 昨日の記事、「ファッション業界内で戦っている場合じゃない・・・」 2つとも沢山の反響をいただきました。 引き続き同じテーマで書き進めてみますね。 大切な一枚の洋服、あなたにはありますか? 「一枚のブラウスを愛おしく思う」 「一枚のセーターに思い出がありすぎて捨てられない」 「大切な機会に着たい一枚のジャケットがある・・・」 ファッションを楽しんでいる人にはそんなとっておきの一着があります。 それは単なる洋服ではなく、感情の深い部分とつながっている大切な思い入れのあるもの。 あなたにもそんな一着はありますよね? 残念な現状・・・ 「安く買ったから、着なくても捨てれば良いや!」 「着ないかもしれないけど、安いから買っておこう」 「サイズが不安だけどセールでお得だから買っておこう・・・」 残念ながら、そんな
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 ファッションは楽なビジネス、そう思います。 ファッションの流行にはサイクルがありますよね? 繰り返されるのです。 もちろん多少の進化はある。 でも算盤や電話の進化ほど早くない。 昔の流行が、それほど形を変えずに繰り返される。 考えてみると、楽なビジネスと言えます。 なのになぜ、アパレルは不況などと言われているのでしようか? ファッションの着こなし方を優しくお伝えできればもっと仕合わせになる人が増えると思います。 そして、すでにクローゼットにたくさん持っているのに、さらに買い足してくださる。 考えてみるとファッションほど楽なビジネスはあまりみあたらない、そう思うのです。 通信機器の場合 例えば、「通信機器」を考えてみましょう。 電話が出る以前は、「飛脚」と呼ばれる人が手紙を運んで、そのやり取りで通信していたわけです。 その後、電話が開発されました。当時は
講演を聞いての嬉しいレポート 先日、大量のレポートが届きました。 ある企業様の社内研修で講演させていただいたときの感想を書いてくれたものです。 全てのレポートに目を通させていただきました。 実はボク自身にとって、たくさんの気づきや学びがあったんですよ。 少しだけ紹介させていただきますね。 ノウハウを聞くだけのセミナーなら必要ない ボクは“VMDに関するセミナー”を依頼されました。 ですので、VMDに関するノウハウを学ぶ場、と思われて参加された方は多かったようです。 しかし、レポートで頂いたコメントには次のようなものもありました。 『研修をする側になったときのネタの作り方、ネタの持って行き方がとても参考になりました』 『自分も人にそれだけの熱意を持って話ができるように、広い視野と熱い思いを持って仕事をしていきたいなと感じました』 『プレゼンの仕方・話し方も踏まえ、私にはすごく刺激を得られる研
昨日は、いけばな教室に参加しました。 もう五回目。 毎回気づきが多いです。 昨日気づいたこと。 それは、いけばなは“四季を楽しむこと”ということです。 内藤正風家元によるレッスン 昨日は「ヤブサンザシ」という枝を使いました。 枝に、葉と実がついています。 実は緑から赤へ色づいていたもの。 葉も緑から少し赤〜茶へ色づいています。 いわゆる“紅葉”ですね。 内藤正風家元はこんなことをおっしゃっていました。 『紅葉というものは、実は葉っぱの持つ元々の色が出てきたものです。 元々の素性の色が紅葉した色で、それ以前の緑色は栄養の色なのです・・・』 へぇ、そうだったんだ。 勉強になります。 更にはこんな言葉も。 『このヤブサンザシのように紅葉している枝の実や葉は落ちやすい。 その落ちてゆく様を観るのもまた、いけばなの楽しみなのです・・・』 たしかに実際に生けていくうちにも、実や葉は落ちてゆきます。 そ
VMDコンサルタントの藤井雅範です。 ボクが学んでいるエクスペリエンス・マーケティングではコースによって演劇のエクササイズがあります。 マーケティングのお勉強なのにどうして演劇?と思いませんか? それは主宰の藤村正宏先生がかつて演劇のお勉強をしていたから(笑) でも本当にマーケティングに演劇は役立つんです。 演劇の中には「脚本」「演出」「演技」と大きく3つのパートに分けて考えることが出来ますね。 その中でも今日は「脚本」を描くことに注目しましょう。 「脚本」=「シナリオ」です。 VMDでも「シナリオ」が大切なんです。 VMDでのシナリオ VMDを企画する場合のシナリオを考えてみましょう。 大きな構成は「誰に」「何を」「どのように伝えて」「どうして欲しいのか」という順番です。 最後の「どうして欲しいのか」という部分。 結論としては「売上をアップさせたい」ということが考えられるかと思います。
モノが良ければ売れていた時代の終焉 『モノさえ良ければ売れていた時代』 たしかに過去にはそんな時代がありました。 しかし今はどうでしょう? 『モノだけではない、お店やブランドの価値』 それを伝えることが大切な時代になってきています。 『安くて良いモノ』はもう標準装備。 それだけならAmazonでワンクリックで買える時代だから・・・ 『売り手』という立場を離れてみること では『モノだけではない、お店やブランドの価値』はどのように伝えていけばよいのでしょう? ヒントは、『売り手』と言う立場を離れることです。 『自分の商品を売る』、という行為から『お客様の暮らしを素敵にする』という行為に興味を持ってみてはいかがですか? そんな思いで、お店やブランドのビジネスを考えてみるのです。 あなたが今までお洋服を扱っていたのならば、更にそれを素敵に見せる物もビジネスになるかもしれません。 例えば美容に関する
『この物語は1970年の8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終る。』 村上春樹さんの“風の歌を聴け”に出てくる一文です。 文面通り、この小説は夏のストーリー。 海辺の街に帰省した大学生が過ごす18日間のお話です。 たまらなくビールが飲みたくなる小説でもある。 だからボクは毎年8月8日になると、バルコニーに椅子を持ち出しこの小説を読む。 夕方の涼しい風に吹かれながら、冷たいビールと一緒にね・・・ 先日行われたエクスペリエンス・マーケティングの塾生限定のセミナー。 その名も「エレメントE」。 エクスマの要素を抽出したとも言える場です。 実験的な試みであり、より革新的な発見がある。 先日のテーマはなんと『BUNGAKU!』だからね。 マーケティングのセミナーなのに・・・ いつもはサラリーマン塾生である石川直樹さんが書いてくれているエクスマフラッシュ。 当日の模様をブログに書いて
売れなくなってきている。 今までのロジックやテクニックが通用しなくなっている。 それがわかっているのになかなか変えることができない、どう変化すればいいのかわからない、そう思っていませんか? 売ろう、売り込もうとすればするほどお客様は逃げていきます。 “欲しい”と思っていただけない。 なのに、身近なオシャレな友達が持っているものや、オススメするものなら欲しくなってもらえる。 そんな時代ですよね。 今は個人で容易に発信できるようになった。 地域や国境を越えて、何時でもコミュニケーション出来るのです。 会社単位の売り込みよりも、個人の影響力に対して対価を支払いやすくなっている・・・ 奇跡のような集い 昨日は、エクスペリエンス・マーケティングを学ぶ、塾生限定のセミナーが行われました。 30名限定で、募集当日に即満席に。 奄美大島から、北海道から、わざわざこの日のために塾生が集いました。 その限られ
昨日参加したセミナー、その名も『エレメントE』 エクスペリエンス・マーケティングを学ぶ塾生限定のセミナーです。 場所はエクスマの秘密基地ともいうべきスタジオ。 予定していたキャパを超え、総勢27名の参加となりました。 オープニングからヤバイ! オープニングはイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』 ボクの大好きな曲。 しかもアレンジに趣向を凝らしたライヴバージョン。 いきなり鳥肌モノです。 その曲とともに藤村先生が登場して、いきなり本質的な話題へ。 ホテルカリフォルニア 曲中にあるフレーズ 『So I called up the Captain Please bring me my wine He said, we haven’t had that spirit here since 1969』 『私はキャプテンに電話をかけてワインを頼んだ。 そしたら彼はこう言った。 「1969年からそのよ
同じファッション業界にいながら、年代も専門分野も違う二人。 ボクと野田大介さん。 野田さんはファッション通販のアドバイザー。 同じエクスペリエンス・マーケティングを学ぶ仲間であり、THE FLAGのコメンテーターである点もボクと同じ。 そんな野田さんと『レッドウイング』をテーマにコラボブログを書いてみました。 読み比べると面白いかもしれませんよ! 野田さんのブログ↓
お洋服を扱っているのならば あなたのお店が、お洋服を扱っているのならば、お洋服のコーディネート方法を提案していますよね? だったら、あなたの売っているモノは、商品ではなくコーディネート能力だ、と考えてみましょう。 良いコーディネートを、どれだけ提案できたのか? これが売上に繋がると考えられませんか? コーヒー豆を扱っているのならば あなたのお店が、コーヒーの豆やコーヒーカップを扱っているのならば、朝飲むのに適したコーヒーの種類を、それを淹れるカップとともにセレクトしてさし上げることも出来ますよね? ココでもあなたの売っているものはセレクトセンス・コーディネート能力だと考えられます。 コーヒー豆とコーヒーカップをシーンによって提案できたか? これが売上に繋がると考えられるかもしれません。 インテリアを扱っているのならば あなたのお店が、インテリアも扱っているのならば、お客様のお部屋のイメージ
The FLAGというファッション特化したビジネスメディアがあります。 ボクもコメンテーターを務めさせていただいているのですが、あんまりコメントしていなくてゴメンナサイ! 今回のイシュー(論じるべきテーマ、のことです)はこうです。 「セレクトショップ2社に聞く ~ 売れる店であり続けるために今必要なこと ~」 こう題されたIFF(インターナショナル・ファッション・フェア)でのセミナーの内容から来ている命題。 それは『差別化するセレクトショップ。鍵はコミュニティ?それともオリジナル商品?』ということでした。 今、セレクトショップに行けば、おんなじようなスニーカーやおんなじような白いTシャツやおんなじようなバリスティック・ナイロンのバッグが目に入ってきます。 同質化してしまっていますよね。セレクトショップなのに・・・(笑) そんな状況の中で、お二人のお話しはとても興味深く、共感できる内容でした
先日、かつてアパレルメーカーで同じブランドにいた女性と久しぶりに会いました。 彼女は当時そのブランドの一番店と言われていたお店で販売を担当。 ボクはVMD担当として、毎週彼女のいるお店を訪れていました。 当時はそのブランドが急成長していた時期、良く働いたし良く遊んだ記憶があります。 顧客様とのエピソード 大人の女性に向けたブランド。 彼女より年上のお客様が大半を占める環境です。 若い彼女は、持ち前のキャラクターでお客様によく可愛がられていて、しっかり関係性を築けていたようです。 久しぶりに話しする中で、当時のこんなエピソードを聞くことができました。 ある日、彼女の顧客様である20台後半の女性がお店にやって来ました。 いつものように応対して、何点かの商品をご試着したそうです。 普段と変わらず会話を進めながら、やがてお買い物は終了。 その時、彼女の口からはこんな言葉が出たそうです。 『このあい
『店』の語源ってご存じですか? 一説によるとこういうことらしいです。 『店』⇒『見世棚』⇒『棚に並べて見せる・・・』ということだそうです。 『棚に並べてみせる』これってVMD(ヴィジュアル・マーチャンダイジング)と同義語とも言えるんじゃないでしょうか? すべてのお店にVMDを! 一般的にVMDというとファッションのお店だけに使われるようなイメージが有るかもしれません。 でも本当は、すべてのお店に該当するんですよ。 物を売っているお店は当然ですよね。 お洋服だけではなく、お菓子やケーキのお店、野菜や果物のお店にもVMDは有効です。 例えば野菜売り場の例。
セミナーでお話したり、研修でお話したり、学校で講義したり・・・ ボクには自分でお話する機会があります。 逆に、エクスマセミナーや、ファッション関係の方のセミナーや講演で、人のお話しを聞いたりする機会もあります。 改めて思うことは、誰が?どのように伝えるのか?ということに価値を感じるということです。 良い話、役立つ内容を話す人はたくさんいる・・・ ほんとうに良い話、ビジネスや人生を愉しむ上で役に立つ話をされる方は、実はたくさんいらっしゃいます。 でも、同じような話の内容でもスッと入ってくる場合と、全然入ってこない場合があります。 この違いはなんでしょうね・・・ 自分が知っていることを話したい! セミナー講師の方でも、自分が知っていることを話したい、話したい、話したいオーラが出ている方がいらっしゃいます。 聞いている方の都合や間合いに配慮できていない。 学びたかったら、ちゃんと聞きなさいよ!と
今日はファッションワールド東京でセミナーを行いました。 場所は東京ビッグサイトです。 日本だけでなく海外からも新しい商品との出会いを求めて、バイヤーたちがやってくる日本最大の展示会です。 会場にいらっしゃる方を拝見して改めて思いました。 『みんな、めっちゃオシャレやん・・・』 ファッションワールドという場だから当たり前なのかもしれませんが、改めてそう思いましたね。 それなのに、聞こえてくるニュースは暗い話題が多い。 ブランド閉鎖、スタッフ人員削減、事業の終了、閉店、ファッション業界は疲弊している・・・ さて、本当にそうなんでしょうか? どこを見ているの?誰を見ているの? ファッションワールド東京の会場ではもちろんですが、街を歩いていてもオシャレな人はたくさんいます。 東京だけでなく、地方に行っても確実にいらっしゃる。 みんなどこかでお洋服を買っているし、お洒落になりたいと思っている。 なの
同じようにお洋服を売っているお店なのに・・・ あなたはどちらのお店でお買い物がしたいですか? 商品の紹介 お客様にとって最良のものをお選んでくれるお店。 こちらがたくさん売り込みたいものをおすすめするお店。 商品の長所も短所も伝えられるお店。 商品の良い所しか言わないお店。 商品開発の裏話しを伝えられるお店。 商品開発のこ裏話しをスタッフが知らないお店。 フィッティングして似合わない服は売ってくれないお店。 似合わなくても売り込んでくるお店。 空気感 お客様にゆっくり過ごしていただこうとするお店。 精算が済んだお客様には居心地の悪いお店。 そこにいるだけで楽しくなれるお店。 用事が済めばスグに出て行きたくなるお店。 お店の雰囲気を高める音楽がかかっているお店 お店の雰囲気をぶち壊す音楽を流しているお店。 馴染みのお客様が店に気遣いしたくなるお店。 馴染みのお客様が偉そうにしているのを許すお
文房具の銀座itoya 東京は銀座にある、文房具の老舗『itoya』 そこの二階ではレターセットや便せん、ハガキ、封筒、ガラスペンやシール(封印)のための道具が揃っています。 更にはオリジナルの切手もある。 ありきたりではないレターグッズがあるだけではなく、実際に手紙を書くためのテーブルとデスクまで備えられて、自由に使える。 おまけに本物のポストまであって、その場で書いてスグに投函できます。 こんな環境では、レターグッズを買うためにitoyaに来た人でなくても、手紙を書きたくなってしまったりします。 つまり、レターグッズを提供している売り場ではなく、『手紙を送るという行為』を提供している空間というわけですね。 これって今のビジネスではとても大切なポイントです。 もともと需要なんて無いところから、見せ方で欲しいと思わせる事ができるのだから・・・ 手紙に需要なんて無い 実際に何かを伝えるだけの
ここ数日、沢山のMD(マーチャンダイザー)職の方とお話しする機会がありました。 マーチャンダイザーとは商品政策を企画し管理する人のこと。 ボクがお会いしたのは、アクセサリー、雑貨、ジーニング、レディスなどなどファッション関連のブランドのMDの方々です。 そんな中で感じたことがあります。 MD計画だけでは売上が作れない・・・ 以前は売上を作るためにはMD計画が大切だ、と言われていました。 (あっ、今も言われています 笑) 何をいつまでにどのくらい調達できるのか?〜どう陳列するのか?ということですね。 MD計画は“モノ”ベースの考え方です。 それは確かに大切なこと。 まずそれがありき、あとづけでVMD計画(見せ方、伝え方、空間演出)や販促計画(お客様との繋がり方)が作られる、という順番のブランドやお店が多かった。いや、未だにそれさえをもやっていないブランドも多い・・・ でもこれからは違うと思う
リアル店舗についていろいろ考えています。 リアル店舗の価値ってなんだろう?ってことです。 ただモノとしての洋服がほしいのならば、カタログでも買えるし、ECでも買える。 では、わざわざお出掛けてもらえるお店ってどんなお店だろうか? お洋服屋さんだとしてもそれだけではない。 そのお洋服と同じテイストの雑貨が置いてあったり、CDが置いてあったり、ステーショナリーが置いてあったり、本がおいてあったり、カフェがあったり・・・ そのお洋服を着た時によく合うインテリアデザインであったり。 そのお洋服を着て行きたい場所をイメージさせるディスプレイがあったり、音楽が掛かっていたり。 もちろんそのお洋服を素敵に着こなしたスタッフも居る。 それって、お客様がそこにいるだけで心地よいはず。 そこではお客様は五感でお店を愉しめる 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚にビンビン響く。 次から次へと連想ゲームのようにお客様のイ
会社やチームの中でアイディアを共有してプロジェクトを進めていくこと。 毎日の仕事は、こんな出来事の積み重ねかもしれませんね。 みなさんはどうですか? アイディアは直感で。共有はロジカルに。 なるべく心を開放させて、固定概念にとらわれないほうが良いアイディアが出ます。 そんな時には自分の直感が大切。 そして良いアイディアが浮かんだならば、チームや仲間に共有することが重要になってきますね。お仕事では・・・ そんな時には論理的に伝えることも大切なのです。 アイディアは直感で、伝えるときはロジカルに、ということ。 直感は大切、でもそれだけでは伝わらない 良いアイディアを持っているのに実現できないことってありませんか? そんな時は伝え方を工夫しましょう。 ロジカルシンキングにとらわれてばかりいては、良いアイディアは浮かびません! ただ、良いアイディアであればあるほど、中身に興味や自信が行き過ぎて、伝
お取引先からの電話 ずっと昔の話。 ボクがアパレルメーカーでVMDをしていた頃のことです。 時々、地方の卸先の専門店さんから電話がありました。 そろそろ祭りだから、来てくれませんか?という依頼の電話です。 ボクは別にお祭りのディスプレイをしていたわけではありません。 卸先専門店さんのお店の売上アップのために、ディスプレイ(VP,IP,PP)を魅力的に編集することが当時のお仕事。 なのに、どうしてお祭りだから来て欲しいと言われるのだろうか??? もう一つの疑問。 当時のそういった専門店は、店前通行量が極端に少ない立地のお店もありました。 商店街から離れている、普通の住宅街の中の一軒家的なお店も。 一時間、全くお店の前を誰も通らないこともあるような立地です。 そうしたお店からも「来て欲しい」というオファーがありました。 不思議だったのは、新規客なんか見かけたことがなかったということ。 いらっし
なぜ売れなくなったのか? ボクが以前経験した失敗談について書きますね。 過去にたくさんのブランドのデビュー、出店に携わりました。 おそらく40ブランド近い。 店舗数は300近いと思います。 大抵のお店は、オープンしてから順調に売上を計上していました。 しかし、オープン直後は良いものの、次年度からは売上を落とす店舗が増えてくる、という現象も経験するようになりました。 当時を振り返ってみるとこんな感じです。 商品・MD→世の中でよく売れているもの、キーワードを踏襲したものをふんだんに取り入れよう 店舗の内装インテリア→なるべく著名であったり、話題性のあるインテリア・デザイナーに依頼しよう ディスプレイ・表現→海外からの情報を基に、トレンドの見せ方・表現を取り入れよう オープン販促→目玉商品を用意して価格の安さを全面にアピール。オープン景気を演出しよう そういったブランドのデビュー・出店を、良か
人と違うからファッション ファッションというものは、人とは違った装いをしたいという側面がある。 もちろん昨年よく見かけた双子ルックや、中の良いグループでおんなじようなスタイルをするファッションはたくさんあります。 しかしそれも、そのグループ以外との人とは違った装いをしていたい、という表れなんじゃないでしょうか? 人とは違って見られたい、という思いがそこにはあります。 であるにもかかわらずファッションを生業としている企業は、コレクションや素材開発、カラー傾向も参考に、マーケットのトレンドを予測して商品開発したり、シーズンに入ればデータを検証して売れ筋を解読し追随するという作業に躍起になっているように思えます。 人と違って見られたいはずのファッションを、人とおんなじに見られたい様に売り出しているかのようです。 たしかに、あまり人とは外したくない、無難でいたいという人がたくさんいるのかもしれませ
新春エクスマセミナーでの気づき 昨日の新春エクスマセミナー。 ボクにとっては衝撃のオープニングでした。 それは藤村正宏先生の朗読。 作品はなんと村上春樹の『風の歌を聴け』。 ボクの大好きな小説です。 さすが藤村先生。 その朗読は、あたかも劇場で演劇を観賞しているような気分にさせてくれました! 今年のエクスマのテーマは『文化・芸術に触れよう!』 なぜ、文化・芸術に触れることがマーケティングやビジネスに役立つのか? 初めはボクも漠然とした思いでした。 しかし、藤村先生の朗読やセミナーを聞いてハッキリ気づいたことがあります。 それは文化・芸術に触れると表現が豊かになる、ということ。 例えば、村上春樹の小説では、こんな記述があります。 「一夏中かけて、ボクと鼠はまるで何かに取り憑かれたように25メートルプール一杯分のビールを飲み干し、“ジェイズ・バー”の床いっぱいに5センチの厚さにピーナッツの殻を
絶対だと思っていたものが崩れていく・・・ 今まで絶対だと感じていたもの、業界の常識、価値観、パワーバランス、そう簡単には変化しないだろう、少なくとも自分が働いているうちには・・・ 誰もがそんな風に思ってしまいがちです。 すぐには大きな変化は起こらないと。 しかしここ数年の状況を見ているとそうとも限らない。 実はそんなものはすぐに変化してしまう、ということが現実に起きています。 あなたの周辺はどうですか? 自分の好きなこと、楽しいこと、夢中になれることはなんですか? 昨日まで絶対だったものがある日突然なんの力も持たなくなったりすることが実際に起きています。 そんな中で、個人として信じられるもの、大切にするべきものはなんでしょうか? ボクは自分の感性や直感といった、極めて情緒的なものじゃないかと思います。 解りやすく言えば、自分の好きなこと、楽しいこと、夢中になれることと言えるかもしれません。
VMDコンサルタントの藤井雅範(ふじいまさのり)です。 購買率に着目しよう! 店舗での「売上」というものを分解して考えると、客数(お買い上げ客数)✕客単価(一人あたりの買上金額)になりますね。 そしてその“客数(お買い上げ客数)”をさらに分解すると、入店客数(お店に入っていただいたお客様の人数)✕購買率(入店されたお客様のうち、どれくらいのお客様が買ってくださったか?)になります。 今日はその“購買率(入店されたお客様のうち、どれくらいのお客様が買ってくださったか?)”について考えてみましょう。 いらっしゃるお客様の数が増えなくても売上は伸ばせる お店にいらっしゃるお客様の数は変わらない。 でも売上を伸ばしたいと思った時には、次の2つの方法が考えられます。 ●客単価(一人あたりのお買い上げ金額)を増やす ●購買率(入店されたお客様のうち、お買い上げされるお客様の確率)を増やす このどちらを
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